東芝エコキュートのヒートポンプからの水漏れ!原因や対処法について
東芝エコキュートのヒートポンプからの水漏れ!原因や対処法について
東芝エコキュートのヒートポンプから水漏れして困っていませんか?東芝エコキュートを利用中、ヒートポンプの周りが濡れていて「水漏れしているのではないか?」と不安になる方も少なくないでしょう。
そのようなお困りの方に向けて、この記事では、東芝エコキュートでヒートポンプから水漏れしている原因や対処法、修理費用や業者選定のポイントなどをご紹介しています。
東芝エコキュートのエラーコード一覧が知りたい方は、以下のページも参照ください。
■東芝エコキュートのエラーコード一覧
https://ecotec-japan.co.jp/maker/toshiba/errorcode-ecocute/
目次
【東芝エコキュート】ヒートポンプユニットの仕組み
東芝のエコキュートが、どのようなヒートポンプの仕組みでガスを使わずに温かいお湯を作っているかご存じでしょうか?ここでは簡単にその仕組みをご紹介します。
エコキュートは、ヒートポンプユニットと貯湯タンクユニットの2つで構成されています。ヒートポンプは周囲の外気を取り込んだあと、冷媒で空気から熱を取り出します。そのうえで同じくユニット内にあるコンプレッサー(圧縮機)でさらに高温・高圧にした状態で、配管内を通っている水に熱を与え、お湯を作りだしています。
お湯になった水流は貯湯タンクへ戻されますが、このときにタンク内で温かいお湯は上部に、冷たい水は下部に溜まります。お風呂や台所などでお湯を使う場合にはタンク上部のお湯が供給され、さらに下部にたまっていた冷たい水はまたヒートポンプへ流れ込み、温められてお湯になってからタンク上部に戻されるという仕組みです。
ヒートポンプユニットからの水漏れが疑われる場合
エコキュートを利用されているお宅で「水漏れかも?」と思うケースには、例えば運転していない時間帯のヒートポンプユニットから、明らかに水が漏れていて下部や周辺がびしゃびしゃになっていることや、いつも通り運転していても貯湯タンクユニットにいつまでもお湯が貯まりきらない場合などがあります。
また、かろうじて運用できているときでも、水道代が以前よりも著しく高くなってしまうケースや、エコキュートを停止していても水道メーターが回り続けている、といったさまざまなケースがあります。
もし水漏れが発生していてそのまま放置していると、ヒートポンプユニット内の電気系統が完全に故障してしまったり、配管類の劣化が進んでしまったりといったリスクもあります。
東芝のエコキュートでヒートポンプから水漏れしている原因
もし実際に水漏れが発生してしまった場合、代表的な原因としては以下のような状況が考えられます。
ドレン排水口の詰まり
エコキュートを運転していると、ヒートポンプ内でおこなわれる空気の熱交換によって、空気中の水分が冷やされ、結露が発生します。この結露が内部にいつまでも留まってしまわないように、ホース状のドレン排水口を通って外部へ排出されます。
しかしこのドレン排水口のどこかに詰まりが生じていると、うまく排水できずに水漏れが発生してしまいます。
ドレン排水口の故障
ドレン排水口の詰まりの場合にはその原因(土砂や落ち葉、汚れや、虫の侵入、気温が低いときの凍結など)を解消すれば水漏れがなくなる可能性が高いですが、ドレン排水口に故障や破損が生じてしまっていることもあります。例えばひび割れや歪みなど、経年劣化や地震の衝撃といった要因で物理的な故障が起きている可能性もありますので、その場合には専門業者による修理や部品交換が必要になります。
タンクの破損
ヒートポンプだけでなく、貯湯タンクユニット側に破損がある場合にも水漏れが発生します。貯湯タンクそのものが水を貯め込んでいる場所ですので、タンク周辺に水が漏れてしまうほか、繋がっている配管などを通じてヒートポンプ内部へ浸水してしまうこともあります。
タンクの腐食
同じく貯湯タンクユニットに、腐食が発生している場合にも水漏れが起こりやすくなります。エコキュートは常に水流が運用される構造のため、長年使い続けていて、水抜きや清掃などのメンテナンスもまったくおこなっていないような場合には、次第に腐食が進んでしまう可能性があります。
配管の接続部の故障
ヒートポンプと貯湯タンクの間を行き来する水流や、エコキュートへの給水は配管を通ります。これらの配管は接続継手(接合するためのパーツ)によって組み合わされていますが、こういった接続部のどこかが緩んでしまっていたり、歪んでしまったりといった不具合・故障が起きている場合にも水漏れが発生します。
故障が原因ではない場合も…
ヒートポンプや貯湯タンクの周囲が濡れていたとしても、それは故障による水漏れではなく、正常な状態である可能性もあります。エコキュートの性質を理解しておきましょう。
朝方だけ濡れている場合
