湯切れしてピンチ！エコキュートで湯切れを起こさない対策

エコキュートを導入して一番恐ろしいのが湯切れ。お湯を使おうとしてお湯が足らないなんて事があれば、お風呂のお湯は冷たい、キッチンでは水しか出ない。そんな状況に陥れば一大事。今回は、湯切れしてピンチ！エコキュートで湯切れを起こさない対策についてお伝えします。

エコキュートで困る湯切れ

エコキュートの基本的な仕組みについて理解しておく必要性があります。
エコキュートは、「ヒートポンプユニット」と「貯湯タンクユニット」の2つの構造でお湯を沸かします。

ヒートポンプユニットでお湯を温め、温めたお湯を貯湯タンクに貯めておきます。
そして、貯湯タンクのお湯を使い切ってしまうとお湯切れになります。

エコキュートを購入するときには、貯湯タンクの使用容量に合わせてタンクサイズを選ぶことになるのですが、370リットルであれば3～5人、460リットルであれば4人～7人、
550L～560リットルであれば7人から8人といった目安があります。また、370リットル以下のタンクもあるため、使用量が多くないという場合の選択肢に入れられます。

このタンクの大きさとお湯を使う量がマッチしていなければ、湯切れを起こす原因となります。一日にシャワーを浴びる回数が多いや来訪者が多いご家庭では、大きめのサイズのタンクを設置した方が良いでしょう。

湯切れを起こさないための対策

まず、湯切れを起こす原因として考えられるのが、貯湯タンクのサイズが生活スタイルに合っていないことが考えられます。その場合には、タンクサイズをアップさせれば事足ります。

また、エコキュートには「おまかせモード」といった学習機能があり、お湯が不足しそうになったら、自動的にお湯を作ってくれるのですが、お湯を作るスピードが消費するスピードに追いつかないようなケースに陥ると湯切れを起こしてしまいます。

そして、あまり知られていないのが追い焚きや足し湯機能を利用することが原因になっています。家族の人数が多いことや生活リズムが異なるお家では、これらの機能を利用することも多いでしょう。そうなると、必然的にお湯の使用料は増え、タンクのお湯が間に合わなくなることはあります。
ですので、適切な貯湯タンクを設置しなければならないのです。

まとめ

エコキュートを導入してみると、ガス給湯器の名残でお湯を使い過ぎてしまう事があり、湯切れを起こして頻繁にお湯が足らないといった状況に陥りやすいです。
夏場で汗を良く掻く季節や冬場の気温が寒く体を温めたい季節などは、お湯の消費量も増えます。そういった要素を考えてエコキュートのタンクサイズを選ぶなどしていくことで、湯切れ対策にもつながります。