コロナのエコキュートでお湯が出ない原因や対処法について
記事公開日:2023年11月26日 / 最終更新日:2025年2月20日

コロナのエコキュートをお使いの方で、急にお湯が出なくなってしまったとき、どのように対処をしたらよいのか、どうすればお湯が出るのか、困ってしまうことがあると思います。
コロナのエコキュートでお湯が出なくなる原因には凍結や配管故障などさまざまな原因が考えられます。
ここでは、コロナのエコキュートでお湯が出なくなった時の原因や対処の方法などをご紹介していきます。
目次
コロナエコキュートで蛇口(混合水栓)からお湯が出ないときの原因
まずは、コロナのエコキュートで蛇口からお湯が出なくなる時の原因について、考えられるものを確認していきましょう。
凍結が原因
コロナのエコキュートでお湯が出なくなった際、冬の場合に一番考えられるのは「凍結」です。寒冷地などにお住まいの方は、冬の間、氷点下を下回るような日が続くと、エコキュートの配管が凍結してしまい、それが原因でお湯が出なることがあります。
配管の中には水が通っているため、寒い日が続くとエコキュートの配管内の水が凍ってしまい、お湯を出すことができなくなります。
半日ほど放置しておくことで、自然に解凍されてお湯が出るケースがありますので、まずは放置してみましょう。
急いでお湯を出したいという方は、ぬるま湯などで配管の凍結を温めると良いでしょう。
断水による原因
次に、断水が原因になっていることもあります。
地震などの災害で地域全体が断水になっている場合など、お湯を出したくても出せない状態になっていることがあります。この場合は断水が解除されるまで待ちましょう。
断水になっている場合、貯湯ユニットのお湯を非常用取水栓からお湯を取り出すことは可能です。その場合には、高温の湯となっているため、やけどには十分注意して利用しましょう。また、断水するときや、近くで水道工事などが行われる場合には、貯湯ユニットの給水専用止水栓を閉じておくことが必要です。
止水栓が閉じていることが原因
コロナのエコキュートには、給水専用止水栓(給水配管)がついており、給水専用止水栓を閉じていると、エコキュートからお湯を出すことができなくなります。
お湯が出なくなった時に凍結や断水が原因ではない場合、給水専用止水栓が閉じていないか、確認してみましょう。
一部だけでない場合は配管故障の可能性も
お湯を使おうと思ったときに、家の中の一部の蛇口からお湯が出ない場合には、エコキュートの問題ではなく、その蛇口の配管に問題がある場合があります。
例えば、キッチンだけからお湯が出ない場合、キッチンにお湯を送る配管が破損してしまったり、故障してしまったりしているケースがあります。この場合には配管の修理・工事などが必要になるケースがありますので、プロの業者に相談してみましょう。
コロナエコキュートでふろ自動運転ができない・止まるときの原因
コロナのエコキュートを使っていて、お湯は出るけど途中で止まってしまう場合や、ふろ自動運転ができない場合、故障か?と考えてしまいます。ふろ自動運転ができない場合の対処法や、原因についてご紹介していきます。
運転モード/沸上げモードの設定が原因
コロナのエコキュートには、「運転モード」という設定があり、運転モード/沸上げモードが「湯控えめ」「深夜のみ控えめ」「おまかせ省エネ」というモードに設定していると、お湯の貯湯量を低くしているため、お湯が足りない日が出てしまったり、湯切れをしてしまったりする場合があります。
この場合には、運転モード/沸上げモードを「おまかせ」に設定変更していただくことで、問題を解決できる可能性があります。
お湯を多く使用したことが原因
ふろ自動運転ができない場合や止まってしまう場合、原因の多くは、貯湯量が不足していることです。タンクの中にお湯が少ない場合、お湯が足りずに途中で止まってしまう場合があります。例えば、前日にいつもより多くの湯量を使ったことで、次の日に使う湯量が足りなくなっているというケースがあります。
この場合には、湯量を増やすことが必要になるため、「タンク湯増し」「沸増し」をする必要があるため、リモコンにて設定しましょう。
もし、頻繁に沸増しをしなければならないような状態が続くようであれば、運転モード/沸上げモードの設定変更も行いましょう。
お湯をほとんど使わない日が続くことが原因
貯湯量が少なくなることでお湯が出なくなるケースがありますが、お湯をたくさん使いすぎてお湯の量が少なくなるケースとは別に、長期間ほとんどお湯を使わなかった場合でも、次の日湯量が足りなくなるケースがあります。
ふる自動運転が途中で止まってしまう場合など、長期間お湯を使わなかったことが原因の可能性もあるため、故障ではありません。
設定時間が「0時間」になっている
ふろ自動運転の中でも、ふろ保温運転ができない場合の原因として考えられるのは、ふろ保温時間が「0時間」に設定されているケースです。ふろ保温時間が「0時間」に設定されているとふろ保温機能が作動しないため、「0時間」以外の時間を設定することが必要です。
フィルターの目詰まりが原因
エコキュートのお湯が出なくなる原因のうち、設定の問題や湯量の問題ではなかった時に考えられるのは、エコキュートのフィルターがゴミなどによる「目詰まり」を起こしていることです。フィルターの目詰まりが起こると、お湯が出なくなるケースがありますので、設定も問題なく湯量も問題ない場合には、フィルターの目詰まりも確認してみると良いでしょう。
エコキュートの故障が原因
設定でも湯量でも目詰まりでもない場合には、エコキュートの故障が考えられます。エコキュートの故障によってふろ自動運転ができない場合は、自分で対処することが難しいため、プロの業者に相談して見に来てもらうことがおすすめです。
