エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
エコキュートのスペシャリストとして当ブログの記事監修を担当。
エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
エコキュートの各メーカーの最新情報を常に共有、修理や施工の研修も受講済み
記事公開日:2022年12月22日 / 最終更新日:2026年8月13日
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エコキュートは、光熱費を抑えやすい一方で、初期費用や水圧、湯切れ、設置場所などに注意が必要です。この記事では、「おすすめしない」と言われる理由やメリット、導入でよくある失敗例、後悔しない選び方などを解説します。
目次

エコキュートは光熱費を抑えやすい一方で、導入費用や水圧、設置スペースなどに注意が必要な給湯設備です。ここでは、エコキュートをおすすめしないと言われる主な理由を解説します。
エコキュートをおすすめしない理由として、まず挙げられるのが初期費用の高さです。
エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つを設置する必要があり、機器本体も大型です。
ガス給湯器から切り替える場合は、基礎工事や配管工事、200V電源を使用するための電気工事なども必要になるため、導入費用が高くなりやすい傾向があります。
一般的なガス給湯器は本体と工事を含めて数十万円以内に収まることが多いのに対し、エコキュートは本体と工事を合わせて40万~60万円程度かかる場合があります。
設置環境や選ぶ機種によっては、さらに費用が高くなることもあるでしょう。
エコキュートは、その都度お湯を沸かすのではなく、あらかじめ沸かしたお湯を貯湯タンクにためて使用します。そのため、タンク内のお湯を使い切ると、湯切れが起こります。
来客があった日や、家族が続けてシャワーを使用した日など、普段より多くのお湯を使った場合は注意が必要です。
お湯を沸かし直すまでには時間がかかるため、すぐにシャワーや湯はりができない可能性があります。
湯切れを防ぐには、家族人数だけでなく、シャワーの使用回数や入浴時間なども考慮してタンク容量を選ぶことが重要です。
エコキュートは、一般的に電気料金が安い時間帯にお湯を沸かすことで、給湯にかかる費用を抑えます。
そのため、エコキュートに適した電気料金プランを選ばなければ、十分な節約効果を得られない可能性があります。
例えば夜間の電気料金が安いプランは、昼間の料金が高めに設定されていることがあります。
在宅勤務や子育てなどで日中に多くの電気を使う家庭では、給湯費が安くなっても、家庭全体の電気代が思ったほど下がらないこともあるでしょう。
また、湯切れによる昼間の沸き増しが多い家庭も、電気代が高くなりやすい傾向があります。
エコキュートへ交換した後に、シャワーの勢いが弱くなったと感じる人もいます。
ガス給湯器は、水道管の圧力を利用してお湯を供給します。
一方、一般的なエコキュートは、貯湯タンクを保護するために水圧を下げてからお湯をためる仕組みです。そのため、ガス給湯器より給湯圧力が低くなる場合があります。
通常の入浴や家事で大きな問題にならないケースも多いものの、強いシャワーを好む方や、2階・3階でお湯を使用する住宅では、物足りなさを感じる可能性があります。
水圧を重視する場合は、標準タイプではなく高圧給湯に対応した機種や、水道直圧式の機種を検討しましょう。
エコキュートを設置するには、貯湯タンクとヒートポンプユニットを置くためのスペースが必要です。
壁掛け式のガス給湯器と比べて機器が大きいため、住宅が密集している地域や敷地の狭い住宅では、設置場所を確保できない場合があります。
スペースがあっても、点検や修理に必要な作業スペースまで確保できるか確認しなければなりません。
また、貯湯タンクは満水になると重くなるため、安定して設置できる基礎も必要です。搬入経路が狭い場合は、クレーンを使用するなどの特殊作業が必要となり、工事費が高くなることもあります。
エコキュートのヒートポンプユニットは、お湯を沸かす際に運転音や振動を発生させます。極端に大きな音ではありませんが、周囲が静かな深夜に稼働するため、設置場所によっては音が気になることがあります。
運転音によるトラブルを防ぐには、自宅の都合だけでなく、近隣住宅との位置関係を考慮して設置場所を決めることが重要です。
エコキュートでは、機種や給湯タイプによって使用できる入浴剤が異なります。
特に、浴槽のお湯を循環させるフルオートタイプでは、入浴剤に含まれる成分が配管やポンプへ影響を与える可能性があります。
濁り湯タイプや硫黄、塩分などを含む入浴剤は、使用できない場合があるため注意が必要です。
一方、近年は市販されている一般的な入浴剤に対応した機種も増えています。
普段から入浴剤を使用している方は、導入前にメーカーの取扱説明書や対応表を確認し、使いたい入浴剤に対応した機種を選びましょう。