先述のようにヒートポンプでの熱交換の結果、結露が生じます。そのため、エコキュートの運転時や、運転後しばらくの間はドレン排水口から水が流れ出ている状況となります。エコキュートは基本的に夜間が安くなる電気料金プランと合わせて運用することになるため、お湯を作るための沸き上げ運転も深夜から明け方にかけておこなわれます。
ヒートポンプや貯湯タンクの周囲が濡れていても、それが明け方だけで日中までに乾く程度であれば、一般的な範囲のことと考えておきましょう。エコキュート排水口からの排水は、多いときでバケツ1杯ぶんほどになることもあります。
東芝のエコキュートでヒートポンプから水漏れしている場合の対処法
実際にエコキュートから水漏れが起きている場合には、状況に応じて以下のように、適した連絡先へまずは相談してみましょう。
据付直後は据付店に
エコキュートを据付したばかりなのに水漏れが発生しているような場合には、据付時の施工不良の可能性も視野に入れ、ありのままの状況を据付を担当した販売店や据付工事店に連絡しましょう。
有料延長保証加入の場合は据付店に
据付から長い月日が経過したあとであっても、もし据付当初に有料の延長保証に加入していたという場合には、故障内容や条件に応じて無償で対応してもらえる可能性があります。延長保証契約をおこなった販売店へ状況を知らせましょう。
それ以外はエコキュートの修理専門業者へ
据付時から長期が経過していて、延長保証などにも特に加入していないという場合には、エコキュート修理専門業者へ相談しましょう。メーカー研修を受けているプロがすぐに対応してくれるでしょう。
東芝のエコキュートでヒートポンプからの水漏れ修理の費用感
修理専門業者がエコキュートのヒートポンプ水漏れを修理する場合、細かな故障個所や状況によっても異なりますが、一般的には20,000円~70,000円程度(エコテックなら16,500円~)となっています。まずは見積もりをもらうようにしましょう。
エコキュート修理専門業者へ依頼するメリット
次にエコキュート修理を専門としている事業者への相談は、以下のようなメリットがあります。
24時間365日対応してくれる
修理を専門としている人員が常駐していない可能性もある一般的な販売店とは異なり、修理専門業者では、迅速な対応をおこなうために24時間365日受付、ご依頼時に可能なかぎり即訪問といった対応をおこなっています。
状況に応じた対応をしてくれる
エコキュートはご利用のお宅にとって入浴、料理、洗面といった場面で毎日欠かせない機器であるため、出張診断で正確な原因究明をおこない、状況に応じて適切な対応をしてくれます。
また、万が一すぐに修理ができないような場合には、お風呂に入れるようバスヒーターの貸し出しをおこなっている会社もあります。
メーカー研修を受けているので安心
修理専門店にご相談いただければ、メーカー研修を受けた正しい知識を有するスタッフが、メーカーごと・機種ごとの特徴や傾向を踏まえながら適切な修理をおこないます。
東芝のエコキュート修理業者を選定するポイント
様々な事業者を比較検討しながら修理業者を選ぶ場合には、ぜひ以下のような点に注目してみてください。
東芝のエコキュート修理実績がある
エコキュートとひとくちにいっても、製造メーカーや機種にさまざまなものがあります。
東芝のエコキュートの故障に関して相談する際には、実際に東芝のエコキュートの修理実績を積み具体的なノウハウを得ている事業者を選定することが、不便な期間を長引かせないためのポイントです。
事前に見積もりがもらえる
修理業者にはさまざまな事業者がありますが、事前に出張調査をおこない、すぐに見積もりを出せる事業者を選んでおけば、「思った以上に修理費用がかかってしまった…」ということを避けられます。
すぐに対応してくれる
日常生活に欠かせないエコキュートですから、なにより対応の迅速性が大切です。問い合わせてから次のアクションまで時間がかかる事業者や、受付自体が平日のみであったり時間帯が限られている事業者では、お湯を使えない日数が長引いてしまいます。
対象エリアに合っている
修理業者は一般的に対応エリアというものがあり、エリア外は対応できないという場合や、エリア外の際に出張費が別途かかってしまうケースがあります。
日ごろから東芝のエコキュートを水漏れさせない方法
東芝のエコキュートを長い年月快適に使えるように、ぜひ以下のようなポイントを知っておきましょう。
定期的にメンテナンスをする
東芝のエコキュートでは、年に2~3回の貯湯タンク内の清掃と、必要に応じての給水口のお手入れが推奨されています。各部の清掃方法や点検方法については取扱説明書に記載されていますので、目を通しておき理解しておくことをおすすめします。
水漏れ点検を日々行う
ヒートポンプや貯湯タンク周囲の水濡れが、正常な結露や排水の範囲なのか、もしくは異常な水漏れなのかということを日々チェックしておくと、万が一異常があった場合もすぐに発見できるため安心です。