コロナのエコキュートでお湯が出なくなった時の対処法
次に、コロナのエコキュートでお湯が出なくなってしまったときの対処法について確認していきましょう。
沸増しを行う
エコキュートのお湯が出なくなってしまったときや、ふろ自動運転が行えないとき、考えられる原因の一つに「湯量が足りない」ことが挙げられます。
湯量が足りなくなってふろ自動運転ができない場合や、湯切れを起こしてしまうときには、湯増しを行って湯量を増やすことが必要です。
湯量が足りないかどうかは、「貯湯量表示」を確認して、残湯量の目盛りが1つ以下になっている場合には、湯量が足りないと判断すると良いでしょう。この場合には、タンク湯増しを行うようにしてください。
エラーコードの解除
お湯が出なかったり、ふろ自動運転ができなかったり、エラーコードが表示されている場合には、エラーコードの解除が必要です。コロナのエコキュートで表示されるエラーコードには様々なものがありますが、エラー内容によっては自分で解決できないものもあります。その場合には、プロの業者に相談するようにしましょう。
コロナエコキュートのエラーコード一覧
フィルターの目詰まりを除去
お湯が出なくなる原因として、フィルターの目詰まりに原因がある場合には、フィルターの目詰まりを除去しましょう。ゴミが詰まっていることがあります。これらを除去してお湯が出るか試してみましょう。
リモコンの設定を変更
リモコンの設定として「運転モード/沸上げモード」が、お湯が少ない設定になっている場合には、「運転モード/沸上げモード」の設定を変更してみましょう。設定変更によってお湯が出るようになったり、湯切れがなくなったりする場合には、設定が原因だったと考えられるため、故障ではないでしょう。
シャワーが使えないときの原因や対処法
次に、コロナのエコキュートを使っていて、蛇口からのお湯は出るのに、シャワーが使えないという状況の方に、考えられる原因や対処法をご紹介していきます。
水圧と湯圧のバランスが悪い
エコキュートを利用していてシャワーからお湯が出ない場合、水の圧力とのバランスが悪くて出ない可能性があります。お湯と水が混合しあって設定温度のお湯が出てくるようになりますが、水の圧力が強すぎると、お湯と混合することが出来ずに水しか出てこないようになる場合があります。
水の止水栓を少し閉めるなどの調整も可能ですが、プロの業者にまずは相談してみましょう。
エコキュートの設定温度が原因
お湯の設定温度が単純に低いという場合があります。夏場から秋にかけてシャワーを利用する際にお湯の設定温度が低いままになっている場合があります。その場合、設定温度を変更するだけで問題は解決するでしょう。
シャワーヘッドが原因
エコキュートの問題ではなく、シャワーヘッドが原因になっているケースもあります。シャワーヘッドが不具合を起こしてお湯が出ない場合には、シャワーヘッドの交換が必要になります。このケースもプロの業者に相談してみるのが一番でしょう。
コロナエコキュートのエラーコード「H31」とは
コロナのエコキュートでお湯が出ない場合に、エラーコード表示が「H31」と表示されていると、沸き上げサーミスタが断線しているか、ショートしている可能性があります。この場合には、プロの業者に相談するか、販売店やメーカーなどに問合せしましょう。
コロナエコキュートのエラーコード「E24」とは
お湯が出なくなった際にエラーコード「E24」が表示されている場合には、注意が必要です。給湯ミキシング弁という弁の故障となり、修理が必要となります。これは貯湯タンク内の熱湯と水を混ぜて設定された温度に調整する機能なのですが、その部分が故障しているため、熱湯が出てくる場合があります。
コロナエコキュートのエラーコード「E25」とは
お湯が出ないとき「E25」というエラーコードが表示されていると、「ふろミキシング弁」の故障の疑いがあり、点検や修理が必要になります。
ふろミキシング弁は、浴槽に向けてお湯を供給する弁で、温度の調整をしています。この機能が故障すると、ふろ自動運転ができなくなります。
コロナのエコキュートの修理費用について
コロナのエコキュートに関して、修理をプロの業者に依頼する場合、状態や修理する部品によって異なりますが、17,000円ほど~75,000円程度となります。
ただし、業者によって費用が異なり、ヒートポンプの交換などの場合には、高額になるケースもありますので、まずは見積もりをもらうようにしましょう。
まとめ
ここまでコロナのエコキュートにおいて、お湯が出ない場合の原因や対処法についてご紹介してきました。コロナのエコキュートでお湯が出ない場合には、自分で解決できるものもあれば、プロの業者に修理を依頼しなければならない場合もあります。
お湯が出なかったり、水漏れが発生した場合には、すぐに、設置してくれた販売店への問い合わせや、修理のプロの業者に相談してみましょう。早急な対応が必要な場合もあります。
お問合わせ後の流れについて
お問い合わせいただいたら、まずはお電話で状況をヒアリングさせて頂きます。
その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
エコテックとは
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
- 関東・中部・関西の1都2府14県の全域対応
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オール電化(エコキュート・電気温⽔器・IHクッキングヒーター)、太陽光発電、
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