エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
エコキュートのスペシャリストとして当ブログの記事監修を担当。
エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
エコキュートの各メーカーの最新情報を常に共有、修理や施工の研修も受講済み
記事公開日:2022年12月22日 / 最終更新日:2026年7月17日
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エコキュートの導入費用は、本体と工事費を合わせて30~50万円程度が目安です。ただし、選ぶ機種や設置環境、既存の給湯器によって費用は変動します。
本記事では、修理・交換を含めて1万件以上の対応実績を持つエコテックが、費用の内訳や容量・タイプ別の相場、補助金、業者選びのポイントを解説します。
目次

エコキュートの導入費用は、本体価格と設置工事費を合わせて30~50万円程度がひとつの目安です。
ただし、現在使用している給湯器の種類や設置場所の状態、選ぶエコキュートの容量・機能によって、実際の費用は変動します。
既存のエコキュートから新しいエコキュートへ交換する場合は、基礎や配管をそのまま利用できることがあり、比較的費用を抑えやすいです。
一方、ガス給湯器や石油給湯器から切り替える場合は、基礎工事や配管工事、電気工事などが必要となり、総額が50~80万円程度になるケースもあります。
エコキュートの本体と工事を合わせた導入費用は、一般的に30~50万円程度です。
費用の内訳は、次のとおりです。
本体価格:15~35万円程度
設置工事費:10~20万円程度
合計:30~50万円程度
ただし、上記は標準的な機種を選び、基本工事だけで設置できる場合の目安です。
大容量のフルオートタイプや高機能な機種を選ぶ場合は、本体価格だけで50万円前後になることもあります。また、基礎の作り直しや配管の延長、分電盤の交換などが必要になると、追加費用が発生します。
特に、ガス給湯器や石油給湯器からエコキュートへ切り替える場合は、既存設備を流用できないことが多いため、エコキュート同士の交換よりも費用が高くなる傾向があります。
エコキュート本体の価格相場は、15~35万円程度です。
一般的にエコキュートの本体には、空気の熱を利用してお湯を沸かすヒートポンプユニットと、沸かしたお湯を貯めておく貯湯タンクが含まれます。
本体価格は、主に次の条件によって変わります。
・貯湯タンクの容量
・給湯専用、オート、フルオートなどのタイプ
・省エネ性能
・寒冷地仕様や耐塩害仕様の有無
・メーカー独自の機能
・無線LANやスマートフォン連携機能の有無
容量が大きく、搭載されている機能が多い機種ほど、本体価格も高くなる傾向があります。
なお、販売店の広告に記載されている価格が極端に安い場合は、本体のみの価格である可能性があります。リモコンや脚部カバー、設置工事費が含まれているかを確認しましょう。
エコキュートの設置工事費は、10~20万円程度が目安です。
既存のエコキュートを同程度の機種へ交換する場合は、基礎や配管、電気配線を流用できることがあります。そのため、比較的少ない工事で交換できる可能性があります。
一方、ガス給湯器などからエコキュートへ切り替える場合は、貯湯タンクを設置するための基礎工事や、専用の電気配線を設ける工事が必要です。住宅の状況によっては、分電盤の交換や幹線の張り替えが必要になり、工事費が高くなる場合もあります。
また、設置場所が狭い、配管を長く延ばす必要がある、搬入にクレーンを使用するといった場合も追加費用が発生する可能性があります。

エコキュートの導入費用には、本体代だけでなく、基礎工事や配管工事、電気工事などの費用が含まれます。
主な内訳は次のとおりです。
・エコキュート本体
・基礎工事費
・給水・給湯・配管工事費
・電気工事費
・既存の給湯器の撤去・処分費
・リモコンや脚部カバーなどの付属品代
業者によっては、本体価格と基本工事費をまとめて表示しています。ただし、表示価格に含まれる工事の範囲は業者ごとに異なるため、見積もりの内訳を確認することが大切です。
エコキュートの貯湯タンクを設置するためには、水平で十分な強度を持つ基礎が必要です。
