エコキュートが故障したときの修理費用の目安や費用を抑えるポイントについて徹底解説！

エコキュートが壊れたとき、まず気になるのは「どれくらい費用がかかるのか」という点ではないでしょうか。ちょっとした修理で済む場合もあれば、本体交換が必要になるケースもあり、状況によって金額は大きく変わります。

少しでも安く済ませたいと思っても、自分で修理や交換することはできないため、修理業者に依頼することが望ましいです。

この記事では、エコキュートが故障した際にかかる修理費用の目安や、出費をできるだけ抑えるコツを紹介します。また、エコキュートの修理業者を選定するポイントや、エコキュートの修理費用が高くなるケースなどもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

また、エコキュートのエラーコードについて確認されたい方は、以下のページでも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

■メーカーごとのエコキュートのエラーコード一覧

https://ecotec-japan.co.jp/maker/

エコキュート故障時の修理費用の目安は？

まずはエコキュートが故障してしまったときの修理費用の目安について確認していきましょう。

軽微な修理の場合

エコキュートが故障してしまったとき、簡単な修理で済む場合には、20,000円～30,000円程度（エコテックなら16,500円～）で済む可能性があります。例えば、一部の部品の修理や交換、配管の部分的な補修など、時間工数も掛からず部品代も掛からないような修理の場合、そこまで高額な金額にはならないでしょう。

ただし、エコキュートの修理費用は工賃によって変動するため、エコキュートの修理業者へ依頼する際には、まずは事前に見積もりをもらうようにしましょう。

重要な部分の修理の場合

エコキュートの修理費用が高くなるケースとして、重要な部品の修理が発生したときがあります。例えば、貯湯タンクやヒートポンプからお湯が漏れてしまっており、貯湯タンクやヒートポンプユニットが故障し、交換をしなければならない場合、50,000円以上の費用が発生するケースがあります。

また、運転中に異音が聞こえることや、お湯が出ない・お湯がたまらない・お湯の温度が一定にならないなどのお湯に関する故障は、20,000円～70,000円程度の費用が掛かることがあります。

さらに、ヒートポンプユニットの交換が必要になるような故障は、100,000円近くの修理費用が掛かる場合がありますので、まずはお近くのエコキュートの修理業者に相談してみましょう。

本体交換の場合

エコキュートが故障してしまったとき、修理ではなく本体交換が必要になった場合、交換費用としては400,000円～700,000円程度掛かる可能性があります。購入するエコキュートのメーカーや製品によって費用は異なりますが、修理よりも高額になってしまいます。

しかし、エコキュートは10年～15年ほど利用すると寿命が近づき、本体交換が必要になるケースがあります。寿命が近づいてくるとさまざまな部品が摩耗などによって劣化し、修理しても別の部分が故障してしまうことがあります。

10年以上利用しているエコキュートの場合には、本体交換の方が長期的にみると良い場合があります。

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エコキュートの故障時に修理費用を抑えるポイント

次に、エコキュートの修理費用を抑えるポイントについても確認していきましょう。

事前に見積もりをもらう

エコキュートの修理費用を抑えるポイントとして、エコキュートの修理業者から事前に見積もりをもらうことがおすすめです。修理費用を抑えるポイントというよりも、高額な修理業者を選ばないようにするための方法とも言えます。

エコキュートの修理業者に掛かる費用は修理業者によって異なり、出張費などが掛かるケースもあります。まずは修理を依頼する前に「どれくらい掛かるのか」を確認するため、事前に業者から見積もりをもらうようにしましょう。

保証制度を利用する

エコキュートの修理をする場合、メーカー保証や有料延長保証によって無料で修理してくれるケースがあります。

メーカー保証

メーカー保証は、メーカーによって異なりますが、1～3年ほど本体保証がついているケースがあります。本体保証がついており、期間内であれば故障したときにメーカー側が修理や交換などの保証をしてくれます。

有料延長保証

有料延長保証とは、メーカー保証ではなく、エコキュートを設置してくれた据付店による保証で、エコキュートを設置する際に有料延長保証に加入している場合には、据付店によって無料で修理してくれるケースがあります。有料延長保証に加入されている場合で、保証期間内の方は、据付店に連絡してみると良いでしょう。

火災保険を使う

エコキュートの故障は火災保険が適用されるケースがあります。火災保険の保険内容によっても異なるため、一概には言えませんが、例えば雷や地震、台風などによってエコキュートが倒れ、壊れてしまった場合など、火災保険が適用になり修理費用を抑えられる可能性があります。

また、自動車保険や賠償保険なども適用できるケースがありますので、保険会社に確認してみると良いでしょう。

近くのエコキュートの修理業者へ相談する

エコキュートの修理費用を抑えるポイントとして、近くのエコキュートの修理専門業者へ依頼することが挙げられます。近くのエコキュートの修理業者に依頼することで出張費用を抑えられる可能性があります。

また、エコキュートの修理専門業者は専門的にエコキュートの修理をしているため、部品交換や修理費用など、専門知識を持っているため最低限の工数や部品で行ってくれる安価な業者が存在します。

まずは、お近くのエコキュートの修理業者に相談し、見積もりをもらうことがおすすめです。

エコキュートは交換の方が費用を抑えられる可能性

エコキュートが故障してしまったとき、長期的にみると「本体交換」の方が費用を抑えられる可能性があります。

本体交換すると数十万円という費用が発生するため、「高くなる」と思ってしまいがちですが、エコキュートを使ってから10年以上経過している場合には、本体交換の方が長期的に見て安価になる可能性があります。

それは、10年以上経過しているエコキュートは寿命が近づいている可能性があり、修理した部分以外ですぐに故障してしまったり、直したところがすぐに不具合が起きてしまったりすることがあります。

