パナソニックエコキュートのエラーコード【H88】の原因や対処法
記事公開日:2023年12月26日 / 最終更新日:2025年3月17日

パナソニックのエコキュート利用中に、お湯はりができなくなっていませんか?その時にエラーコード【H88】が表示されている場合、「ふろ混合弁の異常」が原因かもしれません。ここでは、ふろ混合弁とはそもそもどのようなものか?なぜH88のエラーコードが表示されるのか、その原因や対処法などを詳しく解説していきます。
※パナソニックのエラーコード一覧は以下をご参照ください
目次
パナソニックエコキュートのエラーコード【H88】の症状や原因
まずは、パナソニックのエコキュートでエラー表示の内容が【H88】だったときの症状や原因を確認していきましょう。
エラーコード【H88】の症状
エラーコード【H88】の原因は、ふろ混合弁の温度の異常や、温度の不具合故障となります。
ふろ混合弁に異常をきたすと、お風呂を沸かすことができなくなります。ふろ混合弁のみの異常の場合には、シャワーや蛇口からのお湯は利用できるため、お湯はりだけができないケースとなるでしょう。
エラーコード【H88】の原因
パナソニックのエコキュートでエラーコード【H88】が表示される原因は「ふろ混合弁の異常」となりますが、直接的な原因はふろ混合弁が故障しているか、ふろ給湯サーミスターのコネクタ接続不良、ふろ給湯サーミスターの不具合や故障などが原因となります。
そのため、専門業者は以下のような内容を確認や処理をすることになります。
・ソーラシステムと接続確認、補修
・ふろ混合弁、給湯混合弁の湯側逆止弁のゴミ除去
・ふろ給湯サーミスターのコネクタ接続確認、補修
・ふろ給湯サーミスター(ふろ混合弁ユニット)の交換
エラーコード【H88】の対処法
次に、エラーコード【H88】が表示されたときの対処法について見ていきましょう。
まずはプロの修理業者に相談する
これまでご紹介してきたように、パナソニックのエラーコード【H88】は、ふろ混合弁の異常となり、ふろ混合弁を交換することが必要です。自分で交換することや修理することは避けた方が良いため、すぐに専門業者に相談しましょう。
メーカーや取り付け業者、エコキュートのプロの会社に連絡をして、一度状態を確認してもらいましょう。
プロが実施する施工内容(参考)
実際に、専門業者がふろ混合弁を交換する手順としては、一般的に以下のように行われます。症状によって異なりますので、あくまでも参考としてご確認ください。
1.エコキュートの電源を切る
2.止水栓を締める
3.減圧弁を上げる
4.混合弁を交換する
5.減圧弁を戻して止水栓を緩める
6.電源を入れる
7.水漏れがないか確認する
ただし、上記を行うためには熱湯が噴き出ても良いように事前に保護するなど、事前の準備がいろいろと必要になります。決して素人ができるという内容ではありませんので、ご注意ください。
ふろ混合弁とは?
エコキュートがお湯を作りお湯をそれぞれ蛇口やお風呂に送り込む仕組みとして、「混合弁」というものが利用されています。
お湯を蛇口に送る弁を「給湯混合弁」と言い、お風呂の方に送る弁を「ふろ混合弁」と呼んでいます。
つまりふろ混合弁とは、お風呂の方にお湯を送る弁となるため、エラーコード【H88】が表示されたときは、お風呂の自動沸き上げなどができなくなります。一方で給湯混合弁が故障しているわけではない場合は、蛇口やシャワーのお湯が使える状態になっています。
パナソニックエコキュートのエラーコード【H88】は自分で対処できる?
先述してきたように、パナソニックのエコキュートでエラーコード【H88】が表示された場合、原因はふろ混合弁の異常となり、修理や交換が必要になります。そのため、自分で部品交換しようと思う方もいるかもしれませんが、絶対にやめましょう。
理由としては、エコキュートの修理は手順を間違えると高温の熱湯が噴出して大やけどしてしまうことや、間違ったやり方でエコキュート本体が壊れてしまうというリスクがあります。
そのため、「ただ部品を交換するだけ」と安易に考えずに、専門家に依頼して修理してもらうことがおすすめです。
エラーコード【H88】の修理費用
エラーコードH88が表示された場合の修理費用について、結論から申し上げると、エコキュートの状態や不具合の内容によって費用は異なります。
また、修理してもらう業者や、交換する部品の費用によって修理や交換に関する費用は変わります。
一般的にはH88の修理・交換は、大体30,000円前後(エコテックの場合は16,500円~)となります。この費用を安く抑えようとして自分で修理・交換するのは危険なのでやめましょう。
パナソニックエコキュートの交換時期
エラーコード【H88】が表示されたとき、ふろ混合弁の故障の疑いがありますが、エコキュートを10年以上利用されている場合、エコキュートの寿命が近いことによってさまざまな部品が故障してきている可能性があります。
エコキュートの寿命は一般的に10年~15年ほどと言われており、その中でも貯湯タンクユニットは10年~15年、ヒートポンプユニットは5年~15年ほどと言われています。
10年ほど利用していると摩耗によりさまざまな部品が故障する可能性があり、H88以外にも頻繁にエラーコードが表示される場合、エコキュートの交換の時期かもしれません。
まとめ
ここまで、パナソニックエコキュートのエラーコード【H88】が表示されたときの原因や対処法、エコキュートの交換時期などをご紹介してきました。エラーコード【H88】が表示された場合、素人が自分で修理・交換することは難しいため、エコキュートを修理してくれる専門の会社に問い合わせをして相談することがおすすめです。
エコキュートを設置してくれた施工業者や、近くの専門業者に電話やメールなどで相談して対応してもらいましょう。
お問合わせ後の流れについて
お問い合わせいただいたら、まずはお電話で状況をヒアリングさせて頂きます。
その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
エコテックとは
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
- 関東・中部・関西の1都2府14県の全域対応
- 全メーカー対応
- 24時間365日受付 最短即日で訪問可
- 工事まで期間が空く場合はヒーターを無料で貸し出し(数量限定)
- 会社名
- 株式会社エコテック
- 連絡先
- 0120-396-651
- 業務内容
- 当社では以下のような点検、修理、交換に対応しております。
オール電化(エコキュート・電気温⽔器・IHクッキングヒーター)、太陽光発電、
蓄電池の施⼯・販売・メンテナンス・お家に関するエコリフォーム全般
- 所在地
- 【東京本社】 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-28-4 日本橋CETビル2F
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