エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
エコキュートのスペシャリストとして当ブログの記事監修を担当。
エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
エコキュートの各メーカーの最新情報を常に共有、修理や施工の研修も受講済み
記事公開日:2022年7月16日 / 最終更新日:2026年8月17日
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エコキュートを長く快適に使うためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。お手入れを怠ると、故障やお湯の汚れ、光熱費の増加につながることがあります。この記事では、メンテナンスが必要な理由や頻度、自分でできる日常的なお手入れ方法を解説します。

エコキュートは、屋外に設置されたヒートポンプユニットでお湯を沸かし、貯湯タンクにためて使用する給湯器です。
長期間使用していると、配管やフィルター、貯湯タンクなどに汚れがたまるため、性能を維持するには定期的な掃除や点検が必要です。
エコキュートの平均寿命は、一般的に10年程度とされています。ただし、使用環境やメンテナンスの状況によって、実際に使用できる期間は異なります。
フィルターの目詰まりや配管の汚れ、部品の劣化などを放置すると、本体に負担がかかり、故障や水漏れにつながる可能性があります。
定期的に掃除や点検を行い、異常を早めに発見することが、エコキュートを長持ちさせることにつながります。
浴槽アダプターやふろ配管、貯湯タンクには、水道水に含まれる不純物や湯垢、皮脂汚れなどがたまることがあります。
汚れを放置すると、お湯にゴミが混ざったり、臭いが気になったりする原因になります。特に、追いだきでお湯を循環させるふろ配管は、皮脂や湯垢が入り込みやすい部分です。
浴槽アダプターのフィルターやふろ配管、貯湯タンクを定期的に掃除し、清潔な状態を保ちましょう。
フィルターや配管に汚れがたまると、お湯や水の流れが悪くなり、エコキュートの給湯効率が低下する可能性があります。
効率が悪い状態で運転を続けると、お湯を沸かすために余計な電力や水を使用し、電気代や水道代が増えることもあります。
本来の省エネ性能を維持するためにも、日常的なお手入れと定期的な点検を続けることが大切です。

エコキュートのメンテナンスは、日常的に行う掃除と、数か月から数年ごとに行う点検に分けられます。
主なメンテナンス項目と頻度の目安は、以下のとおりです。
| メンテナンス項目 | 頻度の目安 |
| リモコンや浴槽アダプターの掃除 | 日常的 |
| ふろ配管の洗浄 | 汚れが目立つとき |
| 逃し弁の点検 | 年に2~3回程度 |
| 貯湯タンクの水抜き・内部洗浄 | 年に2~3回程度 |
| 漏電遮断器・配管接続部の点検 | 年に2~3回程度 |
| 凍結防止ヒーターの動作確認 | 冬になる前 |
| 専門業者による定期点検 | 3~4年に1回程度 |
適切な頻度や手順は、メーカーや機種によって異なる場合があります。実際に作業するときは、使用しているエコキュートの取扱説明書を確認してください。

日常的なメンテナンスは、特別な工具を使わずに行える簡単な作業が中心です。
台所や浴室のリモコン、貯湯タンク、ヒートポンプユニットの表面に付着した汚れは、乾いた柔らかい布で拭き取ります。
汚れが落ちにくい場合は、水や薄めた中性洗剤を含ませ、固く絞った布を使用してください。その後、乾いた布で水分を拭き取ります。
ベンジンやシンナーなどを使用すると、変色や変形、ひび割れの原因になる可能性があるため避けましょう。
浴槽アダプターは、浴槽内に設置されているお湯の循環口です。フィルターに髪の毛や湯垢などがたまると、お湯はりや追いだきが正常に行えなくなる可能性があります。
取扱説明書に従ってフィルターを取り外し、水洗いします。汚れが落ちにくい場合は、使い古した歯ブラシなどで軽くこすりましょう。
掃除が終わったら、フィルターを正しい向きで元の位置に取り付けます。
貯湯タンクやヒートポンプユニットの周囲に、落ち葉やゴミ、ほこりなどがたまっていないか確認します。
特にヒートポンプユニットは、周囲の空気を取り込んでお湯を沸かします。吸込口や吹出口が物や落ち葉でふさがれると、運転効率が低下する可能性があります。
周囲に物を置かず、空気の通り道と点検に必要なスペースを確保しましょう。併せて、配管周辺に水漏れがないか目視で確認すると安心です。
給水フィルターは、貯湯タンク内にゴミなどが入り込むのを防ぐ部品です。
フィルターが目詰まりすると、お湯の出が弱くなったり、浴槽へのお湯はりに時間がかかったりすることがあります。
取扱説明書に従って給水フィルターを取り外し、水洗いして汚れを落とします。細かな汚れには、歯ブラシなどを使用すると便利です。
給水フィルターの場所や取り外し方は、メーカーや機種によって異なるため、無理に外さず取扱説明書を確認して作業しましょう。