せっかく直しても何度も故障して、そのたびに修理費用がかさむよりも、本体交換をして新しいエコキュートで生活している方が、無駄な修理費用をかけずに済む可能性があります。

その判断は素人には難しいため、お近くのエコキュートの修理業者に相談し、ベストな解決策を出してもらうようにしましょう。

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エコキュートの修理にかかる時間は？

エコキュートの修理に掛かる時間はどれくらいなのでしょうか。修理時間について確認していきましょう。

軽微な修理

エコキュートの修理に掛かる時間は修理する内容や部品の有無によっても異なります。軽微な修理の場合には、1～2時間で終わる場合もあり、すぐにお湯が使えるようになったり、エコキュートが稼働できる状態になったりします。

その場合には、修理に掛かる費用負担も少ないでしょう。

部品の交換が必要なケース

エコキュートが故障してしまっている原因として、部品が劣化してしまったり、壊れてしまったりしている場合には、部品交換が必要になります。すぐに部品がある場合には1～2時間で解決しますが、部品を取り寄せなければならない場合には、数日かかるケースもあります。

特に古いエコキュートの場合には部品の取り寄せに時間を要してしまうこともあるでしょう。また、部品そのものがすでにどこにもないケースもありますので、その場合には本体交換自体が必要になることもあります。

本体交換

エコキュートの本体交換が必要な場合には、本体交換するのに要する時間としては、4時間から7時間くらいが目安となります。

業者によっては半日で終わるケースもありますが、設置している場所や配管の位置などによっては工事が難航するケースもありますので、お近くのエコキュートの修理業者にまずはご相談ください。

【修理費用を抑える】エコキュートの故障時に修理業者を選ぶポイント

次に、エコキュートの修理業者を選ぶポイントについて確認していきましょう。

メーカー研修を受けている会社

修理費用を抑えるという観点では、メーカー研修を受けている会社に依頼することがおすすめです。メーカー研修を受けているようなまじめな企業は、高額請求するといったことは少ないでしょう。しっかりとお客様に寄り添った金額提示をしてくれることでしょう。

事前に見積もりがもらえる会社

事前に修理に掛かる費用見積もりを出してくれる会社は優良企業であることが多いです。後から高額請求されずに済むため、しっかりと納得の金額で実施してもらえることで安心して依頼できるでしょう。

すぐに対応してくれる会社

すぐに対応してくれる修理業者も比較的優良企業と言えます。24時間365日対応しているようなお客様視点の企業は、悪徳業者である可能性は少ないでしょう。また、近くの業者の方が出張費用なども掛からないことが多いため、お近くのエコキュートの修理業者へお問い合わせください。

エコキュート故障時の修理費用はどうやって決まる？

次に、エコキュートの修理費用はどのように決まるのか、確認していきましょう。

エコキュートの部品の費用

エコキュートが故障してしまったときに、修理する部品や交換する部品によって、部品の費用として見積もりの中に含まれます。この部分はどうしても物理的にかかってしまう費用なので抑えることはできないでしょう。

修理にかかる技術料

修理に掛かる技術料に関しては、修理業者の工賃となり、この部分は会社によって異なります。技術料や工賃の部分は企業の利益となるため、それぞれの企業ごとの考えによって大小差が出てきます。

出張費など

修理費用の中に出張費なども含まれるケースがあります。担当エリア外の場合には出張費がかなり加算されるケースもありますので、まずは修理依頼をする前に事前見積もりを取り、出張費が掛かるか、事前に確認しておくと良いでしょう。

エコキュートの寿命について

エコキュートが故障してしまったとき、それはエコキュートの寿命のせいかもしれません。エコキュートは10年～15年ほどで寿命になると言われており、10年以上利用しているエコキュートは寿命が近づいている可能性があります。

エコキュートの寿命によって故障している場合、本体交換も視野に入れましょう。

エコキュート故障時に修理費用が高くなるケース

最後に、エコキュートが故障したときに修理費用が高くなってしまうケースについてご紹介していきます。

エコキュートの故障を放置して修理費が高くなる

エコキュートの修理費用が高くなってしまうケースとして、エコキュートの故障をそのまま放置してしまうというケースが考えられます。エコキュートが水漏れしているのに放置してしまうと、水漏れしている部分以外の部品が劣化したり、故障したりしてしまい、放置したことで別の修理が必要になるというケースがあります。

また、その場合には修理費用が高くなるだけではなく、水道代や電気代も高くなることがありますので、修理が必要な場合には放置せずにすぐに修理業者に連絡をしましょう。

エコキュートの修理業者選定を誤る

エコキュートの修理費用が高くなるケースとして、修理業者の選定を間違えてしまうということが挙げられます。

エコキュートの修理業者は多く存在しますが、優良企業じゃない会社も存在します。修理見積を出さずに修理が終わってから請求され、請求額が思った以上に掛かってしまい、修理してもらった以上払わないわけにはいかず、高くついたなと感じてしまうこともあるでしょう。

まずは先ほどお伝えした修理業者の選定ポイントにもとづき、事前に見積もりがもらえる業者などをしっかり選定することが必要です。

エコキュートの故障時の費用のまとめ

ここまで、エコキュートの故障時にかかる修理費用について、修理費用の目安や安く抑えるポイント、修理費用が高くなるケースや選ぶべき修理業者についてなど、詳しく解説してきました。

エコキュートが故障してしまったとき、どうしても修理業者へ依頼して、修理や部品交換などしてもらう必要がありますが、修理業者によって費用は異なるため、エコキュートの修理業者はしっかりと選定するようにしましょう。

また、修理に掛かる費用の内訳についても確認し、信頼できる業者へ依頼するようにしましょう。

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