ガス給湯器だと光熱費が高くてラーニングコストがバカにならなくて困っているというご家庭も少なくはないのでは？そんな時、省エネ・節約に繋がるエコキュートへ切り替えたいと考える方が増えています。今回は、エコキュートへ乗り換えたい！交換費用や設置スペースは？についてお伝えします。

エコキュートへの乗り換えは簡単？

近年、オール電化住宅の普及にともない、エコキュートを導入するご家庭も増えています。
しかし、実際にエコキュートを導入するには、交換費用や工事費用が必要にもなりますし、設置できるだけのスペースが確保できるのか？といった問題もあります。

ガス給湯器などからエコキュートへ交換するには、設置条件を満たす必要性があります。
エコキュートは、お湯を沸かす「ヒートポンプユニット」と沸かしたお湯を貯湯する「貯湯タンクユニット」で構成されており、この2つの機器を設置するスペースが必要です。それに、メンテナンスを実施するスペースや、機器の能力を十分に発揮させるだけのスペースが確保できなければ、設置しても使い勝手が悪くなる可能性があります。

また、設備自体のサイズはメーカーごとに異なりますので、外形寸法と設置場所の寸法をしっかりと確認しなければなりません。特に、貯湯タンクの搬入経路が確保できない場合は設置が出来ません。クレーンでの搬入などオプション費用が掛かることもあるので、購入を検討している方は、お見積りの際に搬入可能か確認してもらいましょう。

エコキュートを導入するための費用

エコキュートを導入するための費用は、まずエコキュート本体の価格が必要となり、貯湯タンクユニットのサイズによっても料金幅が生まれます。

そして、設置するための工事費用が必要となりますので、工事費用を含めたエコキュートの価格は45万円～60万円程度とされていますが、工事内容などによっても費用は異なりますので、お見積りを出してもらうことが大切になります。

また、導入後にもメンテナンス費用であったり、故障により部品交換が必要となるケースもあります。しかし、購入から早くて10年後には、本体部品の生産が終了しており、部品交換ができずに寿命を迎えることもあるのです。その場合には、本体の買い替えも視野に入れておく必要性があります。

まとめ

オール家電住宅が増える昨今、エコキュートの需要も伸びています。
ですが、設置するためには、十分なスペースが必要となりますし、本体費用に工事費用が掛かりますので、導入を検討されている方は、しっかりと専門家に相談し見積りを出してもらう事をおすすめします。費用面は、自治体によって補助金制度を設けていますので、利用できるかなど市区町村の自治体への確認を怠らない様にしましょう。