ダイキンエコキュートのエラーコード【H8】が表示されたときの対処法について
記事公開日:2024年2月28日 / 最終更新日:2025年6月2日

ダイキンエコキュートを利用中にお湯が出なくなった時、エラーコードが出ていませんか?エコキュートは利用している中でさまざまなエラーを起こすことがあります。いま表示されているエラーが自分で直せるものなのか、専門業者によって修理をしてもらわなければならないのか、エラーの内容によって異なります。
今回は、ダイキンのエコキュートにおいて、エラーコードH8が表示されている場合の原因や、対処法などを詳しく解説していきます。
ダイキンエコキュートのエラーコード一覧を確認したい方は、以下のページも参照してください。
目次
ダイキンエコキュートのエラーコードH8は「圧縮機の不具合」
ダイキンエコキュートでエラーコードH8が表示されている場合、原因は圧縮機の不具合です。エコキュートの根幹である圧縮機が故障している可能性があるため、お湯が沸かせない状態になっているはずです。
圧縮機の不具合とは?
エラーコードH8の原因は圧縮機の不具合です。では、圧縮機とはどのようなもので、どんな役割があるのかを確認していきましょう。
エコキュートがお湯を作り出す仕組みは以下の流れです。
1.大気中の空気を取り込みます
2.大気中の熱をヒートポンプユニット内の熱交換器の冷媒が取り込みます
3.ヒートポンプユニット内の圧縮機にて空気が圧縮されて高温になります
4.高温になった冷媒がヒートポンプユニット内で水に熱を伝えます
5.熱せられた水がお湯になります
上記のような流れでお湯が作り出される仕組みとなっており、この3番目に実施されている作業を圧縮機によって実現しています。
つまり、圧縮機が無ければ空気中の熱を圧縮することができず、お湯を作り出すための熱を作ることができません。
不具合が起きるとどのような症状になる?
圧縮機が故障すると、先述したようにお湯を作り出す熱が作られないため、お湯を沸かすことが出来ません。つまり、圧縮機が故障すると、お湯を沸かすことができないという症状が起きます。
ただし、貯湯タンク内にお湯が残っている場合には、シャワーや蛇口からお湯を利用することは可能です。しかし、タンク内のお湯がなくなってしまっては、お湯を使うことが出来ないため、早急な対処が必要となります。
エラーコードH8が表示される主な原因は?
次に、エラーコードH8が表示される原因として、考えられるものを確認していきましょう。
ヒートポンプユニットのプリント基盤の不具合
ダイキンのエコキュートでエラーコードH8が表示されている原因といて、ヒートポンプユニット内のプリント基盤が不具合を起こしていることによって、エラーが表示されているという可能性があります。これは一時的なエラーというよりもプリント基盤が故障してしまっている可能性があるため、専門家による点検・確認をし、状況によっては交換が必要なケースがあります。
圧縮機の不具合
エラーコードH8で一番の原因として考えられるのは、圧縮機の不具合です。圧縮機そのものが故障してしまったり不具合を起こしたりしている可能性があります。具体的には圧縮機の入力電流が上昇しないために停止しているというエラーです。この場合、素人ではエコキュートの修理は難しいため、エコキュートの修理に強い業者に依頼をして、エコキュートの心臓部である圧縮機の修理・交換をしてもらう必要があります。
圧縮機中継ハーネス接続部の外れ
問題は圧縮機そのものではなく、圧縮機中継ハーネスの接続部の外れなどが原因の可能性もあります。これも素人が確認してわかるものではありませんので、専門家に確認してもらうようにしましょう。
圧縮機以外の原因
H8のエラーが表示されている原因として、圧縮機の故障が原因ではない場合、電源電圧の低下やリアクタの故障などが考えられます。いずれにしても、H8のエラーが出てしまっているときには、素人が自分で原因を特定し、修理・交換することは厳しいため、H8のエラーが表示された場合は、お近くに修理業者などに問い合わせして相談することがおすすめです。
エラーコードH8の修理費用について
ダイキンのエコキュートでエラーコードH8が表示された場合、修理に掛かる費用はどれくらいなのでしょうか。
修理業者ごとに修理費用は異なり、症状や交換する部品によっても価格は異なりますが、一般的には20,000円~45,000円程度(エコテックなら16,500円~)となっており、場合によっては100,000円以上になるケースもあります。
まずは点検・確認をしてもらい、状況に応じて見積もりをもらうと良いでしょう。
ダイキンエコキュートのエラーコードH8は自分で修理できる?
