コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の原因や対策法について

このページでは、コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44が表示された方に向けて、エラーコードの解除方法や根本的な対処法、そもそもエラーの原因である「インバータ」とはどのようなものなのかをご紹介していきます。

また、コロナエコキュートでほかのエラーコードが表示されている場合には、以下のページでも詳しくご紹介していますので、参考にしてください。

■コロナエコキュートのエラーコード一覧

https://ecotec-japan.co.jp/maker/corona/errorcode-ecocute/

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44はインバータの故障

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の原因はインバータの故障による可能性が高いです。まずはエラーの内容などを確認していきましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44について

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44が表示されてしまうと、いずれもインバータに異常がありエコキュートが稼働できない状態になっている可能性が高く、お湯が供給されない・エコキュートが動かない状態になります。

このエラーが表示された場合には、早急にエコキュートの修理業者に連絡をして対処してもらうようにしましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の症状

コロナエコキュートでエラーコードH40,H41,H44が表示されると、「お湯が出なくなる」「エコキュートが動かなくなる」「電源を入れ直しても改善しない」といった症状が現れる可能性があります。この場合には、自分で修理や対処をしようとせずに、お近くにエコキュートの修理業者に連絡しましょう。

そもそもコロナエコキュートの「インバータ」とは？

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の原因となるインバータとはどのようなものなのか、確認していきましょう。

インバータとは？

エコキュートのインバータとは、ヒートポンプユニットの中でコンプレッサー（圧縮機）の回転数を制御する装置です。インバータは少ないエネルギーで効率よくお湯を作るために利用されているものです。

インバータの役割

エコキュートのインバータはヒートポンプユニット内でコンプレッサーの回転数を制御するための装置です。省エネで効率的にお湯を沸かすために欠かせないもので、必要な時と不要な時に分けて低速運転するなどの役割を持っています。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44のエラー解除方法

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44が表示されてしまった場合、エラーの解除方法としては、台所リモコンから行う場合と、浴室リモコンから行う場合があります。

台所リモコンの場合は、「運転モード」ボタンと「予約」ボタンを同時に約5秒間長押しします。浴室リモコンの場合は、「給湯温度▼」ボタンと「ふろ温度▲」ボタンを同時に約5秒間長押しします。

ただし、正確な方法は製品の取扱説明書を確認してから実施しましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の根本的な解決法

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の根本的な解決方法としては、エコキュートのエラーのリセットではなく、専門家への連絡を行い、点検・修理、場合によっては交換を行う必要があります。

エコキュートは精密機械となり専門的な知識を要するため、自己判断で解決しようとせず、プロの修理業者に依頼して対処してもらうことが根本的な解決につながります。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の修理業者について

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の修理をしてくれる業者はどのような業者なのでしょうか。

エコキュート修理専門業者

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44が表示されたとき、一番頼りになるのはエコキュートの修理専門業者でしょう。エコキュートの修理専門業者は、エコキュートの修理はもちろんのこと、メンテナンスや部品交換、新しいエコキュートの本体交換工事なども行っている業者で、メーカー研修を受けたプロのスタッフが対応してくれるため安心です。

エコキュートの据付店

エコキュートの据付店は、はじめにエコキュートを設置してくれた会社で、会社によっては修理の対応もしています。エコキュート設置時に「有料延長保証」という保証に加入されている場合には、エコキュートの据付店が無料で修理や交換をしてくれるケースがありますので、有料延長保証に加入されている方は、据付店に連絡してみましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の修理費用目安

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44が表示された場合の修理費用の相場は、約2万円～8万円程度です（エコテックなら16,500円～）。このエラーはインバータの故障に関連するため、修理費用は部品交換の有無や修理の難易度によって費用は異なります。

特に、インバータやコンプレッサーの交換が必要な場合、修理費用が高額になることがあります。そのため、まずはエコキュートの修理専門業者に見積もりを依頼することをおすすめします。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の修理業者選定のポイント

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44は、いずれもインバータの故障に関連するエラーです。これらのエラーが発生すると、お湯が使えなくなるなど、生活に支障をきたす可能性があります。そのため、すぐに対処してくれる修理業者を選ぶことが重要です。

ここでは、修理業者を選定する際のポイントを紹介します。

実績豊富な業者を選定する

コロナエコキュートの修理を依頼するとき、コロナエコキュートの修理実績が無ければ、不安に感じてしまいますよね。業者選定する際には修理実績が豊富で、コロナエコキュートの修理をしたことがある会社に依頼することがおすすめです。

経験豊富な会社であれば、現在起きているエラーの内容もすぐに把握し、原因特定や解決が早いでしょう。

料金が明確な業者を選定する

エコキュートの修理費用が思ったよりも高額だったというケースもあります。これは事前に見積もりなどをもらわずに工事を進めてしまい、請求の段階で金額を確認する場合に起きやすく、事前にどれくらいの費用なのか、料金が明確になっている業者の方が安心して依頼することができるでしょう。

事前に見積もりをもらえる会社がおすすめです。

すぐに対応してくれる業者を選定する

エコキュートは急に故障したり動かなくなったりします。夜中でも朝方でも時間を問わず故障してしまうことがあるため、24時間365日対応してくれるような業者が安心です。すぐに駆け付けてくれなかったとしても、電話での対応だけで現在どのように対処をすればよいかわかるため、まずは電話がつながり対応してくれるような会社に依頼しましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の原因は寿命？

エコキュートの寿命は一般的に10年～15年ほどと言われており、コロナエコキュートにおいても例外ではなく10年以上利用しているエコキュートは寿命が近づいている可能性があります。

エコキュートが寿命に近づくと、エラーコードH40,H41,H44の発生だけではなく、そのほかのエラーコードも頻発したりします。エコキュートのエラーコードが頻繁に表示されるようになったり、エコキュートからお湯が出なくなったりするなどの不具合が頻発する場合には、エコキュートの交換も視野に入れる必要があるかもしれません。

まとめ

ここまで、コロナエコキュートのエラーコードH40,H41,H44の原因や症状、根本的な解決方法などについてご紹介してきました。コロナのエコキュートご利用中にエラーコードでお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

エコキュートのエラーコードが発生した際は、お近くのエコキュートの修理専門業者へご相談ください。