光熱費の値上げや物価高騰が家計を直撃していることもあり、家計に大打撃を与えられて、厳しいと言うご家庭は多いのではないでしょうか。今回は、オール家電やエコキュート導入も電気代の高くなる冬は絶望的？についてお伝えします。

電気代の高くなる冬場

一年を通して電力使用量が多いのは、暖房機器などの使用が増える12月から1月にかけてで、電気代も高くなるというご家庭が多くなります。

一方で、春の4月から6月や秋の10月11月は、暖房や冷房を使う機会が減るため電気料金などの光熱費は低くなります。

近年では、夏場6月から8月の冷房使用について、節約を目指すご家庭も増えていることもあり、圧倒的に冬場の方が電気使用量が増え電気代が高くなる傾向にあります。

そのため、電気代を節約しようとする意識が低くなる冬場の暖房機器の使い方であったり、お湯を使う機会が増える冬こそ節約に対しての意識を高めるべきなのかもしれません。

オール家電やエコキュート導入がデメリットに？

冬場は電気使用量が増えるため、オール家電やエコキュートは必然的に光熱費の負担が大きくなるのは事実です。しかし、ガスも同じように使用量が増えれば、光熱費は上がります。それに、基本料金の高いガスの方が、より家計を圧迫する事を理解しましょう。

また、夏場の様に電気使用量に対して節約意識を高めることで、電気使用量を減らすことも可能となるはずなのです。

例えば、お風呂で追い焚き機能などを使う回数が増えるのは冬場となります。
水温が上がりにくい冬は、お風呂を沸かしたら、極力時間帯を空けずに家族が入り切る様にして、追い焚き回数を減らすなど対策を講じる事が大切となります。

さらに電気料金を抑える手段として効果的なのが、太陽光発電を設置して、自家発電で使用電力を蓄えられるようにしておくことで、電気を買うではなく、電気を創り出す仕組みに変えてしまうのもおすすめです。また、余剰電力は買い取ってもらうなどして、家計の足しにすることで、家計を手助けしてくれることにもなるでしょう。

まとめ

冬場の寒さに耐え凌ぐためには、エアコンやヒーターなどの暖房器具を使用する機会が多くなりますし、お風呂の追い焚き機能も外気が冷たく水温が上がりにくくなっていることで、いくらオール電化やエコキュートといった節約製品を導入していても、電気使用量が増えれば電気代も上がるのは当然の事なのです。

一方で夏場は、電気使用量が制限されるなど意識的に節約に取り組む方は多いのですが、実際には冬場の方が電気を沢山使うシーンが多いので、より気を付けるべきなのです。
そして、現在の電気料金の値上げだけが問題となっている訳ではない。という事も理解して、節約に努めたり電気を生み出す創エネに取り組まなければなりません。