冬の電気代が高騰！エコキュートやオール電化が高くなる理由

気温が下がる冬場はどうしても光熱費が高くなる傾向にあります。これは、暖房器具のエアコンやガスヒーターに電気毛布といった家電の利用が増えるため、仕方がないとも言えます。ですが、家電の使用量が増えれば家計を圧迫してしまうのです。今回は、冬の電気代が高騰！エコキュートやオール電化が高くなる理由についてお伝えします。

冬の電気代が高騰！

物価や光熱費の値上げと聞くと、悲鳴を上げたくなるのは国民の総意と言えるでしょう。
少し前に値上げしたばかりじゃないか？と考える方も多いと思います。
そして、毎月届く、光熱費の検針票の請求額を目の当たりにして愕然としているご家庭は、少なくはありません。

なぜ、電気代が高騰しているのかにも要因があります。
まず一つ、新型コロナウイルスの影響により、経済活動が停滞し、原油価格の低迷と化石燃料からの投資家が撤退したことで、価格高騰が引きおこりました。

また、脱炭素社会を実現するための動きが進んではいますが、次期エネルギーの生産量が追いついていないことも原因となっています。そして、ロシアによるウクライナ侵攻が世界情勢を不安定にし、経済制裁を加えていることもあり、資源の輸入先でもあったロシアとの化石燃料などの取引が無くなったこともエネルギー資源の高騰につながっています。

ただでさえ、電気やガスの使用量の多い冬なので、電気代などの光熱費高騰につながっています。

エコキュートやオール電化が高くなる理由

エコキュートやオール電化は、省エネに節約といったメリットがあるから導入したというご家庭は多いでしょうが、この二つは、電力会社から電気を買うことになるため、プランを変えても支払いが発生する事に変わりありません。

払う側の立場であれば、いつまでも高い光熱費を支払わなければなりません。
ここで仮に、太陽光発電や蓄電池を設置することで、電気会社から購入していた電力を買う必要性がなくなり、自家発電によって自宅の電気量を賄うことができるのです。

買うではなく、創るエネルギーを自宅でも導入していかなければ、本格的な節約に繋がらないので、エコキュートやオール電化との相性が良い太陽光発電などを設置していくことをおすすめします。

まとめ

冬の電気代の値上げのニュースは、ご家庭の深刻な問題にもなっていることでしょう。
高騰する化石燃料が落ち着かない限り、電気料金が下がることは難しいため、省エネ・節約効果の高いエコキュートやオール電化を備えていくのも良いですが、これだけでは、力不足となります。本格的に、光熱費削減したいと言うのであれば、太陽光発電も導入して、自家発電できる様にして買うエネルギーから創るエネルギーに変えられる設備を取り入れていくことも大切なのです。