貯湯タンクには数百リットルのお湯が貯められるため、満水時には本体を含めて非常に重くなります。地面に直接設置すると、傾きや転倒につながるおそれがあるため、コンクリートなどで安定した土台を設けます。
基礎工事費の目安は、2~4万円程度です。
既存のエコキュートから交換する場合は、現在の基礎を再利用できることがあります。ただし、ひび割れや傾きがある場合や、新しい貯湯タンクのサイズに合わない場合は、補修や作り直しが必要です。
エコキュートを設置する際は、貯湯タンクと住宅内のキッチン・浴室・洗面所などをつなぐ配管工事を行います。
主な工事内容は次のとおりです。
・給水配管の接続
・給湯配管の接続
・ヒートポンプ配管の接続
・追い焚き配管の接続
・排水配管の施工
・配管への保温材の取り付け
配管工事費は、既存の配管を利用できるかどうかによって変わります。
エコキュートからエコキュートへの交換で、配管の状態に問題がなければ、一部を流用できる可能性があります。一方、ガス給湯器から切り替える場合や、配管が劣化している場合は、新たな配管工事が必要です。
また、エコキュート本体から浴室やキッチンまでの距離が長い場合は、配管の延長費用が加算されることがあります。
エコキュートは電気を使ってお湯を沸かすため、設置時には専用の電気工事が必要です。
主な工事内容は次のとおりです。
・専用ブレーカーの設置
・電源配線の施工
・アース工事
・リモコン配線の施工
・電力会社への申請
住宅の電気設備によっては、分電盤の交換や幹線の張り替えが必要になることもあります。
分電盤の交換には3万5,000~6万円程度、幹線の張り替えには3~4万円程度かかることがあります。また、施工業者に電力会社への申請を代行してもらう場合は、申請費用が加算される場合があります。
既存のエコキュートから交換する場合は、現在の電気設備を利用できることがあります。ただし、新しい機種に必要な電圧や電気容量が異なる場合は、追加工事が必要です。
給湯器を交換する場合は、現在使用している給湯器の取り外しと処分が必要です。
撤去の対象になる給湯器には、次のようなものがあります。
・エコキュート
・電気温水器
・ガス給湯器
・石油給湯器
撤去・処分費が基本工事費に含まれている業者もあれば、別途請求される業者もあります。そのため、見積もりを確認する際は、既存設備の取り外し費用と処分費が含まれているかを確認しましょう。
特に電気温水器や大型の貯湯タンクは重量があるため、設置場所や搬出経路によっては追加費用がかかる場合があります。
エコキュートは、貯湯タンクの容量が大きくなるほど本体価格も高くなる傾向があります。
容量別の導入費用の目安は、次のとおりです。
300L:30~50万円程度
370L:32~60万円程度
460L:34~70万円程度
上記は本体と標準工事費を合わせた目安です。給湯タイプやメーカー、設置環境によって実際の費用は異なります。
300Lのエコキュートの導入費用は、30~50万円程度が目安です。
300Lは、一般的に2~4人程度の世帯に適した容量です。給湯専用タイプであれば比較的費用を抑えやすく、フルオートタイプでは価格が高くなる傾向があります。
少人数世帯でも、シャワーを使う回数が多い場合や、来客が多い家庭では湯切れする可能性があります。価格だけで判断せず、日常的に使用するお湯の量を踏まえて選ぶことが大切です。
370Lのエコキュートの導入費用は、32~60万円程度が目安です。
370Lは3~5人程度の世帯に適しており、多くのメーカーが豊富な機種を販売している一般的な容量です。
給湯専用タイプ、オートタイプ、フルオートタイプから選べる機種が多く、家庭の人数や必要な機能、予算に合わせて選びやすい点が特徴です。
ただし、家族が同じ時間帯にシャワーを使う場合や、冬場のお湯の使用量が多い家庭では、370Lでも不足する可能性があります。
460Lのエコキュートの導入費用は、34~70万円程度が目安です。
460Lは4~6人程度の世帯に適しており、お湯を多く使う家庭に向いています。家族の人数が多い場合だけでなく、シャワーの利用回数が多い家庭や、親戚・友人が宿泊することが多い家庭にも選ばれています。
370Lより本体価格は高くなる傾向がありますが、機種によっては価格差がそれほど大きくない場合もあります。
エコキュートには、主に「給湯専用」「オート」「フルオート」の3タイプがあります。
給湯専用タイプは機能が少ない分、導入費用を抑えやすく、フルオートタイプは自動機能が充実している分、価格が高くなる傾向があります。
