エコキュート修理サービス対応歴15年
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エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
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記事公開日:2024年11月30日 / 最終更新日:2025年6月2日
三菱製のエコキュートを利用していてエラーコードが表示されて困っていませんか?
三菱エコキュートのエラーコードP01は給湯用電動混合弁の故障の疑いがあります。この記事では、エラーコードP01が表示されてしまった方に向けて、エラーコードの解除方法や、根本的な解決方法、エラーが起きている原因など、詳しく解説しています。
三菱エコキュートでエラーコードP01が表示されてしまった方は、ぜひ参考にしてください。
また、三菱エコキュートのエラーコード一覧を確認されたい方は、以下のページも参考にしてください。
■三菱エコキュート エラーコード一覧
目次

まずは、三菱エコキュートでエラーコードP01が表示されてしまっている場合、どのようなエラーなのか、エラーコードP01ではどのような症状が出てしまうのかなど、確認していきましょう。
三菱エコキュートでエラーコードP01が表示されている場合、エラーの内容は「給湯用電動混合弁の異常」となります。給湯用電動混合弁とは、お湯と水を混ぜることによって、最適な温度にした状態のお湯を蛇口やシャワーなどに送るための部品となります。
P01のエラーコードが表示された場合、この給湯用電動混合弁に不具合が生じていたり、故障していたりすることによってエラーが表示されていると考えられます。
三菱エコキュートでエラーコードP01が表示された場合、症状としてはシャワーや蛇口からお湯が出なくなってしまいます。お風呂のお湯はりはできても、シャワーが使えないという状態になってしまうでしょう。
その理由としては、エラーコードP01は給湯用電動混合弁の故障や不具合となるため、お風呂に送るお湯の弁ではなく、シャワーや蛇口に送るための弁となるため、お風呂は利用できてもシャワーからお湯が出ないという状態になります。

なぜ、三菱エコキュートでエラーコードP01が表示されてしまうのでしょうか、原因として考えられるのは、給湯用電動混合弁の故障や、サーミスターの故障、配管の凍結などが挙げられます。詳しく確認していきましょう。
三菱エコキュートのエラーコードP01が表示される原因の多くは、給湯用電動混合弁に不具合が生じていたり、故障していたりする問題です。給湯用電動混合弁は、貯湯タンクユニットに設置されている部品で、混合弁という名前の通り、お湯と水を混合して最適なお湯の温度に調整する役割を持っています。
この弁が故障したり不具合が生じたりしていることによって、エラーコードP01が表示されている可能性があります。
エラーコードP01が表示されている原因が給湯用電動混合弁の故障ではない場合、部品が故障しているのではなく、温度感知センサーが故障していて温度の確認が出来ずにエラーが起きているということも考えられます。
この温度感知センサーと呼ばれる部品がサーミスターとなり、サーミスターが故障していることによってエラーコードが表示されているという可能性もあります。
P01のエラーが起きている原因として、給湯用電動混合弁が故障していたり、サーミスターが故障していたりするのではなく、単純に混合させるための水が取り込めていないという可能性もあります。
特に寒冷地の場合は、冬場に配管が凍結したことによって水を送ることができず、エラーが表示されているという可能性もあります。
配管が凍結して水が送れないだけではなく、給水配管専用止水栓が閉じてしまっていることにより、同じように水が送れない状態になっており、エラーが発生していることもあります。この場合には、修理や交換といったものは必要なく、給水配管専用止水栓を開くことでエラーが解消される可能性があります。

次に、給湯用電動混合弁が故障してしまい、お湯が出なくなってしまった場合に、どのようにして応急処置するべきなのでしょうか。
結論、給湯用電動混合弁の不具合などによってお湯が使えない場合は、お風呂のお湯を使うという方法があります。
お風呂のお湯は出る状態だと思いますので、お風呂のお湯を利用すると良いでしょう。

三菱エコキュートでエラーコードP01が表示された場合、自分で修理や交換といったことはできませんが、エラーの解除は自分ですることができます。
漏電遮断器を切って再度電源を入れることでエコキュートが再起動してエラーが解除される場合があります。ただし、根本的な解決にはなっていない可能性がありますので注意しましょう。

それでは、三菱エコキュートでエラーコードP01が表示されてしまった場合、根本的な解決方法としては、どのようなものがあるのでしょうか、確認していきましょう。
エラーコードP01が表示されてしまった場合、まずはお近くのエコキュートの修理専門業者に連絡をして、対処してもらうようにしましょう。エコキュートは精密機械であり、熱湯を含んでいるため、場合によっては大変危険な操作をしてしまうことがあります。
そのため、プロの業者に依頼して確認してもらうことがおすすめです。
エコキュートを設置した際に、有料延長保証に加入している場合には、据付店に連絡をすることで、無料で対応してくれるケースがあります。有料延長保証に加入していない場合には、お近くのエコキュートの修理専門業者に相談してみましょう。

三菱エコキュートでエラーコードP01が表示されている場合に、配管の凍結や給水配管専用止水栓が閉じているだけのケースの場合には、自分で凍結を解消したり、給水配管専用止水栓を開いたりすることで解決するケースがあります。
ただし、素人では状況判断が難しいため、まずはエコキュートの修理専門業者に連絡をして、状況を確認してもらう方が良いでしょう。

三菱エコキュートのエラーコードP01の原因の一つでもある「凍結」を起こさないためには、どのようなことができるのでしょうか、詳しく見ていきましょう。
エコキュートを凍結させないための方法として、少しだけ水を出しておくという方法があります。エコキュートの配管の中に水が通っていると、凍結しづらくなるため、少しだけ水を出しておくことで対策になります。この時注意すべきなのは、お湯ではなく「水」を出しておくということです。
フルオートのエコキュートの場合のみ可能な対策となりますが、浴槽にお湯をはったままにして自動循環させることで凍結しづらくなります。お湯や水が循環することで凍結防止になります。
エコキュートの配管を凍結させないようにするため、凍結防止対策をすることも可能です。断熱カバーや凍結防止ヒーター、脚部カバーなど配管の凍結を防ぐ方法はいくつかあります。手軽にできる対策としては、配管の凍結を防ぐために断熱カバーを巻いて自分で対策することも可能です。

三菱エコキュートのエラーコードP01の修理に掛かる費用については、エコキュートの状態や修理する部品や交換する部品などの内容によって費用感は異なります。
部品の交換や修理だけであれば、数万円程度(エコテックなら16,500円~)で済むでしょう。
本体の交換などが必要なケースの場合には、もっと高額になるケースもあります。

エコキュートは10年以上利用していると、寿命が近づいている可能性があります。今回のエラーだけではなく、さまざまなエラーが頻発しているときには、エコキュートの寿命を疑い、交換も視野に入れると良いでしょう。
ここまで、三菱エコキュートを利用中にエラーコードP01が表示されてしまった方に向けて、どのようなエラー内容なのか、エラーの原因や解決方法などをご紹介してきました。
エコキュートのエラーの解除は自分でも行うことができますが、根本的な解決はプロの業者に依頼することが賢明です。
エラーコードが表示されてしまった場合には、まずはお近くのエコキュートの修理専門業者にご相談ください。
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その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
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