エコキュート修理サービス対応歴15年
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エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
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記事公開日:2024年9月29日 / 最終更新日:2025年6月2日
ダイキンのエコキュート利用中に、エラーコードE08が表示されて困っていませんか?
ダイキンエコキュートのエラーコードE08は圧縮機の過電流が原因です。このエラーコードの根本的な原因や、対処法、圧縮機の仕組みなど、この記事では詳細にご紹介しています。ダイキンエコキュートのエラーコードE08が表示されてしまった場合、この記事を参考にして対処してください。
また、ダイキンエコキュートのエラーコード一覧を確認されたい方は、以下のページも参照ください。
■ダイキンエコキュートのエラーコード一覧
目次

ダイキンエコキュートのエラーコードE08は、圧縮機の過電流のエラーです。内容を確認していきましょう。
ダイキンエコキュートのエラーコードはヒートポンプユニット内のエラーとなり、ヒートポンプ内にある圧縮機に過電流が流れたために停止しているエラーコードとなります。このエラーが解除されない限り、エコキュートは停止したままとなります。
ダイキンのエコキュートで起きる過電流とは、エコキュートの圧縮機において、許容値を超えて電流が流れてしまっている状態を指し、過電流が起こることでケーブルが発熱したり発火したりするようなリスクがあります。そのため、エコキュートはそのリスクを避けるために一時的に停止し、エコキュートが使えない状態になるというエラーになります。
過電流が発生する原因にはさまざまなものがありますが、一部の配線が間違っている・ショートしている・故障しているなどエコキュートを稼働させるための重大なエラーが起きている可能性があります。

ダイキンエコキュートがどのようにお湯を作ってお風呂にお湯を送っているのか、その中で圧縮機はどのような役割を持っているのかを確認していきましょう。
ダイキンエコキュートがお湯を作るためには、水をお湯に変えるための熱が必要です。その熱を使うため、ヒートポンプユニットと呼ばれる機械の中で、ファンによって大気中の熱を汲み取ります。
汲み取った熱を「冷媒」と呼ばれるものに伝え、その熱を持った冷媒をコンプレッサーにて圧縮し、さらに高温・高圧にしていきます。このコンプレッサーを「圧縮機」と呼んでおり、取り込んだ熱をさらに高温にするためのものです。
圧縮機によって高温になった熱を、熱交換機によって水に伝え、お湯を作るという仕組みです。作られたお湯は貯湯タンクユニットに送られ、そこからお風呂やキッチンなどにお湯を送るというのがエコキュートの仕組みです。
つまり、圧縮機はヒートポンプユニット内にあり、キッチンやお風呂に送るお湯を作るための熱を作っている場所となるため、エコキュートの仕組みにはとても重要な役割を持っていることがわかります。

次に、ダイキンエコキュートでエラーコードE08が表示されてしまう原因について確認していきましょう。
ダイキンエコキュートのエラーコードE08は、圧縮機の過電流によるエラーとなるため、根本的な原因の一つに圧縮機の不具合が考えられます。圧縮機が故障していたり、不具合を起こしていたりすることによってエラーが表示されている可能性があります。
圧縮機の不具合ではなく、エコキュートの基盤が故障していたり、本体自体が故障していたりすることによって、エラーコードが表示されている可能性もあります。エコキュートの頭脳でもある基盤が故障していると、エラーコードE08以外にもさまざまなエラーが表示される可能性があり、圧縮機自体に不具合がなくても、エラーが表示されてしまっている可能性があります。
エコキュートが不具合を起こしている理由に、電解コンデンサの不具合という可能性があります。電解コンデンサと呼ばれる電子部品の故障によって、エラーコードが表示されているケースがあります。この場合も自分で修理は不可能なので、プロの修理業者に依頼することが必要です。

次に、ダイキンエコキュートのエラーコードE08が表示されてしまったときの症状について確認していきましょう。
ダイキンエコキュートでエラーコードE08が表示された場合、エコキュートが停止します。先述したように過電流で発火や発熱による二次被害が考えられるため、危険な状態となるためエコキュートが停止してしまいます。
エコキュートが停止するということは、当然ながらお湯を使うことができなくなります。お湯を沸かすこともお湯を送ることもできなくなるため、お風呂に入れなくなったり、キッチンでお湯を使うことができなくなったりします。

ダイキンエコキュートのエラーが表示されてしまった場合の応急処置方法としては、エラーの解除を行うことです。エラーの解除によって一時的な応急処置にはなりますが、根本的な解決にはなりませんので注意しましょう。

ダイキンエコキュートのエラーコードE08を根本的に解決するための対処法としては、エコキュートの修理をしてくれるプロの業者に依頼することです。エコキュートの不具合や故障が起きてしまった場合は、プロの修理業者に依頼することが一番の解決方法でしょう。

次に、ダイキンエコキュートでE08が表示されたときの修理費用について確認していきましょう。
ダイキンエコキュートでエラーコードE08が表示された場合、一般的には修理に掛かる費用は20,000円~70,000円程度(エコテックの場合は16,500円~)となっております。
修理する部品や状態にもよりますので、まずは修理業者に見積もりをもらうようにしましょう。

ダイキンエコキュートのエラーコードE08が表示されたまま放置するリスクを確認しましょう。
エラーコードE08が表示されたまま修理しなければ、エコキュートが停止したまま動かない状態になります。お湯を作ることもお風呂を沸かすこともできないため、生活に支障が出てしまうでしょう。
エコキュートのエラーコードをそのまま放置してしまうことで、エコキュートのほかの部品に影響を与えたり、水漏れなどによって本体の基盤がショートしてしまったりするなど、さまざまなリスクが考えられます。エラーコードが表示された場合には、すぐに対処するようにしましょう。

エコキュートの寿命は一般的に10年~15年ほどと言われています。エコキュートを10年以上利用している方は、エコキュートの寿命によってさまざまな部品が劣化している可能性もあるため、エラーコードが頻発する場合には、本体自体の交換も検討が必要です。
ここまで、ダイキンエコキュートのエラーコードE08についてご紹介してきました。
ダイキンエコキュートのエラーコードE08は圧縮機の過電流が原因となり、圧縮機の不具合や電解コンデンサの不具合などが原因となっている可能性があります。
エコキュートは精密機械となるため、自分で解決しようとせず、エコキュートの修理専門業者へ相談し、早期解決をしましょう。
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