給湯専用タイプは、3タイプの中で最も導入費用を抑えやすいエコキュートです。
基本的には、蛇口をひねって浴槽にお湯を入れます。機種によっては、設定した湯量に達すると音声で知らせる機能が搭載されていますが、自動お湯張りや追い焚きには対応していません。
お風呂の機能にはこだわらず、購入価格をできるだけ抑えたい家庭に向いています。
ただし、既存の給湯器で自動お湯張りや追い焚きを利用している場合、給湯専用タイプへ変更すると不便に感じる可能性があります。
オートタイプは、設定した量のお湯を浴槽に自動で張れるエコキュートです。「セミオート」や「エコオート」と呼ばれることもあります。
自動お湯張りや足し湯には対応していますが、フルオートタイプのような自動保温や自動追い焚きには対応していないのが一般的です。
給湯専用タイプより便利な機能を備えながら、フルオートタイプより費用を抑えやすい点が特徴です。
自動お湯張りは利用したいものの、保温や追い焚きを頻繁に使わない家庭に適しています。
フルオートタイプは、お湯張りから保温、足し湯、追い焚きまで自動で行えるエコキュートです。
浴槽のお湯が少なくなった場合は自動で足し湯を行い、温度が下がった場合は自動で保温します。ボタン操作だけで入浴の準備ができるため、利便性を重視する家庭に向いています。
一方で、搭載されている機能が多いため、給湯専用タイプやオートタイプより本体価格が高くなる傾向があります。
また、自動保温や自動足し湯を必要以上に使用すると、タンク内のお湯を多く消費します。不要なときは機能を停止するなど、使い方を調整することも大切です。

エコキュートを選ぶ際は、価格だけでなく、家族の人数やお湯の使用量、必要な機能、設置する地域の環境を確認することが重要です。
貯湯タンクの容量は、家族の人数を目安に選びます。
一般的な目安は次のとおりです。
300L:2~4人程度
370L:3~5人程度
460L:4~6人程度
ただし、同じ人数でもお湯の使用量は家庭によって異なります。
次のような家庭では、人数の目安よりも大きい容量を検討するとよいでしょう。
・家族が朝と夜にシャワーを浴びる
・シャワーを使う時間が長い
・お湯を使って洗い物をする機会が多い
・親戚や友人が泊まりに来ることが多い
・今後、家族が増える予定がある
・時間を空けずに家族が入浴する
一方、家族の人数が多くても、お湯の使用量が少ない家庭では、大容量の機種が必ずしも必要とは限りません。現在の水道使用量や入浴習慣も参考にしましょう。
エコキュートのタイプは、普段使用している給湯機能に合わせて選びます。
価格を重視し、蛇口からお湯を入れられれば問題ない場合は、給湯専用タイプが適しています。
自動お湯張りを利用したいものの、追い焚きや自動保温は必要ない場合は、オートタイプが選択肢になります。
お湯張りから保温、足し湯、追い焚きまで自動で行いたい場合は、フルオートタイプが適しています。家族の入浴時間が異なる家庭や、操作の手間を減らしたい家庭にも向いています。
ただし、機能が多くなるほど本体価格も高くなります。使用する予定のない機能まで備えた機種を選ぶと、導入費用が無駄に高くなる可能性があるため注意しましょう。
エコキュートは、設置する地域や住宅の周辺環境に対応した機種を選ぶ必要があります。
気温が低くなる地域では、低温環境でも安定してお湯を沸かせる寒冷地仕様を選びます。海の近くでは、潮風による腐食を防ぐため、耐塩害仕様や耐重塩害仕様の機種が必要になる場合があります。
また、井戸水や地下水を使用している住宅では、水質に対応した機種を選ばなければなりません。対応していない機種を使用すると、配管の詰まりや腐食、故障につながる可能性があります。
寒冷地仕様や耐塩害仕様、薄型タイプなどは、標準的な機種より価格が高くなる傾向があります。設置後の故障や不具合を防ぐためにも、価格だけで選ばず、住宅の環境に対応しているかを確認しましょう。

エコキュートの導入時には、国や自治体が実施する補助金を利用できる場合があります。
2026年は、国の「給湯省エネ2026事業」により、一定の性能を満たすエコキュートの導入費用が補助されます。補助対象となる機種や工事には条件があるため、購入前に確認しておきましょう。
給湯省エネ2026事業は、エコキュートをはじめとする高効率給湯器の導入を支援する国の補助制度です。
主な補助対象機器は、次のとおりです。
・エコキュート
