コロナエコキュートのエラーコードU01は中温水サーミスタの故障！エラーの原因や解決策について

コロナエコキュートのエラーコードU01が表示されて困っていませんか？コロナエコキュートのエラーコードU01は中温水サーミスタの故障が原因である可能性があります。

この記事では、コロナエコキュートのエラーコードU01の原因や、中温水サーミスタについて、故障への対処法や応急処置方法、修理費用などを詳しく解説します。

コロナエコキュートのエラーコード一覧をご確認されたい方は、以下のページもご参照ください。

■コロナエコキュートのエラーコード一覧

https://ecotec-japan.co.jp/maker/corona/errorcode-ecocute/

コロナエコキュートのエラーコードU01について

コロナエコキュートでエラーコードU01が表示された場合、エコキュートの「中温水サーミスタ」が故障している可能性があります。エラーコードU01が表示されると正しくお湯の温度を検知できていない状態のため、エコキュートが稼働しない状況になります。つまり、お湯が作れない・お湯が出ないといった症状になる可能性があります。

エラーコードU01を解決するには、コロナエコキュートのエラーが出ている原因を根本から解決し、正常な状態に戻す必要があります。

コロナエコキュートのエラーコードU01の原因は？

コロナエコキュートでエラーコードU01が表示される原因は、中温水サーミスタが故障している可能性があり、サーミスタの断線やショート、故障などによる不具合の可能性があります。それ以外にも考えられる原因はありますが、原因の多くはサーミスタの故障になるでしょう。

サーミスタが故障している場合、素人が自分で修理や交換などの対処をすることはできないため、解決にはエコキュートのプロの修理業者などに依頼して、修理や交換などしてもらう必要があります。

そもそも中温水サーミスタとは？

コロナエコキュートのエラーコードU01が表示される原因である中温水サーミスタとはどのようなものなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

中温水サーミスタについて

エコキュートを構成する部品はさまざまなものがあり、その中でもサーミスタと呼ばれる部分はエコキュートの構造の中にいくつかあり、その一つが中温水サーミスタとなります。サーミスタは温度を検知する温度センサーとなっており、中温水サーミスタはその言葉通り、中温水と呼ばれる約50℃～60℃ほどのお湯の温度を検知する部品です。

中温水サーミスタの役割

中温水サーミスタは普段どのような役割かというと、エコキュートはお湯を作ると貯湯タンクユニットの中にお湯を貯め、上層部の高温のお湯と、下部の水に近いお湯を貯めています。エコキュートがお湯を出す際には、その中間温度になる50℃～60℃ほどのお湯を優先的に使っており、中温水のお湯の温度を調整してシャワーやお風呂で使われるようになっています。

この中温水のお湯の温度を検知しているのが中温水サーミスタとなります。中温水サーミスタが故障してしまうと、正しく温度検知ができないため、お湯の調整ができずにお湯が使えない状態になるという形になります。

コロナエコキュートのエラーコードU01への応急処置方法

コロナエコキュートでエラーコードU01が表示されてしまったとき、根本的な解決をするにはプロの業者に依頼して修理や交換が必要になりますが、自分で出来る応急処置としては、まずはエラーコードの表示を止めてみるということができます。

エラーコードが表示された際、エラーのリセット方法としてエコキュートの電源を切るといった操作ができます。この操作はエコキュートの種類によっても異なりますので、お持ちのエコキュートの取扱説明書などをしっかり確認したうえで、エラーのリセットをしてみると良いでしょう。

ただし、根本的な解決にはなりませんので注意してください。

コロナエコキュートのエラーコードU01の根本的な解決策

コロナエコキュートのエラーコードU01を解決する方法としては、エラーコードの原因である中温水サーミスタの修理や交換などが必要になります。先述したように素人が自分で部品交換や修理するのは難しいため、専門業者への依頼が必要となります。

エコキュートのプロの修理業者へ依頼

中温水サーミスタの交換や修理については、エコキュートのプロの修理業者への依頼がおすすめです。メーカー研修を受けたプロのスタッフが豊富な経験と知識で最善策の対策をしてくれるでしょう。エラーコードが発生したら、まずは自分で解決しようとせずにお近くのエコキュートの修理業者へお問い合わせください。

エコキュートの据付店へ依頼

エコキュートを設置した際に、有料延長保証という保証に加入されている方は、保証期間内の場合には修理費用や交換費用が無料になるケースもあります。有料延長保証に加入しており、保証期間内の場合には、据付店へ相談してみると良いでしょう。それ以外の方は、お近くのプロの修理業者へご連絡ください。

コロナエコキュートのエラーコードU01の修理に掛かる費用

コロナエコキュートのエラーコードU01を修理する場合、修理業者に依頼すると費用はどれくらい掛かるものなのでしょうか。一般的には中温水サーミスタの修理や部品交換に掛かる費用は、2万円～7万円程度が目安となっています。

大きく幅があるのは、修理する部品や交換する部品、エコキュートの状態や修理業者によって費用が異なるためです。

依頼する業者によって費用も異なりますので、まずはエラーコードの修理をしてもらう前に、修理に掛かる費用の見積もりを業者からもらうようにしましょう。見積もりを取らずに工事を進めると、後から高額な請求を受ける可能性があるため、注意しましょう。

コロナエコキュートのエラーコードU01の修理業者を選ぶポイントは？

コロナエコキュートのエラーコードU01を解決する際に、修理業者に依頼する場合、どのような業者を選ぶべきなのでしょうか。ポイントは以下の3つがあります。

• ・事前に見積もりがもらえる
• ・すぐに対応してくれる
• ・豊富な実績がある

エコキュートの修理業者を選定するポイントとしては、必ず見積もりを先に出してくれる業者にしましょう。後から高額請求されることが無いように、見積もりを事前に出してくれる業者が安心です。

また、24時間365日対応してくれる業者の方が安心して依頼ができます。そしてエコキュートの修理実績が豊富で、特にコロナエコキュートの修理実績があるとなお良いでしょう。

エラーコードU01と寿命の関係性

コロナエコキュートのエラーコードU01はエコキュートの寿命とは関係ないかもしれません。中温水サーミスタは突然不具合が生じることもあるため、一概に寿命だからということにはならないでしょう。しかし、エコキュートの寿命は10年～15年ほどと言われており、10年以上利用し続けているエコキュートの場合には、寿命が近づいていることでエラーが発生した可能性があります。

また、エラーコードが頻発する場合にも、エコキュートの寿命が近づいている可能性がありますので、そのあたりも含めて専門家に見てもらった方が良いでしょう。

まとめ

ここまで、コロナエコキュートのエラーコードU01についてご紹介してきました。エラーコードU01は中温水サーミスタの故障が原因の可能性があります。エコキュートは精密機械であり素人では修理が難しいため、エラーコードが表示された場合、速やかにお近くのエコキュートの修理業者に連絡いただき、点検・修理・交換などの対応をしてもらうことがおすすめです。