ダイキンエコキュートのエラーコードU0は「冷媒ガス不足」が原因！エラー解除方法と解決策について

ご自宅でダイキンのエコキュートを使っていて、エラーコードが表示されてしまって困っていませんか？エラーコードの種類はさまざまですが、ダイキンエコキュートのエラーコードU0は、「冷媒ガス不足」というエラーコードになります。

冷媒ガス不足とはどのようなもので、なぜエラーが起きてしまったのか、エラーを解除する方法や、根本的な解決方法について、この記事では詳しくご紹介していきます。

また、ダイキンエコキュートのエラーコード一覧について確認したい方は、以下のページもご参照ください。

■ダイキンエコキュートのエラーコード一覧

ダイキン エコキュートのエラーコード別 原因と対処法と修理費用目安

ダイキンエコキュートのエラーコードU0の原因は？

ダイキンのエコキュートでエラーコードU0が表示された原因についてまずは確認していきましょう。

エラーコードU0の原因は「冷媒ガス不足」

ダイキンのエコキュートでエラーコードU0の原因は、冷媒ガス不足になります。その冷媒ガス不足が起こる原因としては、冷媒ガスがそもそも不足している場合や、詰まりが原因、圧縮機のエラーや各サーミスタの異常、電子膨張弁の故障やプリント基盤エラーなどが考えられます。

冷媒ガスとは？

冷媒ガスとは、エコキュートがお湯を作る上では欠かせないもので、エコキュートがお湯を作る際には冷媒ガスが使われています。冷媒ガスには「圧力をかけると状態を変化させる」という特徴があり、その特徴を利用して熱を移動させてお湯を作っています。

この冷媒ガスが不足していると、エコキュートがお湯を作ることが出来なくなります。

エコキュートの仕組みについて

エコキュートがお湯を作る仕組みは、ヒートポンプユニットでお湯を作り、貯湯タンクでお湯を貯めています。そのヒートポンプユニットで使われているのが冷媒ガスであり、冷媒ガスは空気熱交換器を通して熱を取り込んでいます。その熱を圧縮機にかけてさらに高圧・高温にして水に熱を伝えてお湯に変えています。

熱を取り込むのに必要なものが冷媒ガスとなり、そのガスが不足しているというエラーが、ダイキンエコキュートのU0のエラー内容となります。

ダイキンエコキュートのエラーコードU0が表示されるとどんな症状がでる？

ダイキンエコキュートでエラーコードU0が表示されてしまっているときは、エコキュートが停止している状態となり、お湯が出なくなります。

また新たにお湯を沸かすこともできなくなり、生活に支障が出てしまう形となります。すぐに修理や交換が必要です。

ダイキンエコキュートの一時的なエラー解除方法について

ダイキンのエコキュートU0のエラー解除を行うには、以下の方法で行います。

・エラーコードU0の強制解除方法

貯湯タンクにある漏電遮断器のスイッチを10秒以上「OFF」にして、再度「ON」にする

上記の方法でエラーコードが解除されますが、それでも解除されない場合には一時的なエラーではなくエコキュートの不具合や故障などの可能性が高いため、専門業者による確認や修理・交換など対応をしてもらいましょう。

ダイキンエコキュートのエラーコードU0の対処法について

エラーコードU0が表示された時、自分でエラーコードを解除してみてもエラーの根本的な解決にはなっていない可能性があります。このようにエラーが表示されてしまったときの対処法としては、専門家による確認をしてもらうことがおすすめです。そのため、まずはお近くのエコキュート修理の専門業者に相談してみましょう。

ダイキンエコキュートのエラーコードU0の修理に掛かる費用は？

ダイキンのエコキュートでエラーコードU0が表示された時、修理に掛かる費用はどれくらいなのでしょうか？一般的には数万円程度掛かります（エコテックなら16,500円～）が、修理費用はエコキュートの故障具合や交換する部品によって費用が異なるため、まずは専門業者に相談をして、見積もりをもらうところから始めましょう。

見積りをもらわずに修理を発注した場合、想定外の費用になる可能性もあるため、避けた方が良いでしょう。

修理業者はどこが良い？

ここからは、ダイキンエコキュートのエラーコードU0が表示された時、専門業者に修理を依頼する際に、どのような業者に依頼するべきか、確認していきましょう。

有料延長保証に加入している場合には据付業者へ

エコキュートを据え付けてもらった際に据え付けてくれた業者がいるはずです。そのような業者に点検や修理・交換をしてもらうという方法があります。

据付時に「有料延長保証」という保証に加入している場合には、点検や修理などは無料で行ってくれるため、まずは据付業者に相談してみましょう。

有料延長保証に加入していない場合には、据付業者にこだわる必要性はないでしょう。

基本的にはエコキュート修理専門業者がおすすめ

エコキュートの修理はエラーコードU0だけではなくほかのエラーコードにおいても、エコキュート修理専門業者への依頼がおすすめです。エコキュート修理専門業者がおすすめの理由としては、専門業者の場合、まずは迅速な対応が可能です。

24時間365日対応をしているため、夜中にトラブルが発生しても駆けつけてくれて、さまざまなエラーに対して対応している実績があるため、どのようなトラブルにも対処してくれるでしょう。

また、即日修理が難しい場合でも、バスヒーターの貸し出しなどもしてくれて、その日のお風呂に困らないような対応などもしてくれます。エラーコードが表示された場合はすぐに専門業者に連絡して相談してみましょう。

エコキュートの修理業者選定のポイント

エコキュートの修理業者は沢山ありますが、どのような業者にするべきなのでしょうか。

まずポイントとして挙げられるのは、24時間365日対応してくれる業者です。すぐに対応してくれる業者を選定すると良いでしょう。

また、どのようなエラーにも対応しているような実績の多い業者にすることがおすすめです。特にWebサイト上でエラーコードについて詳しく説明がある業者などは経験豊富で信頼できる業者と言えるでしょう。

そして、必ず見積もりを事前に作成してくれる業者に依頼するようにしましょう。

エコキュートの寿命について

ダイキンのエコキュートを10年以上利用している場合には、エコキュートの寿命が近づいているかもしれません。エコキュートは使い続けていると寿命によってさまざまな故障が発生します。一般的には10年～15年ほどと言われており、利用して10年以上経過している場合にはエコキュートの寿命も視野に入れた方が良いでしょう。

エコキュートの寿命が近づくとさまざまなエラーが発生する場合があるため、エラーコードU0が解決した後でもほかのエラーが発生する可能性があるため、エコキュート本体の交換も検討する必要があります。長期的に考えると、本体の交換も相談してみると良いでしょう。

まとめ

この記事では、ダイキン製のエコキュートでエラーコードU0が表示されてしまった方に向けて、ダイキンエコキュートのエラーコードU0はどのようなエラーなのか、具体的なエラーの解除方法や、根本的な解決方法について解説してきました。

エラーコードが表示されてしまった場合、自分で解決しようとせず、専門家に相談して解決することが望ましいです。

エコキュートは精密機械となるため、素人が修理をしようとしても難しいでしょう。

お近くのプロの業者に相談することがおすすめです。