・ハイブリッド給湯機
・エネファーム
エコキュートであれば、すべての機種が対象になるわけではありません。所定の省エネ性能を満たし、事務局に登録された製品を導入する必要があります。
また、補助金の申請は、あらかじめ登録された「給湯省エネ事業者」が行います。エコキュートを購入する一般消費者が直接申請することはできないため、依頼する業者が登録事業者であるかを確認しましょう。
2025年11月28日以降に着手した対象工事が補助の対象です。交付申請は予算上限に達するまで、遅くとも2026年12月31日まで受け付けられますが、予算の消化状況によって早期に終了する可能性があります。
給湯省エネ2026事業では、新築住宅と既存住宅のいずれも補助対象になります。
また、戸建住宅だけでなく、マンションやアパートなどの共同住宅も対象です。住宅の所有者が自ら居住する場合のほか、賃貸住宅への設置なども、所定の契約や申請条件を満たせば対象になる場合があります。
ただし、次のようなケースは原則として補助対象になりません。
・店舗や倉庫など住宅以外の建物に設置する
・中古のエコキュートを設置する
・施主が本体を購入し、取り付け工事だけを業者に依頼する
・DIYでエコキュートを設置する
・補助対象として登録されていない機種を設置する
補助金を利用する場合は、エコキュートの購入と工事を登録事業者にまとめて依頼する必要があります。
給湯省エネ2026事業におけるエコキュートの基本補助額は、1台につき7万円です。
さらに、基本の性能要件を満たす機種よりもCO2排出量が5%以上少ないなど、所定の性能加算要件を満たす機種には3万円が加算されます。
補助額をまとめると、次のとおりです。
基本額:7万円/台
性能加算:3万円/台
性能加算を含む補助額:最大10万円/台
補助対象となる台数には上限があり、戸建住宅は2台まで、共同住宅等は1台までです。
同じエコキュートでも、型番によって補助対象になるかどうかや、性能加算を受けられるかどうかが異なります。契約前に、給湯省エネ2026事業の公式サイトや施工業者を通じて対象型番を確認しましょう。
補助金に関する詳細情報は以下の記事を参考にしてください。
対象となるエコキュートの設置にあわせて、既存の電気温水器や電気蓄熱暖房機を撤去する場合は、撤去加算を受けられる可能性があります。
撤去する設備ごとの加算額は、次のとおりです。
電気蓄熱暖房機:4万円/台
電気温水器:2万円/台
電気蓄熱暖房機の加算上限は、1戸につき2台までです。電気温水器は、補助を受ける給湯器と同じ台数まで加算を受けられます。
ただし、既存のエコキュートを撤去して新しいエコキュートへ交換する場合は、撤去加算の対象になりません。
撤去加算には本体の補助金とは別の予算が設けられており、予算上限に達した時点で終了します。撤去前の設備を撮影した写真なども必要になるため、工事前に施工業者へ補助金を利用したい旨を伝えておきましょう。
都道府県や市区町村によっては、国の制度とは別に、エコキュートの設置に利用できる補助金や助成金を実施している場合があります。
補助額や対象条件は自治体によって異なり、次のような条件が設けられていることがあります。
・対象地域の住宅に設置する
・申請者が対象地域に居住している
・自治体が指定する省エネ性能を満たしている
・工事前に申請する
・対象地域内の施工業者に依頼する
・税金の滞納がない
地方公共団体の補助制度については、国費が充当されていないものであれば、給湯省エネ2026事業と併用できる場合があります。ただし、制度ごとに併用条件が異なるため、自治体の窓口や施工業者へ確認してください。

エコキュートには、光熱費を抑えやすいことや、省エネ性能が高いことなどのメリットがあります。
貯湯タンクにお湯を蓄える仕組みを利用して、災害時の生活用水を確保できる点も特徴です。
エコキュートは、空気中の熱と電気を利用してお湯を沸かす給湯器です。
電気料金が安くなる時間帯のあるプランを契約し、料金の安い時間を中心にお湯を沸かすことで、給湯にかかる光熱費を抑えやすくなります。
ただし、実際の光熱費は、契約している電気料金プランや家族の人数、お湯の使用量、地域、季節によって変わります。昼間に頻繁に沸き増しをすると、期待したほど光熱費を抑えられない場合もあります。
エコキュートは、使用する電気だけでお湯を加熱するのではなく、ヒートポンプによって空気中の熱を取り込み、お湯を沸かします。
