エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
エコキュートのスペシャリストとして当ブログの記事監修を担当。
エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
エコキュートの各メーカーの最新情報を常に共有、修理や施工の研修も受講済み
記事公開日:2024年2月28日 / 最終更新日:2025年6月2日
ダイキンエコキュートをご利用中の方で、エラーコード【H3】が表示されて困っている場合、原因は高圧圧力スイッチの不具合です。しかし、高圧圧力スイッチとはそもそも何のことなのか、自分で修理できるレベルなのか、どのようなことが原因で解決策にはどのようなものがあるか、疑問に思う方も多いでしょう。
そこで、今回はダイキンエコキュートを利用している方に向けて、エラーコードH3の原因や対処法など、詳しく解説していきます。
また、ダイキンエコキュートのエラーコード一覧を確認したい方は、以下のページも参照ください。
目次

ダイキンエコキュートのエラーコードH3が表示される原因について、考えられる原因をまずは確認していきましょう。
エラーコードH3は高圧圧力スイッチの不具合・異常によるエラーとなり、高圧圧力スイッチそのものが不具合を起こしていたり、劣化していたり、故障していることが原因の可能性があります。スイッチそのものが劣化して不具合が生じている場合、専門家に依頼して高圧圧力スイッチの修理や交換が必要になります。
スイッチが劣化していることや、故障していることは自分で確認して判断することは難しいため、まずは専門家に点検してもらうようにしましょう。
エコキュートのエラーコードH3が表示されている原因の一つに、ヒートポンプユニットの制御基盤が不具合を起こしてエラーが表示されてしまっている可能性もあります。制御基盤が故障しているとさまざまなエラーが表示される可能性があり、H3のエラーも高圧圧力スイッチの不具合ではなく、制御基盤が故障・不具合を起こしてエラー表示されている可能性もあります。この場合も素人では判断が難しいため、原因の特定には専門家の知識が必要になります。制御基盤が故障している場合など、交換が必要になります。
エラーコードが表示されている原因が、何らかの不具合によって誤作動を起こしているだけかもしれません。その場合、一時的な誤作動によるエラー表示となるため、すぐに解消されるケースがあります。
一時的な誤作動の場合は、専門家の修理や交換が無くてもエラーが解消されてお湯が出るようになるため、費用は掛からないでしょう。

一時的な誤作動の場合はエラーコードのリセットをすることよって、エラーが表示されなくなる可能性がありますので、エラーのリセットをしてみることがおすすめです。
<エラーのリセット方法>
1.貯湯タンクの漏電遮断器をOFFにする
2.10数秒ほど待つ
3.貯湯タンクの漏電遮断器をONにする
4.エラーが表示されるか確認する
上記のような方法で、エラーのリセットを行い、エラーコードが表示されなければ、何らかの不具合によってエラーが表示されていただけのため、一時的な誤作動と言えるでしょう。
ただし、根本的な解決になっていない可能性も十分考えられますので、何度もエラーが表示されるような場合には、専門家による点検・修理をしてもらうようにしましょう。

次に、エラーコードFAとの違いについてですが、エラーコードH3もエラーコードFAもどちらも高圧圧力に関するエラーとなり、似たようなエラーと感じる方もいるかもしれませんが、エラーコードFAは高圧圧力の数値が異常に上昇している状態で、圧力の状態に不具合があるエラーです。
一方、エラーコードH3は、高圧圧力スイッチそのもののエラーの可能性があり、高圧圧力スイッチの不具合や故障が考えられます。
どちらもエラーによってエコキュートが停止している状態となるため、似たようなエラーに感じるかもしれませんが、それぞれ原因が異なる可能性があります。

次に、エラーコードH3が表示された際、エコキュートでどのような症状が出てしまうのか、確認していきましょう。
エラーコードH3が表示された場合、お湯が沸かないという症状が出ます。H3のエラーコードは高圧圧力スイッチが不具合を起こしているため、お湯を沸かすための安全性が確認できないため、お湯を沸かすことをストップしています。
そのため、新しくお湯を沸かそうと思っても、お湯が作れないという状態になっています。
H3のエラーは沸き上げ操作ができない状態になっており、お湯を作ることはできませんが、タンクの中にあるお湯を利用することはできます。しかし、新しいお湯が作れないため、タンクのお湯を使い切るとお湯が出なくなり使えなくなります。

次に、ダイキンのエコキュートでエラーコードH3が表示されてしまったときの解決策についてご紹介していきます。
まずは、高圧圧力スイッチの点検や確認、修理が必要になる可能性があります。H3のエラーは高圧圧力スイッチの不具合によるエラーとなるため、はじめに確認するべきは高圧圧力スイッチです。専門家による点検・確認を行ったうえで、修理や交換などの対処が必要となります。
高圧圧力スイッチが直接の原因ではない場合、基盤の修理や接触不備の解消をすることが必要です。基盤が何らかの不具合が生じていることによってエラーが表示されている可能性がありますので、基盤も点検・確認・修理や交換が必要な可能性があります。
エコキュートの寿命によってエコキュート本体を点検・交換しなければならないケースもあります。日ごろからH3以外のエラーコードが頻繁に発生するなど、エコキュート自体が劣化しさまざまなところが故障してきている場合には、エコキュートの寿命により新しいエコキュートに交換するというケースもあります。
10年以上お使いの場合には、交換も検討する必要が出てくるかもしれません。

ダイキンエコキュートのエラーコードH3をそのまま放置するとどのようなリスクがあるのでしょうか。
そもそもH3が解消されなければお湯を作ることが出来ないため、エコキュートを利用することは難しいでしょう。エラーのリセットにより解消された場合でも、根本的な解決ができておらず、一時しのぎになっているケースもありますので、このような状態を放置すると、最終的にはエコキュート本体にも影響し、別のエラーなどが出ることもありますので、まずは専門家に相談してみましょう。

エラーコードH3に関する費用としては、一般的には34,000円~46,000円(エコテックの場合には16,500円~)となっており、状態や故障の原因などによっても掛かる費用は異なりますが、大体数万円ほどで修理は可能となっています。

ダイキンエコキュートでエラーコードH3が表示されてしまったとき、どのような会社に依頼して修理をしてもらう方が良いのでしょうか、詳しくご紹介していきます。
ダイキンエコキュートでエラーコードH3が表示された場合、エコキュートは精密機械であり熱湯を含む機械のため自分で修理することはとてもリスクがあり危険です。そのため、エコキュートの修理は専門業者に依頼する必要があり、依頼する先は「エコキュートの修理専門業者」となります。専門知識を持ち、メーカー研修を受けたスタッフが丁寧に対応してくれるので安心です。
エコキュートを初めて設置した際に据え付けてくれた業者である「据付店」も修理や交換を対応してくれるケースがあります。有料延長保証という保証に加入されている場合には、無料で修理や交換をしてくれるケースがあります。有料延長保証に加入している場合には、据付店に相談してみましょう。それ以外の場合には専門業者への依頼を行いましょう。
エコキュートの修理をしてくれる業者の選定は慎重に行いましょう。実績が豊富で24時間365日対応しているような信頼の会社に依頼することがおすすめです。
ここまで、ダイキンエコキュートのエラーコードH3について、症状や原因、対処法などをご紹介してきました。ダイキンのエコキュートでエラーが出た場合、メーカーであるダイキンに連絡をしたり、設置業者に問い合わせたり、近くの修理業者に依頼することができます。
まずは、エラーを解消するため、電話などで問い合わせしてみましょう。
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その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
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