日常的な掃除に加えて、ふろ配管や貯湯タンク、安全装置なども定期的に点検する必要があります。
具体的な手順や頻度はメーカーや機種によって異なるため、作業前に取扱説明書を確認しましょう。
ふろ配管には、追いだきなどでお湯を循環させる際に、皮脂や湯垢、ゴミが入り込むことがあります。汚れを放置すると、お湯の臭いや汚れにつながるため、配管洗浄剤を使用して定期的に洗浄しましょう。
一般的には、浴槽に水または残り湯をためて洗浄剤を入れ、リモコンの配管洗浄機能を作動させます。洗浄後は浴槽のお湯を排水し、再び水をためてすすぎを行います。
使用できる洗浄剤や操作方法は機種によって異なるため、必ず取扱説明書に従ってください。
貯湯タンクの底には、水道水に含まれる不純物や湯垢などが沈殿することがあります。汚れを排出するため、年に2~3回程度を目安に水抜きを行いましょう。
一般的には、給水用の止水栓を閉じて逃し弁を開き、排水栓から1~2分程度水を流します。その後、排水栓と止水栓を元の状態に戻します。
タンク内のお湯は高温になっていることがあるため、やけどに注意が必要です。手順が分からない場合は無理に作業せず、販売店やメーカーへ相談しましょう。
逃し弁は、貯湯タンク内の圧力を適切に保つための部品です。正常に作動しないと、タンクの変形や水漏れにつながる可能性があります。
点検するときは、逃し弁のレバーを上げ、排水口から水またはお湯が出ることを確認します。その後、レバーを元に戻し、排水が止まれば正常です。
沸き上げ運転をしていないときも排水が続く場合は、逃し弁の不具合が考えられるため、販売店やメーカーへ相談してください。
関連記事:エコキュートが水漏れしているのはなぜ?プロが対処方法を解説
漏電遮断器は、漏電を検知したときに電気を遮断し、感電や火災を防ぐための安全装置です。
点検するときは、漏電遮断器のテストボタンを押し、電源レバーが「入」から「切」になることを確認します。正常に作動したことを確認したら、電源レバーを「入」に戻します。
テストボタンを押しても電源が切れない場合や、電源を入れ直してもすぐに切れる場合は、使用を続けずに専門業者へ相談しましょう。
エコキュート本体や浴槽につながる配管の接続部分には、パッキンやシールなどが使われています。
これらの部品は、紫外線や外気の影響で劣化し、水漏れを起こすことがあります。配管や接続部分に亀裂、変色、水滴などがないか目視で確認しましょう。
水漏れや部品の劣化が見られる場合は、自分で分解や補修をせず、販売店や専門業者へ点検を依頼してください。
凍結防止ヒーターは、気温が低下したときに配管を温め、凍結を防ぐための設備です。
配管が凍結すると、お湯が出なくなったり、配管が破損したりする可能性があります。本格的に寒くなる前に、凍結防止ヒーターの電源が入っているか、正常に作動する状態になっているか確認しましょう。
凍結防止対策はメーカーや設置地域によって異なるため、取扱説明書に記載された方法に従ってください。

エコキュートのメンテナンスを継続するには、掃除や点検を行いやすい環境を整えることが大切です。
エコキュートは、部位によって必要なメンテナンスの頻度が異なります。いつ、どの部分を掃除したか分からなくならないように、カレンダーやメモで管理しましょう。
例えば、浴槽アダプターは浴室掃除と一緒に確認し、貯湯タンクや安全装置は季節の変わり目に点検するなど、実施する時期を決めておくと習慣化しやすくなります。
貯湯タンクの周囲に物が置かれていると、掃除や点検のたびに移動させる必要があり、メンテナンスの負担が大きくなります。
ほこりやゴミもたまりやすくなるため、タンクの周囲は整理しておきましょう。スペースを確保しておけば、配管からの水漏れなどにも気づきやすくなります。
ヒートポンプユニットの周囲には、落ち葉やほこり、風で運ばれたゴミなどがたまりやすいため、こまめに片付けましょう。
吸込口や吹出口が物でふさがれると、空気の流れが悪くなり、運転効率が低下する可能性があります。植木鉢や収納用品などを近くに置かず、空気が通る状態を保つことが大切です。
気温が低下する地域では、配管の凍結を防ぐための対策が必要です。
凍結防止ヒーターが正常に作動するか確認するとともに、必要に応じて配管用の凍結防止カバーを使用します。配管を外気にさらしたままにせず、使用している機種や設置環境に合った方法で保護しましょう。

エコキュートを長く安全に使うためには、日常的なメンテナンスに加えて、専門業者による定期点検も検討しましょう。
専門業者による点検では、貯湯タンク内部の汚れや、フィルター、電気部品、消耗部品などの状態を確認してもらえます。
専門知識が必要な部分まで点検することで、自分では気づきにくい劣化や不具合を早い段階で発見できる可能性があります。必要に応じて部品の交換や内部の清掃も行われます。
専門業者には、配管の水漏れや劣化に加えて、逃し弁、減圧弁、漏電遮断器などの安全装置も点検してもらえます。
特に、逃し弁や減圧弁は使用するうちに劣化する部品です。不具合を放置すると水漏れなどにつながるため、定期的に状態を確認してもらいましょう。
定期点検は、エコキュートを購入した販売店や設置工事を行った業者、メーカーの修理窓口などへ依頼できます。
突然訪問してきた業者や、電話で無料点検を持ちかける業者のなかには、高額な交換工事を迫るケースもあります。依頼先を選ぶ際は、連絡先やサービス内容が明確な販売店・メーカーなどを利用しましょう。
エコキュートを長く快適に使用するには、日常的な掃除と定期的なメンテナンスの両方が必要です。
リモコンや浴槽アダプター、給水フィルターなどは自分で掃除できます。ふろ配管や貯湯タンクの洗浄、逃し弁や漏電遮断器の点検も、取扱説明書を確認しながら定期的に行いましょう。
自分では確認できない内部の部品や安全装置については、販売店やメーカーなどの専門業者へ点検を依頼することが大切です。
エコキュート修理サービス担当
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エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
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