電気は主に空気中の熱を移動させるために使われるため、投入した電気エネルギーよりも多くの熱エネルギーを給湯に利用できます。
省エネ性能は、カタログなどに記載されている「年間給湯効率」や「年間給湯保温効率」から確認できます。基本的には、この数値が高い機種ほど、少ない電力で効率よく給湯できることを示します。
エコキュートの貯湯タンクには、常に一定量のお湯や水が蓄えられています。
断水した場合でも、非常用取水栓が付いている機種であれば、タンク内に残っているお湯や水を取り出し、トイレや掃除などの生活用水として利用できます。
ただし、タンク内の水は飲用には適していません。また、取り出すお湯が高温になっていることもあるため、やけどに注意が必要です。
非常用取水栓の位置や使用方法は機種によって異なります。災害が発生する前に、取扱説明書で確認しておくと安心です。
フルオートタイプのエコキュートでは、お湯張りや保温、足し湯、追い焚きなどを自動で行えます。
リモコンから浴槽の温度や湯量を設定できるため、蛇口からお湯を入れて量や温度を調整する手間を減らせます。
機種によっては、スマートフォンからお湯張りや沸き増し、沸き上げ休止などを操作できます。使用可能な湯量や電気使用量を確認できる機種もあり、湯切れの防止や使用量の管理に役立ちます。

エコキュートには多くのメリットがある一方、導入費用の高さや湯切れの可能性など、事前に把握しておきたいデメリットもあります。
エコキュートは、一般的なガス給湯器と比べて本体が大きく、基礎工事や配管工事、電気工事も必要になるため、導入費用が高くなる傾向があります。
ガス給湯器や石油給湯器から切り替える場合は、既存設備を利用できないことがあり、エコキュート同士の交換よりも工事費が高くなる可能性があります。
導入費用だけでなく、導入後にかかる光熱費や使用予定年数も含めて判断することが大切です。ただし、補助金を利用できれば、初期費用の負担を軽減できる場合があります。
エコキュートは、タンクに貯めたお湯を使う仕組みです。そのため、1日に使えるお湯の量には限りがあります。
家族が続けてシャワーを浴びた場合や、来客によって普段より多くのお湯を使った場合は、タンク内のお湯が不足して湯切れする可能性があります。
湯切れすると、追加でお湯を沸かすまで待たなければなりません。電気料金が高い時間帯に沸き増しが行われると、電気代が高くなることもあります。
家族の人数だけでなく、シャワーの回数や入浴時間なども考慮してタンク容量を選びましょう。
エコキュートを安全に長く使用するためには、定期的な点検やメンテナンスが必要です。
主な点検・お手入れ箇所には、次のようなものがあります。
・貯湯タンクの排水
・浴槽フィルターの清掃
・ふろ配管の洗浄
・逃し弁の点検
・漏電遮断器の点検
・配管や保温材の確認
・ヒートポンプユニット周辺の清掃
必要な作業や頻度はメーカーや機種によって異なります。取扱説明書に記載された方法に従って点検しましょう。
定期的な点検を行わずに使用すると、汚れや水漏れなどに気づけず、給湯効率の低下や故障につながる可能性があります。
エコキュートは、ヒートポンプユニットを運転するときに音や振動が発生します。
運転音そのものは大きくなくても、夜間に稼働することが多いため、設置場所によっては自宅や隣家の寝室まで音が伝わることがあります。
トラブルを防ぐには、寝室の窓や隣家に近い場所を避け、音や振動が伝わりにくい安定した場所へ設置することが重要です。
限られたスペースに設置する場合も、価格や作業のしやすさだけで場所を決めず、周囲への影響を考慮しましょう。

エコキュートを導入する際は、設置スペースや地域の気候、使用する入浴剤などを事前に確認する必要があります。
エコキュートを設置するには、お湯を貯める貯湯タンクと、お湯を沸かすヒートポンプユニットの両方を置くスペースが必要です。
貯湯タンクは満水時に400kgを超える機種もあるため、十分な強度を持つ基礎も設けなければなりません。
本体が置けるだけでなく、配管工事や将来の点検・修理を行うためのスペースも必要です。また、本体を設置場所まで運べる搬入経路も確認しておきましょう。
冬の気温が低くなる地域では、低温環境でも運転できる寒冷地仕様のエコキュートを選ぶ必要があります。
また、海岸に近い地域では、潮風による腐食を防ぐため、耐塩害仕様や耐重塩害仕様の機種が適しています。
