コロナエコキュートのエラーコードH50は「ヒートポンプ循環系の故障」原因や解決策について

エコキュートを長年使用していると、さまざまなエラーが発生することがあります。コロナエコキュートのエラーコードH50は、ヒートポンプの循環系に異常がある際に表示されるもので、部品の劣化や配管の詰まりが原因として考えられます。修理すれば直るケースもありますが、エコキュートの寿命が近づいている場合は、買い替えを検討するのも一つの選択肢です。

ここでは、コロナエコキュートのエラーコードH50について詳しく解説してきます。

また、コロナエコキュートのエラーコード一覧をご確認されたい方は、以下のページもご参照ください。

■コロナエコキュートのエラーコード一覧

https://ecotec-japan.co.jp/maker/corona/errorcode-ecocute/

コロナエコキュートのエラーコードH50について

コロナエコキュートのエラーコードH50について、エラーの内容や症状についてなど、確認していきましょう

コロナエコキュートのエラーコードH50の症状について

コロナエコキュートのエラーコードH50が表示された時、エコキュートの症状としては「お湯が沸かせない」「お湯が出ない」といった症状になるでしょう。コロナエコキュートのエラーコードH50はお湯を作るヒートポンプ循環系のエラーコードとなるため、エコキュートの根幹であるヒートポンプの故障の可能性があります。

コロナエコキュートのエラーコードH50の応急処置方法

コロナエコキュートのエラーコードH50が表示された時、すぐにできる応急処置方法としては、エコキュートのエラーコードの表示をリセットすることです。コロナエコキュートのエラーのリセットを行うことで一時的にエラーコードが解除されます。ただし、応急処置をしただけでは根本的な解決になりませんので、エコキュートの修理業者などに依頼して根本的に解決しましょう。

コロナエコキュートのエラーコードのリセットについては、製品によっても操作方法が異なるため、取扱説明書などで確認してから行いましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH50が表示されてしまう原因

コロナエコキュートのエラーコードH50が表示されてしまう原因は、ヒートポンプユニットが故障しているか、配管の劣化などが原因の可能性があります。コロナエコキュートのエラーコードH50は、ヒートポンプユニットの循環系のエラーとなるため、お湯を作るためのヒートポンプに不具合が生じている可能性があります。

ただし、原因を特定するためにはエコキュートに詳しいプロの修理業者などに依頼しなければ、自分で原因を特定するのは難しいでしょう。

ヒートポンプ循環系とは？

ヒートポンプ循環系とは、エコキュートのヒートポンプユニットを利用してお湯を作る仕組みのことを指し、お湯を作る工程の中で何かが故障していたり、不具合が生じていたりすることによってエラーが発生しています。

エコキュートのお湯はこのヒートポンプユニットの中で作られているため、ヒートポンプ循環系のエラーが表示されている場合は、エコキュートでお湯が作れない状況になっている可能性が高いです。

コロナエコキュートのエラーコードH50は自分で解決できる？

コロナエコキュートでエラーコードH50が発生したとき、自分で修理や交換など解決することはできるのでしょうか。結論、自分で解決することは難しいでしょう。エコキュートのエラーコードを一時的にリセットすることは素人でもできますが、根本的な解決はプロの修理業者など専門知識や技術を持ったスタッフでなければ難しいです。

コロナエコキュートでエラーコードH50が発生してしまったときは、まずはプロの業者に連絡をして対応してもらうようにしましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH50を解決してくれる業者

コロナエコキュートのエラーコードH50を解決するためには、専門業者による修理や交換が必要です。そのような業者として挙げられるのは、以下の二つのタイプの業者です。

エコキュートのプロの修理業者

コロナエコキュートのエラーコードH50が表示された時、まず連絡するべきなのはエコキュートのプロの修理業者です。メーカー研修を受けたプロのスタッフによる点検をしてもらい、必要に応じて修理や交換をしてもらいましょう。お近くのプロの修理業者への連絡がおすすめです。

エコキュートの設置をしてくれた据付店

コロナエコキュートの設置をした際に、有料延長保証という保険に加入されている方は、エコキュートの修理を無料で行ってくれる可能性があるため、エコキュートを据え付けてくれた据付店に連絡をして、対応してもらうようにしましょう。有料延長保証に加入されていない場合には、お近くのエコキュートの修理業者に連絡をして対応してもらいましょう。

コロナエコキュートのエラーコードH50の修理に掛かる費用

コロナエコキュートのエラーコードH50の修理に掛かる費用としては、ざっくりと2万円～7万円程度（エコテックなら16,500円～）となっており、エコキュートの状態や修理する部品などによっても異なりますが、数万円程度で修理できるでしょう。

しかし、エコキュートを長年利用しており、エコキュートの本体そのものの交換になるケースもあり、その場合はエコキュートの購入費用も発生するため、費用は高額になるケースがあります。まずは、お近くのエコキュートの修理業者に相談して、見積もりをもらうようにしましょう。

日ごろからエラーコードH50を表示させない取り組みは？

コロナエコキュートのエラーコードH50は、突発的に発生するエラーとなるため、H50を絶対表示させないようにすることは難しいです。特にヒートポンプユニットの故障については、故障を防ぐことは難しいでしょう。

しかし、日々メンテナンスをしていたり、定期点検をすることによって、故障する前に修理できたり故障してもすぐに対応できたりすることがあります。できれば、プロの業者に依頼して、定期的に点検に来てもらうことがおすすめです。

業者選定におさえておきたいポイント

エコキュートの修理を依頼する際に、業者選定についてはどのように決めたら良いのでしょうか。

ポイントは、「実績が豊富にある」「見積もりを事前に出してくれる」といった点です。

エコキュートはメーカーも製品も多数あるため、修理実績が豊富にある会社の方が、さまざまなエコキュートの悩みについて解決しているため、安心できるでしょう。また、修理する前に見積もりを出してくれる業者へ依頼することがおすすめです。

エコキュートの寿命について

エコキュートの寿命は一般的には10年～15年と言われており、コロナエコキュートにおいても例外ではありません。10年以上利用しており、エコキュートからエラーが頻繁に表示される場合には、エコキュートの寿命が近づいている可能性があります。

まとめ

ここまでコロナエコキュートのエラーコードH50についてどのような症状が出るのか、原因や解決策などご紹介してきました。コロナエコキュートの修理費用はエコキュートの状況によって異なりますが、専門業者へ依頼せず自分で修理することは難しいため、お近くのエコキュートの修理専門業者へ依頼するようにしましょう。

また、エコキュートを長く使い続けて10年以上経過している方は、エコキュートの寿命の可能性もありますので、その際は本体の交換も検討しましょう。