【パナソニック】エコキュートが故障したときの修理判断と対処方法について

パナソニックのエコキュートを使っていて、「お湯が出ない」「エラーコードが出た」「水漏れしている」などのトラブルが起きたことはありませんか？もしかすると、それは故障のサインかもしれません。

毎日使うエコキュートだからこそ、急に動かなくなると、とても困りますよね。今回は、パナソニックエコキュートが故障してしまったとお考えの方に向けて、この記事では、パナソニックエコキュートでよくある故障の内容や原因、正しい対処方法をわかりやすく紹介します。

また、自分でできる確認方法や修理を依頼するタイミング、修理費用の目安、保険が使えるケースについても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

また、パナソニックエコキュートのエラーコードについては、以下の記事でもご紹介していますので、参考にしてください。

■パナソニックエコキュートのエラーコード一覧

パナソニック(national/ナショナル) エコキュートのエラーコード別 原因と対処法と修理費用目安

パナソニックエコキュートでよくある故障内容

まずは、パナソニックエコキュートでよくある故障内容について確認していきましょう。

水漏れが発生している

パナソニックエコキュートの故障が疑われる症状として「水漏れ」があります。水漏れには種類があり、ヒートポンプユニットや貯湯タンクユニットからの水漏れや、配管からの水漏れなどがあります。

ヒートポンプユニットからの水漏れの場合、多くは「結露水」によって水漏れが発生しているように見えているだけで、実際には水漏れしていない可能性があります。

※パナソニックエコキュートのヒートポンプユニットの水漏れについては「パナソニックエコキュートのヒートポンプユニットから水漏れしている原因や対処法について」をご参照ください。

また、貯湯タンクユニットについても、水漏れではない可能性があります。

ただし、ヒートポンプユニットが稼働していないときに水漏れが発生していたり、水道メーターが止まらなかったりするときには、エコキュートが故障してしまっていることによって水漏れが発生している可能性もあるため、お近くのエコキュートの修理専門業者にご相談ください。

また、配管から水漏れしている場合には、配管が凍結などによって損傷してしまい、水が漏れている可能性もありますので、配管の不具合や故障についてもエコキュートの修理専門業者へご相談下さい。

エラーコードが表示されている

パナソニックエコキュート使用中に、エラーコードが表示されてしまっている場合、エコキュートで何らかの不具合が生じている可能性があります。不具合の原因となっているのが「エコキュートの故障」かもしれません。

パナソニックエコキュートでエラーコードが表示されている場合、以下のページにてエラーの内容をご確認いただき、必要に応じてエコキュートの修理専門業者へご相談ください。

■パナソニックエコキュートのエラーコード一覧

パナソニック(national/ナショナル) エコキュートのエラーコード別 原因と対処法と修理費用目安

お湯が出ない

パナソニックエコキュートで「お湯が出ない」症状が出たときにも、エコキュートの故障が原因のケースがあります。

パナソニックエコキュートでお湯が出ない場合、お湯張り中でお湯の出が悪くなっていることや、災害などの直後でお湯が出ないと感じられたりすることや、貯湯タンクユニットの給水口のストレーナーにゴミが詰まっていることでお湯が出なくなっているケースなどがあります。

上記以外の原因の場合、パナソニックエコキュートの故障によってお湯が出なくなっている可能性がありますので、エコキュートの修理専門業者にご相談ください。

また、以下の記事でもパナソニックエコキュートのお湯が出ないときの対処法について詳しく解説していますので、参考にしてください。

■【パナソニック】エコキュートで水は出るのにお湯が出ないときの対処法

【パナソニック】エコキュートで水は出るのにお湯が出ないときの対処法

電源が入らない

パナソニックエコキュートでリモコンが点灯しなかったり、電源が入らなかったりした場合にも、エコキュートが故障してしまっている可能性があります。

パナソニックエコキュートの本体の制御基板などが故障してしまったり、部品に不具合が生じてしまったりしたとき、エコキュートの電源が入らないケースがあります。

この時は、エコキュートを稼働させることができないため、すぐにお近くのエコキュートの修理専門業者にご相談ください。

まれに、ブレーカーが落ちているだけのケースもありますので、自宅のブレーカーが落ちていないか、確認してみましょう。

パナソニックエコキュートが故障したときの対処方法

次に、パナソニックエコキュートが故障してしまったときの対処方法についてステップ形式で解説していきます。

１．エラーコードを確認する

パナソニックエコキュートで故障が確認されたとき、まずはエラーコードの内容を確認してみましょう。パナソニックエコキュートにはさまざまなエラーコードがあり、エラーコードの内容によって、どの部品に不具合が生じている可能性があるのか、対処方法はどうしたらよいのか判断できるようになっています。

まずは、エコキュートの修理業者に連絡する前に、エコキュートのエラーコードを確認しておきましょう。

２．エラーコードで対処法を調べる

エラーコードを確認した後は、自分で対処できる「配管の凍結」や「エラーコードのリセット」「湯切れ」などについては、まずは自分で対処してみても良いでしょう。

配管の凍結の場合には、熱湯などをかけずに、ゆっくりぬるま湯などをかけて解凍するようにしましょう。

エラーコードをリセットしても解消されない場合には、本格的にエコキュートが故障してしまっている可能性がありますので、お近くのエコキュートの修理専門業者にご相談ください。

３．修理業者へ連絡する

自分で解決できないエラーコードについては、お近くのエコキュートの修理専門業者にご相談ください。エラーコードの確認方法がわからなかったり、少しでも不安に感じたりする方は、専門業者にご相談いただくことで解決が早くなる可能性があるため、まずは電話などでご相談ください。