一般地向けの機種を適さない環境で使用すると、正常にお湯を沸かせなかったり、部品の腐食や故障が早まったりする可能性があります。
井戸水や地下水を使用する住宅についても、水質に対応した機種を選ばなければなりません。設置地域や使用する水の条件を業者へ伝えたうえで、対応機種を選びましょう。
エコキュートでは、機種や給湯タイプによって使用できる入浴剤が異なります。
特にフルオートタイプは、浴槽のお湯がふろ配管を循環するため、入浴剤の成分によって配管や機器に影響を与える可能性があります。
白濁タイプや硫黄、塩分などを含む入浴剤は、使用できない場合があります。一方、給湯専用タイプやオートタイプでは、浴槽のお湯を循環させないため、フルオートタイプよりも制限が少ない傾向があります。
使用の可否はメーカーや機種ごとに異なるため、入浴剤のパッケージだけで判断せず、エコキュートの取扱説明書やメーカーの公式情報を確認してください。
エコキュートの電気代を抑えるには、お湯を沸かす時間帯と電気料金プランを合わせることが大切です。
夜間の電気料金が安いプランであれば、夜間を中心にお湯を沸かすことで、給湯にかかる電気代を抑えやすくなります。
ただし、現在の電気料金プランが必ずしも夜間に安くなるとは限りません。昼間と夜間の料金差が小さいプランや、時間帯によって料金が変わらないプランもあります。
太陽光発電を設置している場合は、余剰電力を利用して昼間に沸き上げる機種や料金プランも選択肢になります。生活時間や在宅時間、太陽光発電の有無に合わせて検討しましょう。

エコキュートは省エネ性能の高い給湯器ですが、使い方によって電気代やお湯の使用量は変わります。
エコキュートの導入後は、契約している電気料金プランが使い方に合っているか確認しましょう。
夜間にお湯を沸かす機種を使用している場合は、夜間の料金が安いプランを選ぶことで電気代を抑えやすくなります。
一方、日中の在宅時間が長く、昼間に電気を多く使用する家庭では、夜間料金だけでなく昼間の料金も含めて比較する必要があります。
なお、太陽光発電を設置している家庭では、夜間の沸き上げ量を減らし、昼間の余剰電力でお湯を沸かす方法もあります。エコキュートだけでなく、家庭全体の電気の使い方をもとにプランを選びましょう。
フルオートタイプのエコキュートは、浴槽のお湯が冷めると自動で保温します。
保温にはタンク内のお湯の熱が使われるため、長時間保温を続けると、タンクの残湯量が減り、追加の沸き上げが必要になる場合があります。
家族全員の入浴が終わった後や、次に入浴する人がいない場合は、風呂自動や保温運転を停止しましょう。
家族の入浴間隔を短くしたり、浴槽にふたをしたりすることも、お湯の温度低下を抑える方法です。
旅行や出張などで数日間自宅を留守にする場合は、エコキュートの沸き上げ休止機能を利用しましょう。
休止設定を行わないと、自宅でお湯を使わない期間も、普段の使用量に合わせてお湯を沸かすことがあります。
出発日や帰宅日に合わせて休止期間を設定すれば、使用しないお湯を沸かすための電力を減らせます。
ただし、休止できる日数や操作方法は機種によって異なります。また、気温が低い場合は、凍結を防ぐために自動運転することがあります。取扱説明書を確認して設定してください。
浴槽のお湯を温め直す方法には、追い焚きと高温足し湯があります。
追い焚きは浴槽のお湯をふろ配管へ循環させ、タンク内のお湯の熱を使って温め直す方法です。一方、高温足し湯は、タンク内の熱いお湯を浴槽へ追加して温度を上げます。
少しだけ温度を上げたい場合は追い焚き、浴槽のお湯が少ない場合や短時間で温めたい場合は高温足し湯など、状況に合わせて使い分けましょう。
ただし、高温足し湯はタンク内のお湯を直接消費します。使いすぎると湯切れにつながるため、残湯量も確認することが大切です。
キッチンや洗面所で使用するお湯は、必ずしも入浴時と同じ温度に設定する必要はありません。
食器洗いや手洗いなど、高い温度を必要としない場合は、使いやすい範囲で給湯温度を下げることで、タンク内の熱いお湯の消費量を抑えやすくなります。
ただし、給湯温度を下げすぎると、汚れが落ちにくくなったり、使いにくくなったりすることがあります。無理に低く設定するのではなく、用途や季節に合わせて調整しましょう。
また、設定温度だけでなく、シャワーや蛇口からお湯を出しっぱなしにしないことも重要です。使用する湯量そのものを減らすことで、沸き上げに必要な電力も抑えられます。

