パナソニックエコキュートでエラーコード【F15】が表示されたときの対処法
記事公開日:2024年1月30日 / 最終更新日:2025年2月20日

パナソニック製のエコキュートを利用している方の中で、エラーコード【F15】が表示されてしまった方は、ファンロックの異常が検知されている状況です。
しかし、ファンロックの異常というものがどのようなものなのか、エラーコードを解消するにはどのようにするべきか、そもそも「ファンロック」とは何か、わからない方も多いと思いますので、今回はパナソニックエコキュートのエラーコードF15の原因や対処法、ファンロックとは何かを詳しく解説していきます。
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目次
パナソニックエコキュートのエラーコード【F15】のエラー内容や症状
まずは、パナソニックエコキュートのエラーコードF15のエラーの内容や、エラーが表示されたときはどのような症状になるのかを確認していきましょう。
F15のエラー内容
パナソニック製のエコキュートでF15のエラーコードが表示された場合、エラー内容は以下となります。
・ファンロックの異常
・ファンモーターに異物
F15が表示されたときは、エコキュートの部品の一つであるファンモーターに異物などが挟まり、ファンモーターが動かずにファンロックしてしまっている状態になります。
F15のエラー症状
F15のエラーが表示されると、エコキュートのファンロック異常が検知された状態となり、ファンモーターが動かない状態となります。エコキュートは大気中の熱を利用してお湯を作る仕組みとなっており、そのためには大気中の空気を取り込み、熱交換を行う必要があります。
ファンロックが起こると、この動作が出来なくなるため、エコキュートの機能としてお湯を作ることが出来なくなってしまいます。エラーコードが表示されてしまうとエコキュートが使えないため、早急に対応が必要となります。
エコキュートの仕組みとファンモーターの役割
エコキュートがお湯を作る仕組みは、大気中の熱をヒートポンプユニットで受け取り、水に冷媒を通してお湯を作ります。お湯にするために電気を利用しているのではなく、熱(冷媒)を移動させるために電気を利用して熱交換が行われています。
そのヒートポンプユニットで熱交換を行うために、空気中の熱を圧縮して「圧縮熱」にし、水をお湯に変えて貯湯ユニットへ貯めるという仕組みです。
そのため、ヒートポンプユニット内に大気中の空気を取り込む必要があり、その大気中の空気を取り込むのが「ファンモーター」です。このファンモーターがなければお湯を作るための「熱」を大気中の空気から取り込めないため、お湯を作ることができなくなります。
つまり、エコキュートがお湯を作るために、はじめに必要なのがファンモーターを利用した大気中の空気を取り込むことです。
ファンロックとは?
次に、ファンロックとはどのような現象なのかを確認していきましょう。
先述したようにヒートポンプユニットで大気中の熱を冷媒に移す際にファンを回して熱交換を行いますが、そのファンが動かない状態のことを「ファンロック」と呼んでいます。
ファンロックが起こる原因はファンに異物が詰まっていることや、ファンが凍結していることなどが挙げられますが、いずれにしてもファンがうまく回っていないことが症状として起こっています。
ファンロックが起きたときに考えられる原因
なぜ、ファンロックが起きてしまうのか、考えられる原因を確認していきましょう。
ファンに異物が挟まっている
ファンロックが起きている原因の一つに、ファンに異物が挟まっているということが考えられます。ファンが回転しない理由が、物理的にモノが挟まって動かない状態になっているケースです。
この場合はファンに挟まっている異物を取り除くことで解消できます。ファンにモノが挟まっていないか目視で確認できる場合がありますので、ファンを確認してみると良いでしょう。
ファンが凍結している
寒冷地などで起きることがあるのが、「凍結」によるファンロックです。
冬場の寒冷地は氷点下になることも多く、特に寒さが厳しい地域では、寒さによって配管が凍結するということも起きますが、ファンモーターが凍結してしまったり、氷やつららなどの影響でファンモーターが動かなくなってしまったりするというケースも稀にあります。
このような場合にも、凍結によってファンが動かなくなり、エラーコードが表示されるというケースがあります。
ファンが壊れている
エコキュートのファンが故障してしまっていたり、部品が欠損してしまったりして動かなくなるというケースもあります。
この場合、故障や欠損が原因となるため、ファンを交換することが必要になる場合があります。自分で修理するというのは難しいため、エコキュートの修理のプロに来てもらい、修理や交換をしてもらうことがおすすめです。
F15のエラー対処法
次に、F15のエラーコード対処法について詳しく見ていきましょう。
エコキュートの電源をオフにしてみる
エコキュートでエラーコードが表示されたときに試してみていただきたいのが、エコキュートの電源をオフにしてみるということです。エラーコードの表示が何らかの不具合で表示されているだけの場合にはリセットすることでエラーコードの表示が消えることもあります。
ただし、これは根本的な解決にならない場合がありますので、注意しましょう。
ゴミが詰まっていた場合は除去する
ファンロックの原因が、ファンに異物が挟まっている場合、ゴミなど詰まりの原因を確認して助教するという方法があります。目視で確認して挟まっているのが確認できる場合で、簡単に取れそうな場合には自分で異物を除去してみるのも良いでしょう。
ただし、届かない場所にあるときや、分解しなければならないときなど、プロの修理会社に依頼することがおすすめです。
簡単に直るものがかえって事態を悪化させてしまうことになりかねませんので、プロに相談しましょう。
凍結を解消する
寒冷地などで冬場にファンロックが掛かってしまった場合、凍結によってファンが回らなくなっているということが考えられます。この場合、凍結を解消してあげればファンロックが解消されるケースがあります。
ファンが凍結によって回らなくなっている場合には、ぬるま湯などで凍結を解消してみるのも良いでしょう。
パナソニックエコキュートエラーコード【F15】の修理費用は?
パナソニック製のエコキュートでエラーコードF15が表示されてしまった場合、一般的には修理には30,000円程度掛かります(エコテックは16,500円~)。
修理内容としては、ファンに挟まっている異物の除去や、ファンモーターの交換などが挙げられます。
まとめ
今回は、パナソニック製のエコキュートでエラーコード【F15】が表示されたときの対処法などをご紹介してきました。F15が表示される原因は、大気中の空気を取り込むファンがうまく回らずに「ファンロック」しているため、エラーが表示されます。
無理に自分で修理や異物を除去しようとせずに、設置時に工事をしてくれた会社やエコキュートのプロの修理業者、メーカーなど信頼できる修理会社に問い合わせして依頼するようにしましょう。
お問合わせ後の流れについて
お問い合わせいただいたら、まずはお電話で状況をヒアリングさせて頂きます。
その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
エコテックとは
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
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- 工事まで期間が空く場合はヒーターを無料で貸し出し(数量限定)
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