エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
エコキュートのスペシャリストとして当ブログの記事監修を担当。
エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
エコキュートの各メーカーの最新情報を常に共有、修理や施工の研修も受講済み
記事公開日:2025年10月30日 / 最終更新日:2025年11月12日
「エコキュートがおかしくなってしまった!」。そんなとき、エコキュートの故障を疑う方も多いでしょう。エコキュートでお湯が出なくなったりお湯がぬるくなったりしたとき、状態によってはエコキュートが故障してしまっている可能性があります。
しかし、「修理で直せるのか?」「思い切って交換したほうがいいのか?」と判断できずに迷ってしまいますよね。実は、エコキュートは修理ではなく交換の方が、メリットがあるケースもあります。
この記事では、エコキュートが故障したときに取るべき判断や、それぞれの費用・メリット・注意点をご紹介していきます。
エコキュートの故障が疑われる際には、ぜひ参考にしてください。
また、各メーカーのエコキュートのエラーコードについては、以下のページでも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
■メーカー別のエコキュートのエラーコード一覧
https://ecotec-japan.co.jp/maker/
目次

エコキュートが故障してしまったとき、修理と交換だとどちらの方が、メリットがあるのでしょうか。ここからは、修理と交換のそれぞれのメリット・デメリットを確認していきましょう。
まずは、エコキュートの「修理」をした際のメリット・デメリットを確認していきましょう。
エコキュートが故障したときに、交換ではなく修理するメリットとしては、以下のことが挙げられます。
・修理費用が安く済む
・掛かる時間が少ない
エコキュートの修理をする場合、交換と比べて修理費用が安く済む可能性があります。エコキュートの本体交換をする場合、数十万円の費用が掛かりますが、エコキュートの修理の場合には20,000円~100,000円程度(エコテックなら16,500円~)で済む場合が多いため、単純に掛かる費用を抑えられるというメリットがあります。
また、本体交換の場合は数時間や半日ほどの時間が掛かりますが、簡単な修理の場合には1~2時間で済むケースもありますので、費用や時間が抑えられるというメリットがあります。
交換ではなく修理を選んだ場合のデメリットとしては、修理した後に故障が再発するというケースがあることです。エコキュートは精密機械となるため、さまざまな部品で構成されており、一つの部品を修理した後に、同じ部分が再度故障してしまったり、別の部品が故障してしまったりすることがあります。
特に、エコキュートは10年~15年ほどで寿命になると言われており、利用して10年以上経過している場合には、エコキュートの寿命が近づいている可能性があります。
エコキュートの寿命が近づくと、さまざまな部品が摩耗したり劣化したりして、修理しても別の箇所がすぐに故障してしまうということもあります。
10年以上利用経過している方は、修理よりも交換の方が良いかもしれません。
次に、エコキュートの修理ではなく、交換をする場合のメリット・デメリットを確認していきましょう。
エコキュートの交換をするメリットとしては、以下のようなことが挙げられます。
・故障が再発するリスクが抑えられる
・新しいエコキュートで快適に過ごせる
新しいエコキュートを利用することで、経年劣化などほかの部品が故障してしまうリスクを抑えることができます。エコキュートは設置時に本体不良や工事不良などで故障してしまうことが稀にありますが、その場合は保証期間によって本体交換などできることがほとんどです。
新しいエコキュートにすることで、再度故障してしまうというリスクを抑えることができるでしょう。
また、新しいエコキュートにすることで、最新の機能などによって快適に利用することができるでしょう。省エネ機能など新しい機能によってお得に利用することもできます。
エコキュートを交換するのは、修理にするのに比べてどんなデメリットがあるのでしょうか。それは「費用が高くなる」というデメリットです。
エコキュートを修理するよりも本体交換した方が費用は高くなります。その分、新しいエコキュート利用によって長期的にみると省エネで使える可能性があり、故障が再発するリスクなども考えると、長期的に見て交換の方が良い場合がありますが、一時的に多くの費用が掛かるため、デメリットに感じることがあるでしょう。

エコキュートが故障してしまったとき、修理してもらうのは「損」なのでしょうか?
結論、修理を依頼するのが損になるケースもあります。それは以下のようなケースと考えられます。
・エコキュートを使用してから10年以上経過しているとき
・設定等が原因の時
詳しく確認していきましょう。
エコキュートが故障したとき、修理して失敗してしまったと後悔してしまう可能性があるのは、使用して10年以上経過しているエコキュートの場合です。
エコキュートの寿命は10年~15年ほどと言われているため、10年以上経過しているエコキュートは寿命が近づいているかもしれません。
そのため、10年以上利用経過しているエコキュートの場合には、交換も検討してみましょう。
エコキュートの修理業者に依頼して後悔してしまうケースとして、故障ではなく設定ミスなどで故障だと思ってしまったケースです。
温度設定のミスや止水栓を閉じてしまっているなど、何かしら自分で変更できるものの場合、業者によっては出張費などが掛かってしまい、無駄な費用を払う場合があります。まずはエコキュートの設定に間違いがないかなど、確認してみると良いでしょう。
修理業者によっては無料で点検をしてくれる会社もあるため、そのような業者に相談してみましょう。