ここでは、エコテックが対応したエコキュートの交換事例を3つ紹介します。
施工場所:東京都目黒区
住宅の種類:マンション
交換前の機種:ナショナル HE-30C3Q
交換後の機種:日立 BHP-FG37XU
施工人数・時間:2名・4時間
補助金:10万円を充当
お湯が出なくなり、エラーコード「H54」が表示されたため、ご相談をいただいた事例です。
現地で確認したところ、三方弁の故障が原因でしたが、修理に必要な部品が欠品していたため、エコキュート一式を交換しました。
既存のナショナル製「HE-30C3Q」から日立製「BHP-FG37XU」へ交換し、貯湯タンク・ヒートポンプユニット・リモコンを新しくしています。施工は2名で行い、約4時間で完了しました。また、交換時には10万円の補助金を活用しています。
参考:【東京都目黒区】エラーコードH54 お湯が出ない⇒エコキュート交換 翌日スピード交換|エコテック
施工場所:神奈川県相模原市南区
住宅の種類:戸建て
交換前の機種:三菱 SRT-HP37W6
交換後の機種:日立 BHP-FG37XU
施工時間:約3時間
三菱製エコキュートにエラーコード「P25」が表示され、水漏れが発生したため、ご相談をいただいた事例です。
現地調査を行ったところ、減圧弁からの漏水が確認され、水の影響で複数の部品がショートしていました。修理が難しい状態であることをご説明し、お客様にご納得いただいたうえで、エコキュート一式を交換しています。
2011年製の三菱「SRT-HP37W6」から、日立「BHP-FG37XU」への交換作業は約3時間で完了しました。
参考:【神奈川県相模原市南区】三菱エラーコードP25 修理相談・現地診断の結果エコキュート交換|エコテック
施工場所:埼玉県所沢市
住宅の種類:戸建て
交換前の機種:ダイキン TU37PV
交換後の機種:日立 BHP-FG37XU
施工人数・時間:2名・4時間
補助金:10万円を充当
お湯が出なくなったため点検したところ、ヒートポンプユニットの熱交換器から水漏れが発生し、基板がショートしていた事例です。
経年劣化による故障であったため、既存のダイキン製「TU37PV」から日立製「BHP-FG37XU」へ即日交換しました。
貯湯タンク・ヒートポンプユニット・リモコンを一式交換し、作業は2名で約4時間で完了しています。また、導入時には10万円の補助金を活用しました。
参考:【埼玉県所沢市】エコキュート本体から水漏れにより基盤ショート⇒エコキュート交換 即日スピード交換|エコテック

エコキュートは、購入する機種だけでなく、設置工事の品質も重要です。
導入後も安心して使用できるよう、価格・実績・保証などを総合的に比較して業者を選びましょう。
エコキュートの価格を比較するときは、本体価格だけでなく、工事費を含めた総額を確認しましょう。
広告などに安い価格が記載されていても、次のような費用が含まれていない場合があります。
・基礎工事費
・配管工事費
・電気工事費
・リモコンや脚部カバーの代金
・既存給湯器の撤去・処分費
・出張費
・電力会社への申請費
・延長保証料
また、「標準工事費込み」と記載されていても、標準工事に含まれる作業範囲は業者によって異なります。
見積もりを確認する際は、追加工事が発生する条件や、最終的に支払う金額も確認しておきましょう。
エコキュートの設置業者を選ぶ際は、施工実績が豊富かどうかを確認することも重要です。
エコキュートの設置には、給水・給湯配管や電気配線、基礎工事などに関する知識と技術が必要です。住宅設備全般を扱っている業者でも、エコキュートの施工経験が十分にあるとは限りません。
業者のWebサイトなどで、次の項目を確認しましょう。
・エコキュートの施工事例が掲載されているか
・戸建てやマンションなど、自宅に近い条件の実績があるか
・複数メーカーの施工に対応しているか
・交換前後の機種や工事内容が記載されているか
エコキュートにはメーカーによる製品保証がありますが、保証期間や対象となる部品はメーカーによって異なります。
また、メーカー保証とは別に、施工業者が独自の製品保証や工事保証を用意している場合もあります。
契約前に、次の内容を確認しておきましょう。
・製品保証の期間
・工事保証の有無と期間
・保証の対象となる故障や不具合
・保証期間中の出張費や修理費
・故障時の連絡先
・休日や夜間の対応状況