業者によっては見積もりだけでは費用が掛からなかったり、無料で相談できたりしますので、まずは連絡してみましょう。

パナソニックエコキュートの故障は自分で対処できない？

パナソニックエコキュートが故障してしまったら、業者に依頼するしかないのでしょうか？自分で何かしらの対処をすることはできないのでしょうか？

パナソニックエコキュートが故障してしまったとき、残念ながらご自身で修理や部品交換といった解決をすることはできません。お近くのエコキュートの修理業者などにご相談いただき、専門家による点検・修理・交換が必要になるでしょう。

しかし、一時的な不具合の場合には、エラーコードのリセットをすることや、配管が凍結した場合にはぬるま湯などで、自分で解凍すること、止水栓が閉じているだけのケースや、フィルターの詰まりなどは自分で解決することはできるでしょう。

「故障」してしまっているときは、お近くのエコキュートの修理専門業者へご相談ください。

パナソニックエコキュートが故障したときの修理業者について

パナソニックエコキュートが故障してしまったとき、修理業者としては以下のような業者がおすすめです。

パナソニックエコキュート修理実績を持つ「修理専門業者」

パナソニックエコキュートの故障対応には、パナソニックエコキュートの修理実績を持つ修理専門業者がおすすめです。エコキュートはさまざまなメーカーが製品を提供しており、エラーコードの内容もメーカーによってさまざまです。

そのため、パナソニックエコキュートの修理については、パナソニックエコキュートの修理実績を豊富に持つ会社の方が、安心して修理依頼することができるでしょう。

エコキュートの据付店

パナソニックエコキュートを設置してくれた据付店でも、修理可能な場合があります。

設置したときに、有料延長保証という保証に加入されている場合には、エコキュートの据付店に依頼することで、修理費用の負担なく対応してくれるケースがあります。

有料延長保証という保証に加入されていない場合には、お近くのエコキュートの修理専門業者へご相談ください。

パナソニックエコキュートの故障時の注意点

パナソニックエコキュートが故障してしまったとき、以下の点に注意しましょう。

・自分で解体などしないこと

・配管に熱湯をかけないこと

・安全確保すること

パナソニックエコキュートは専門知識がない方が部品を交換したり、本体の修理をしたりすることはできません。熱湯を含んでいるエコキュートは知識なく解体することはやけどを負うなどの危険があるため、自分で修理や部品交換、解体などをしないようにしましょう。

また、配管の凍結を解消しようとして、熱湯などをかけることは、かえって配管やエコキュートを傷める原因になりますので、まずはお近くのエコキュートの修理専門業者にご相談ください。

パナソニックエコキュートの故障時の修理費用は？

パナソニックエコキュートが故障してしまったとき、修理に掛かる費用については大体20,000円～100,000円程度（エコテックなら16,500円～）となります。

パナソニックエコキュートのどの部分が故障しているか、交換する部品はどのようなものかによっても、修理費用は異なります。

そのため、まずは事前に修理専門業者に連絡をして、どれくらいの費用が掛かるかを事前に見積もることがおすすめです。

業者によっても修理費用は異なるため、修理をすぐに依頼するのではなく、事前に見積もりをもらうことでさまざまなトラブルを未然に防げるでしょう。

パナソニックエコキュートの故障時に使える保険は？

パナソニックエコキュートが故障して修理が必要になった場合、修理費用を抑えるために保険を利用することも可能です。

・火災保険

・賠償保険

・自動車保険

上記のような保険を利用して、修理費用を抑えることが可能です。ただし、加入されている保険内容や、保険が適用される条件などによっても異なるため、まずはご加入の火災保険など、保険内容を確認してみましょう。

以下の記事にて保険については詳しくご紹介していますので、参考にしてください。

■エコキュートの故障で保険は使える？適用できるケースや具体例をご紹介

エコキュートの故障で保険は使える？適用できるケースや具体例をご紹介

パナソニックエコキュートの寿命について

パナソニックエコキュートが故障してしまったとき、それはエコキュートの寿命が原因の可能性があります。

パナソニックエコキュートの寿命は何年？

パナソニックエコキュートの寿命は10年～15年ほどと言われています。10年以上使用し続けているエコキュートが故障した場合、経年劣化などによって部品が劣化していることが原因かもしれません。

10年以上利用経過しているエコキュートの場合には、故障を疑うことも必要です。

パナソニックエコキュートの寿命がきたら？

パナソニックエコキュートの故障の原因が寿命だった場合、エコキュートの本体交換などの対応が必要な場合があります。まずはお近くのエコキュートの修理専門業者に相談して、修理が必要なのか、本体交換が必要なのか、確認してみましょう。

パナソニックエコキュートの特徴

パナソニックエコキュートは、エコキュートのメーカーの中でも、ダブル真空断熱材などを使用した高い保温性能を持っていたり、ぬくもりチャージというお風呂の残り湯を有効活用する節約機能があったり、お湯の使用状況を学習するAIを搭載していたりなどの特徴があります。

エコキュートのメーカーの中でも多くの方に利用されているエコキュートです。

パナソニックエコキュートの故障のまとめ

ここまで、パナソニックエコキュートの故障について、故障時の対応や修理業者などを解説してきました。

パナソニックのエコキュートは便利で省エネ性も高く良い製品ですが、長く使っているうちに故障が起きることもあります。エラーコードが表示されたりお湯の温度の異常が起きたりするなど、小さな変化も早めに気づくことが大切です。

パナソニックエコキュートでエラーが起きたときは、まずは落ち着いてエラー内容を確認し、自分で対処できないときは専門の修理業者へ相談しましょう。放置してしまうと、修理費用が高くなったり寿命を縮めたりする原因にもなります。

まずはお近くのエコキュートの修理専門業者へご相談ください。

 

お役立ち記事情報