家庭で排出されるCO2の量は？エコキュートで抑えるCO2

地球温暖化の原因の一つともされるCO2（二酸化炭素）の排出量を減らすことが、地球環境の改善にも繋がるとされています。ご家庭でのCO2排出量が減らせれば、それもまた地球環境においてメリットとなるのです。今回は、家庭で排出されるCO2の量は？エコキュートで抑えるCO2についてお伝えします。

家庭で排出されるCO2の量は？

生活する中で、人々はCO2の排出は避けられません。これは、経済活動や日常生活の至る場面で排出されています。ですが、地球温暖化の原因にもなっていることもあり、減少させていくことが環境や生活を穏やかに過ごせる状況を生み出すことになるため、改善させなければならない問題なのです。

ちなみに、家庭で排出されるCO2は、国立環境研究所「家庭からの二酸化炭素排出量」の調査結果を見ると、家電製品などの電化製品からの二酸化炭素排出量が最も多く、自家用車や暖房に給湯といったものからも多くのCO2が排出されます。

参照：国立環境研究所「温室効果ガスインベントリ」

自動車や暖房（ガスヒーターなど）や給湯からCO2の排出量が多いのは、ガソリンやガスが使われているため、なんとなく環境に悪い事は理解できるという方は多いでしょう。

ですが、家電製品や照明といった電力使用でもCO2が排出されているとは思わなかったという方も多い事でしょう。なぜ、電気でCO2が最も排出されるのかというと、日本では電力を賄うために、石炭や石油を使う火力発電によって電気が生成されていて、家電製品に囲まれ生活する日本では、家電製品などがネックともなるのです。
ですので、冷蔵庫やテレビなどの家電製品には、省エネラベルが貼られており、消費電力を減らしてCO2削減に取り組もうという事なのです。

エコキュートで抑えるCO2

CO2の排出量が多いのは電力ですが、仮にこの電力も再生可能エネルギーを利用した太陽光発電システムやエコキュートを導入することで、化石燃料を必要としません。
そうなると、劇的にCO2排出量を減らすことができるのです。

エコキュートは、空気熱と電気でお湯を沸かす給湯システムです。
そのため、都市ガスやLPGガスの必要がなくなり、ガスによるCO2排出量が不要となります。また、電気使用量も少ないので、節約にもつながり一石二鳥の優れた製品なのです。

ゼロ・エネルギー化が進む現代においても、エコキュートの設置は増加傾向にあるため、補助金制度のある現在は、入れ替えを検討するなら今とも言えるのです。

まとめ

経済活動によって排出されるCO2が多いのですが、家庭から排出されるCO2も決して少なくはありません。そのため、ご家庭でも省エネ・節電に助力していかなければ、地球温暖化などの問題を解決することは難しいでしょう。美しい地球を後の世代にも繋げるためには、CO2排出量を減らしていくことは重要ですので、再生可能エネルギーを利用する、エコキュートなどの製品を取り入れていくことも大切になります。