なお、エコキュートは設置後10年以上使用することもある設備です。導入時の価格だけでなく、故障や水漏れが発生したときに対応してもらえるかも確認しましょう。
エコキュートの導入費用や工事内容は、業者によって異なります。
適正な価格を把握するためにも、可能であれば複数の業者から見積もりを取り、次の項目を比較しましょう。
・エコキュートのメーカーと型番
・本体価格
・基本工事費
・追加工事の内容と費用
・既存設備の撤去・処分費
・保証内容
・補助金申請への対応
・工事までにかかる日数
ただし、金額が最も安い業者が最適とは限りません。必要な工事が省かれていないか、保証やアフターサービスが十分かも含めて判断することが大切です。

最後に、エコキュートの導入費用に関するよくある質問へ回答します。
エコキュートの導入費用は、本体と工事費を合わせて30~50万円程度がひとつの目安です。
ただし、ガス給湯器や石油給湯器からエコキュートへ切り替える場合は、基礎工事や配管工事、電気工事が増えるため、50~80万円程度かかることもあります。
実際の費用は、タンク容量や機能、住宅の設備、設置場所などによって異なります。
エコキュートは、一般的なガス給湯器と比べると初期費用が高い傾向があります。
ただし、エコキュートは空気中の熱を利用して効率よくお湯を沸かすため、導入後の光熱費を抑えられる可能性があります。
また、ガスを使用しない住宅であれば、ガスの基本料金もかかりません。国や自治体の補助金を利用することで、導入時の負担を軽減できる場合もあります。
初期費用だけで判断せず、今後かかる光熱費や使用予定年数も含めて比較しましょう。
エコキュートは、電気料金が安い時間帯を中心にお湯を沸かすことで、ガス給湯器よりも給湯にかかる光熱費を抑えられる場合があります。
特に、プロパンガスを使用している家庭では、切り替えによる節約効果が大きくなる可能性があります。
ただし、実際の光熱費は、契約している電気・ガスの料金プランや使用量によって異なります。
昼間に何度も沸き増しをした場合や、家庭のお湯の使用量に対してタンク容量が小さい場合は、電気代が高くなることもあります。
給湯省エネ2026事業では、対象となるエコキュートを設置すると、1台につき7万円の補助を受けられます。性能加算の要件を満たす機種であれば、補助額は最大10万円です。
さらに、エコキュートの導入と同時に既存の電気温水器を撤去する場合は2万円、電気蓄熱暖房機を撤去する場合は1台につき4万円の加算を受けられる可能性があります。
自治体の補助制度を利用できることもありますが、対象機種や申請時期、併用の可否などは制度によって異なります。
既存のエコキュートを新しい機種へ交換する工事は、通常3~5時間程度で完了することが多く、基本的には1日で施工できます。
ただし、次のようなケースでは、工事に時間や日数がかかる場合があります。
・新たにコンクリート基礎を作る
・ガス給湯器や石油給湯器から切り替える
・配管を新設または延長する
・分電盤や幹線を交換する
・搬入にクレーンなどを使用する
・設置場所の確保や補修が必要になる
工事当日にお湯を使えるようになることが一般的ですが、施工内容によって異なるため、事前に業者へ確認しましょう。
エコキュートの導入費用は、本体と工事費を合わせて30~50万円程度が目安です。ただし、機種や設置環境、追加工事の有無によって費用は変わります。
導入時は、補助金の活用や複数業者の見積もりを検討し、価格だけでなく施工実績や保証内容も確認しましょう。
エコキュート修理サービス担当
エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
エコキュートのスペシャリストとして当ブログの記事監修を担当。
エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
エコキュートの各メーカーの最新情報を常に共有、修理や施工の研修も受講済み
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その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、 お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
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