エコキュートには注意したい点がある一方で、光熱費の削減や災害時の備えなど、さまざまなメリットがあります。
エコキュートは、電気だけでお湯を沸かすのではなく、大気中の熱を取り込んで利用します。
少ない電力で効率よくお湯を沸かせるため、ガス給湯器や電気温水器から切り替えることで、毎月の給湯費を抑えられる可能性があります。
特に、プロパンガスを利用している家庭や、お湯の使用量が多い家庭では、光熱費の差が大きくなりやすいでしょう。
ただし、実際の節約額は、地域の気候や電気・ガス料金、家族人数、お湯の使用量などによって異なります。
導入前にメーカーなどが提供するシミュレーションを利用し、現在の給湯費と比較することが大切です。
エコキュートの貯湯タンクには、常に一定量のお湯や水がためられています。断水が発生した場合でも、非常用取水栓などからタンク内の水を取り出し、生活用水として利用できる場合があります。
手洗いやトイレ、清掃などに使える水を確保できるため、災害時の備えとして役立ちます。
ただし、タンク内の水は原則として飲用を想定していません。長期間タンク内にためられている場合があるため、メーカーが飲用可能としている機種を除き、そのまま飲むのは避けましょう。
エコキュートは、ガスや灯油を燃焼させず、電気と大気中の熱を利用してお湯を沸かします。
火を使用しないため、燃焼による火災やガス漏れ、一酸化炭素中毒などのリスクを抑えられます。小さな子どもや高齢者がいる家庭にとっても、導入を検討するメリットの一つです。
また、燃焼時の排気ガスが発生しないため、給湯時の環境負荷を抑えやすい特徴もあります。
エコキュートは、太陽光発電を設置している住宅と相性のよい給湯設備です。
一般的なエコキュートは夜間にお湯を沸かしますが、太陽光発電との連携に対応した機種では、昼間に発電した電気を使って沸き上げることができます。
余った電気を自宅で消費することで、電力会社から購入する電気を減らしやすくなります。
また、昼間にお湯を沸かすことで、実際に使用するまでの時間が短くなり、貯湯中の放熱ロスを抑えられる場合もあります。
太陽光発電をすでに設置している家庭や、同時に導入する予定がある家庭は、太陽光発電との連携機能や、昼間の沸き上げを前提としたおひさまエコキュートも比較するとよいでしょう。
近年のエコキュートには、自動湯はりや追いだきだけでなく、入浴を快適にするさまざまな機能が搭載されています。
たとえば、浴槽のお湯や配管を清潔に保つ除菌・洗浄機能、微細な泡を発生させる機能、スマートフォンから湯はりを操作できる機能などがあります。
また、子どもや高齢者がいる家庭では、浴室内の状況を確認できる見守り機能も選択肢になります。
省エネ性能の高いエコキュートを導入する場合、国や自治体の補助金を利用できることがあります。
国の給湯省エネ事業では、一定の性能要件を満たすエコキュートが補助対象です。機種の性能や既存設備の撤去状況などによっては、補助額が加算される場合もあります。
自治体が独自の補助制度を実施していることもあり、条件によっては国の制度と併用できる可能性があります。
ただし、補助金には対象機種や契約日、工事期間、申請期限などの条件があります。予算上限に達すると、期間内でも受付が終了することがあるため注意が必要です。
関連記事:【2026年】エコキュートの補助金制度を解説!補助額・対象条件・申請方法