次に、エコキュートが故障してしまったとき、修理に掛かる費用としてはどれくらいなのでしょうか、修理費用の相場について確認していきましょう。
エコキュートの故障時に掛かる修理費用としては、一般的に20,000円~100,000円(エコテックなら16,500円~)と幅があります。修理する箇所や交換する部品によっても修理費用は異なるため、重要な部品の交換などの場合には、高額な修理費用が掛かるケースがあります。
また、修理業者によっても修理費用は異なるため、まずは修理業者に相談して、事前に見積もりをもらうことがおすすめです。
エコキュートの修理ではなく、交換が必要になった場合、エコキュートの本体交換に掛かる費用としては、数十万円ほどの費用が掛かります。
本体交換は10年に1度くらいのペースとなりますが、大きな負担となってしまうでしょう。しかし、快適なバスタイムを送るために必要経費と考えましょう。10年以上経過しているエコキュートの場合には、本体交換も視野に入れる必要があります。

エコキュートが故障してしまったとき、修理に保険が適用できるケースがあります。
保険は「火災保険」「賠償保険」「自動車保険」などですが、一般的には火災保険の適用が多いでしょう。
火災保険が適用になるかどうかは、ご加入されている保険内容によっても異なるため、まずは保険内容を確認されてみると良いでしょう。
自然故障ではない場合、適用されるケースがあります。

エコキュートが故障してしまったとき、どのように修理をしていけばよいのか、修理方法について確認していきましょう。
残念ながら、自分でエコキュートの修理をすることはできません。修理をする場合には、専門知識を持ち実績が豊富な業者に依頼することがおすすめです。
修理依頼をする前に、まずはエコキュートのエラーコードを確認し、エラーコードのリセットをしてみましょう。
エラーコードのリセット方法については、以下のページでも詳しくご紹介しています。
■エコキュート本体の電源スイッチによる解除方法
エラーコードのリセットをしてもエラーコードが消えない場合や、不具合が起きている状態の場合には、エコキュートが故障している可能性が高いです。その場合には、エコキュートの修理専門業者に連絡をして、修理を依頼しましょう。
修理業者によっては出張費用が掛かるケースがありますので、事前に確認しておきましょう。

次に、エコキュートが故障してしまったとき、修理業者はどのように選べば良いのか、修理業者の選び方についてご紹介していきます。
エコキュートが故障してしまったとき、修理業者を選ぶポイントとしては、実績豊富な業者にすることです。エコキュートの修理はこれまで別の仕事をしていた方が副業のような形で行うケースもあります。
そのため、これまでエコキュートの修理実績がどれくらいあるのか、必ず確認してから依頼するようにしましょう。特に、自宅のエコキュートの修理実績がある会社への依頼がおすすめです。
修理業者の選定ポイントとして、365日24時間対応している業者を選ぶこともおすすめです。エコキュートは夜中稼働するように設定されているため、エラーが起きてしまったり、お湯が作れなくなってしまったりするのが夜中のケースもあります。
いつでも連絡がつながり、故障時の不安を払拭してくれるような常時営業している会社を選ぶことがおすすめです。
エコキュートの修理には数万円ほどのお金が掛かります。この費用についても業者ごとに異なり、見積もりをもらわずに修理依頼してしまうと、思った以上の費用が掛かり、失敗してしまうことがあります。まずは事前に見積もりをもらうようにしてから修理を依頼しましょう。

最後に、エコキュートが故障してしまったとき、修理ではなく交換する場合、どのように選べば良いのか、ご紹介していきます。
新しいエコキュートを選ぶとき、給湯タイプをまずは選びましょう。給湯タイプとしては、以下のようなタイプがあります。
・フルオート
・オート/セミオート
・給湯専用
自宅でお使いのエコキュートのタイプから、同じエコキュートの給湯タイプを選ぶことがおすすめです。
タンクの容量としては、以下のような容量タイプがあります。
・550L
・560L
・460L
・370L
多く普及している容量としては、370Lや460Lになりますが、こちらもご自宅のエコキュートと同じタンク容量を選ぶことがおすすめです。ただし、普段湯切れが気になる場合や、家族構成が変わった場合など、別の容量にするケースもありますので、業者に相談してみましょう。
エコキュートをお使いの方で「シャワーの圧が気になる」という方は、水圧でも選ぶと良いでしょう。高圧タイプと標準圧タイプがありますので、シャワーの圧が気になる方は高圧タイプがおすすめです。今のシャワーの圧で問題なければ、今まで通りの水圧で使用することがおすすめです。
地域によっては寒冷地仕様のエコキュートを選ぶ必要があったり、耐塩害地仕様のエコキュートを選ぶ必要があったりします。お住まいの地域を確認して、該当地域に合わせたエコキュートを選びましょう。
最後に、メーカーで選ぶケースもあります。これまでの条件を確認した上で、自宅に合ったエコキュートのメーカーや製品を選びましょう。今まで使っていたメーカーが生産中止になっているケースもありますので、特に今までのメーカーにこだわる必要はないでしょう。
ここまで、エコキュートの故障時の修理について、必要と思われる情報をご提供させていただきました。
エコキュートが故障したときは修理の場合にも交換の場合にもメリットやデメリットがあります。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、後悔のない対応をするようにしましょう。
しかし、エコキュートの修理や交換は自分ではできないため、まずはお近くのエコキュートの修理専門業者へご相談ください。
エコキュート修理サービス担当
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お問い合わせいただいたら、まずはお電話で状況をヒアリングさせて頂きます。
その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
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