ダイキンのエコキュートでエラーH8が表示された場合、自分で修理できるのか、確認していきましょう。
エラーコードの解除はできる可能性あり
エラーコードH8が表示された場合、圧縮機の交換など根本的な解決は自分では難しいですが、エラー表示を解除することは可能かもしれません。何らかの不具合により一時的にエラーが表示されているだけの場合、エコキュートの電源を落とし、再度稼働させてみるとエラーコードがリセットされ、表示されない可能性があります。
エラーが解除されなければ専門業者へ
エラーコードの解除を行いリセットしてもエラーが表示されてしまう場合、やはり圧縮機の故障などが原因の可能性があるため、リセットしてもエラーが表示される場合には、専門家に相談することが必要です。
エラーコードH8を放置するリスクについて
エラーコードH8が表示されたまま放置すると、お湯がずっと沸かせません。
お湯を沸かすための心臓部である圧縮機が故障している可能性があるため、そのまま放置するリスクとしてお湯を沸かすことがずっとできない状態が続きます。
そうなると、エコキュートを利用している意味がなくなりますので、修理や交換は避けられないでしょう。
エコキュートを10年以上使っている場合
エコキュートを10年以上利用している場合は、エコキュート自体の寿命が近づいているかもしれません。エコキュートは一般的に10年~15年ほどの寿命と言われており、メーカーや商品ごと、使用状況によって異なりますが、10年以上利用しているとさまざまなエラーが出てくる可能性があります。
今回のH8のエラーもエコキュートを長年利用していることによる経年劣化により不具合が生じているケースもありますので、エコキュートの寿命の場合は、新しいエコキュートへ買い替えが必要かもしれません。
ダイキンエコキュートのエラーコードH8の修理依頼先
ダイキンエコキュートのエラーコードH8が表示された時、修理を依頼できる会社は、メーカーであるダイキンやエコキュートを設置してくれた工事会社、もしくは、お近くのエコキュートに強い修理業者になります。
エラーコードH8は自分で何とか修理しようとしても難しく、プロに依頼するしかありません。エコキュートを長年使っている方は、ほかの部分にも不具合が起きている可能性も考えられますので、一度修理を含めて点検・確認をプロにしてもらいましょう。
修理業者を選定するポイント
最後に、エコキュートの修理業者を選定するポイントについて確認していきましょう。
メーカー研修を受けている業者に依頼しよう
エコキュートの修理業者を選ぶときは、メーカー研修をしっかり受けている業者を選ぶようにしましょう。プロの修理業者は各メーカーの研修を受け、エコキュートの仕組みをしっかり理解しています。そのような業者に依頼することで、安心して修理を任せることができるでしょう。
ホームページをしっかり確認しよう
修理業者選定をする際に、ホームページを確認しておくこともおすすめです。修理実績が確認出来たり、バスヒーターなどのサービス内容が確認出来たり、対応しているメーカーが確認出来たりするなど、依頼するべき業者かどうか判断しやすくなります。
見積もりを出してくれる業者にしよう
エコキュートの修理を依頼する前に、必ず業者から見積もりをもらうようにしましょう。修理に掛かる費用が事前にわかるだけで安心できますし、後から追加請求が来るなどお金のトラブルも防げるでしょう。見積もりをもらわずに修理を依頼してしまうと、高額請求されるなどトラブルのもとになりますので、注意しましょう。
まとめ
ここまで、ダイキンのエコキュートのエラーコードH8が表示されたときの原因や、対処法などをご紹介してきました。ダイキンエコキュートのエラーコードH8は圧縮機が故障している可能性があります。
お近くのエコキュートの修理業者などに相談しましょう。
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お問合わせ後の流れについて
お問い合わせいただいたら、まずはお電話で状況をヒアリングさせて頂きます。
その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
エコテックとは
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
- 関東・中部・関西の1都2府14県の全域対応
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