エコキュートの導入で起こりやすい失敗の多くは、料金プランやタンク容量、機能、設置場所を事前に確認することで防げます。
エコキュートの電気代を抑えるには、家庭の生活時間に合った料金プランを選ぶことが重要です。
夜間料金の安さだけでプランを決めると、昼間の電気使用量が多い家庭では、全体の電気代が高くなる可能性があります。まずは、現在の電気料金明細などから、時間帯ごとの電気使用量や在宅時間を確認しましょう。
タンク容量は、家族人数と実際のお湯の使用量を踏まえて選びましょう。
一般的には、2~3人世帯では370L、4~5人世帯では460L、6~7人世帯では550L程度が目安とされています。ただし、必要な容量は入浴方法やシャワーの使用時間によっても変わります。
家族全員が毎日湯船につかる家庭や、シャワーを長く使用する人がいる家庭、来客が多い家庭では、人数だけを基準にすると容量が不足する可能性があります。
反対に、必要以上に大きな容量を選ぶと、本体価格が高くなり、設置スペースも広く必要です。業者に現在のお湯の使用状況を伝え、余裕を持ちつつ大きすぎない容量を選びましょう。
強いシャワーを好む方や、2階・3階でお湯を使う住宅では、高圧給湯に対応したエコキュートを検討しましょう。
各メーカーから、標準タイプより高い給湯圧力に対応した機種が販売されています。水道の圧力を利用して給湯する水道直圧式の機種もあり、ガス給湯器に近い使用感を得られる場合があります。
ただし、高圧タイプであっても、実際の水圧は地域の水道圧や配管の長さ、同時に使用する蛇口の数などによって変わります。現在の住宅でどの程度の水圧を確保できるか、施工業者へ確認してから機種を選びましょう。
エコキュートには、給湯専用、オート、フルオートなどのタイプがあります。搭載されている機能が多いほど便利ですが、本体価格も高くなる傾向があります。
現在使用している給湯器でよく使う機能と、なくても困らない機能を整理し、価格とのバランスを考えて選びましょう。
使用できる入浴剤は、メーカーや機種、給湯タイプによって異なります。特にフルオートタイプでは、浴槽のお湯を配管内に循環させるため、濁り湯や硫黄、塩分などを含む入浴剤が使用できない場合があります。
対応していない入浴剤を使うと、配管やポンプの詰まり、腐食、故障につながる可能性があります。保証の対象外となることもあるため注意が必要です。
導入前にメーカーの公式サイトや取扱説明書を確認し、愛用している入浴剤を使用できる機種を選びましょう。
太陽光発電を設置している家庭や、これから導入する予定がある家庭は、エコキュートとの連携機能を確認しましょう。
太陽光発電との連携に対応した機種では、翌日の天気予報や発電量をもとに、沸き上げる時間帯を自動で調整できる場合があります。
昼間に発電した電気を利用すれば、電力会社から購入する電気を減らし、余剰電力を有効活用できます。
太陽光発電の自家消費を重視する場合は、昼間の沸き上げを前提としたおひさまエコキュートも選択肢です。
ただし、対応する太陽光発電システムや料金プランが限られる場合があります。現在使用している設備との互換性も含めて確認してください。
エコキュートの設置場所を決める際は、自宅だけでなく隣家の間取りや窓の位置にも配慮しましょう。
ヒートポンプユニットは夜間に稼働することが多いため、自宅や隣家の寝室付近への設置は避けるのが基本です。窓や換気口の近くも、音が室内へ入りやすいため注意が必要です。

エコキュートは、すべての家庭に向いているわけではありません。初期費用だけでなく、居住予定期間やお湯の使用量、設置環境などを踏まえて判断しましょう。
エコキュートは、給湯にかかる光熱費を長期的に抑えたい人に向いています。特に、プロパンガスを利用している家庭や、家族が多くお湯の使用量が多い家庭では、ランニングコストの削減効果を得やすいでしょう。
また、今後も同じ住宅に長く住む予定がある人や、太陽光発電を設置している人にも適しています。初期費用は高めですが、長期間使用することで光熱費の差を回収できる可能性があります。
エコキュートは、初期費用が比較的高いため、数年以内に転居や建て替えを予定している人には向かない場合があります。
長期間使用する前に手放すと、光熱費の削減によって初期費用を回収しにくいためです。
また、お湯の使用量が少ない家庭では、ガス給湯器などと比べても光熱費の差が小さく、エコキュートを導入するメリットを感じにくいことがあります。
そのほか、設置スペースを確保できない住宅や、シャワーの強い水圧を重視する家庭も注意が必要です。こうした場合は、エコキュートだけでなく、ガス給湯器などほかの給湯設備も含めて比較するとよいでしょう。

エコキュートの寿命は、一般的に10~15年程度が目安です。ただし、使用環境やメンテナンス状況によっては、これより早く故障する場合もあります。
本体と工事を含めた導入費用は、40万~60万円程度が目安です。タンク容量や機能、設置環境によって金額は変わります。
配管や基礎、電気設備の工事が必要な場合は、追加費用がかかることもあります。
エコキュートは大気中の熱を利用してお湯を沸かすため、ガス給湯器や電気温水器より給湯費を抑えられる可能性があります。
ただし、節約額はお湯の使用量や電気料金プラン、地域によって異なります。昼間の電気使用量が多い家庭では、家庭全体の電気代が思ったほど下がらない場合もあります。
断水時には、貯湯タンク内の水を非常用取水栓などから取り出し、生活用水として使える場合があります。
停電時に蛇口からお湯を使えるかどうかは、機種や住宅の給水状況によって異なります。災害時の操作方法は、あらかじめ取扱説明書で確認しておきましょう。
一般的なエコキュートのタンク内のお湯は、そのままの飲用には適していません。長時間タンク内に貯められているため、手洗いやトイレなどの生活用水として使用するのが基本です。
飲用への対応はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
寒冷地仕様のエコキュートを選べば、寒い地域でも使用できます。
ただし、地域に適さない標準仕様の機種を設置すると、凍結や故障の原因になる可能性があります。対応できる最低外気温や凍結防止工事の内容を確認し、寒冷地での施工実績がある業者へ依頼しましょう。
エコキュートは初期費用や水圧、湯切れなどのデメリットがあるため、家庭によってはおすすめしないケースもあります。
一方で、家庭に合った機種や電気料金プランを選べば、給湯費を抑えられる可能性があります。
導入前には、タンク容量や水圧、必要な機能、設置場所を確認しましょう。複数の業者から見積もりを取り、施工実績や保証内容まで比較することも重要です。
エコキュート修理サービス担当
エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
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