特に集合住宅の場合には、水漏れにより階下へ被害が広がってしまうこともあるため、注意しておくとよいでしょう。
東芝エコキュートを利用する際の注意点
ここまでご紹介した以外の点で、東芝エコキュートの取扱説明書にも記載されている、水漏れが発生しかねない注意点としては以下のような点があります。
高濃度の塩素が含まれた水を使用しない
東芝エコキュートは、水道法で定められている一般的な飲料水で使用されることを前提に設計されています。そのため、例えばお住まいの集合住宅などでもし貯水槽に、消毒などの目的で高濃度の塩素が含まれた水が貯め込まれていて、その水がエコキュート内へ供給された場合にはヒートポンプの配管や貯湯タンクの劣化を早めてしまい、水漏れが発生してしまう可能性があります。
井戸水や地下水などの飲料水の水質基準に適合しない水を使わない
温泉水や井戸水、地下水といった、高度な水処理をおこなわないかぎり飲料水としての水質基準に適合しない水源を使ってエコキュートを運用することは故障を早めてしまう原因となります。
また、水質基準内であっても石灰分など不純物が含まれている水や、酸性水質の場合にはやはり配管や貯湯タンク、その他の部品などの劣化を早めてしまうことがあります。
エコキュートの寿命について
長年の間、安定してエコキュートで快適な暮らしをできていて、ある時期を境に不具合や故障が出始めたというときに「長く使っていたから、そろそろ寿命かな」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。しかし、エコキュートはもともと長年使い続けられるように設計されている製品ですので、「〇年が寿命」といったような明確な区切りは存在しません。
一般的には10年~15年程度と言われていますが、実績があり正確な診断ができる修理業者に一度見てもらい、製品自体を入れ替えなければならないほどの大きな故障なのか、修理や部品交換で直る程度の故障なのかなどを正しく見極めることが大切です。
まとめ
ここまで、東芝エコキュートでヒートポンプから水漏れしている原因や、対処法、修理費用や水漏れさせない方法などをご紹介してきました。エコキュートは素人が修理しようと思ってもかえって状況を悪化させてしまう可能性があるため、まずは専門業者に連絡をして、今の状況を点検・確認してもらい、修理や交換などの対処をしてもらうようにしましょう。
修理業者を選定するポイントを参考に、業者選定されてみて下さい。
点検や修理に関する無料相談のお問い合わせ先について
下記の専用ダイヤルまでお問い合わせください。
エコテック 無料相談&修理専用ダイヤル
365日・24時間受付(日曜・祝日はもちろん、夜間受付も対応しています)
電話番号 | |
---|---|
インターネット | インターネットでの相談や修理依頼は こちらからお問い合わせください |
- お電話頂く際には番号をお確かめの上、お間違いのないようにお願いします。
エコテックとは
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
- ・一都三県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)全域対応
- ・全メーカー対応
- ・24時間365日受付 最短即日で訪問可
- ・工事まで期間が空く場合はヒーターを無料で貸し出し(数量限定)
会社名 | 株式会社エコテック |
---|---|
連絡先 | 0120-987-818 |
業務内容 | 当社では以下のような点検、修理、交換も年間1200件以上対応しております。オール電化(電気温水器・IHクッキングヒーター)、太陽光発電(パワーコンディショナー・施工・販売・メンテナンス・太陽光発電システム・施工・販売・メンテナンス・エコリフォーム |
住所 | <東京営業所> 〒103-0004 東京都中央区東日本橋2-28-4 日本橋CETビル2F <神奈川営業所> 〒231-0028 神奈川県横浜市中区翁町2-8-5 関内エメラルドビル3F <埼玉営業所> 〒336-0021 埼玉県さいたま市南区別所5-15-2 <千葉営業所> 〒260-0015 千葉県千葉市中央区富士見2-7-9 富士見ビル6F |
お問合わせ後の流れについて
お問い合わせいただいたら、まずはお電話で状況をヒアリングさせて頂きます。
その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、
お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。
※過度な営業はございませんのでご安心ください。
無料相談フォーム
24時間・365日ご相談無料!すぐ駆けつけます!
下記フォームにご入力のうえ、送信ボタンを押してください。(※印は必須)