日本では、化石燃料を利用した経済活動や日常生活が一般的なスタイルだとされています。しかし、海外から輸入するエネルギー資源に依存していることもあり物価高騰や光熱費の値上げなどにも直結します。今回は、再生可能エネルギーを利用するエコキュート導入のメリットについてお伝えします。

家庭でも利用できる再生可能エネルギー

日本は自国を潤わせるほどの資源を持ち合わせていません。海底資源などの調査をおこなっていますが、現状では海外のエネルギー資源を輸入し活用することで、経済成長を続けることが出来ています。もちろん、日常生活も海外の資源を活用することで成り立っている面も多いと言えます。原子力発電などの自国生産するエネルギー資源もありますが、東日本大震災の後、可動を停止している原子力発電所もあり、日本自国のエネルギー資源は限られると言えます。

仮に、このエネルギー資源の供給が少なくなれば、経済活動や日常生活も困難となることでしょう。従って、エネルギー資源は、非常に大切であるということに間違いはありません。

しかし、この化石燃料などのエネルギー資源には制限があり、いずれ枯渇することが予測されています。従って、次に変わるエネルギーの利用を考えていかなければなりません。
今現状で日本で取り入れられるのが、再生可能エネルギーと呼ばれる太陽光や水力に地力やバイオマスなどの自然界にある力を活用した発電システムです。

ソーラパネルやエコキュートなど、一度は耳にしたことのある製品も、全て再生可能エネルギーを利用した安全性が高く、節約や節電にもつながるニューアイテム。自国生産の資源が少ないからこそ、家庭ごとにエネルギーを生み出し利用することが、大きなメリットにも繋がるのです。

エコキュート導入のメリット

エコキュート導入のメリットは、一言で言えば安全で安心なエネルギーを利用した生活を半自給自足で行えることです。

従来、化石燃料を利用した生活スタイルが一般的だった日本ですので、ガスコンロやガス給湯器に石油ストーブなど、石炭・石油・天然ガスを利用するのが当たり前でした。しかし、これらのエネルギーは値上げされれば生活を圧迫することにもなり、非常に重要な問題だとされています。

しかし、エコキュートを導入することで、家庭の設備はオール家電となり光熱費は一本化され、電気料金だけが発生する生活システムと変わります。電気代の値上げが起これば当然光熱費が高くなるのは同じですが、太陽光発電や蓄電池設備を整えることで、自宅の電気を全て賄える可能性があるのです。仮に足りない場合は、電力を通常通り購入するだけですので、それだけでも節約にはつながるでしょう。また、余剰分の電力は買取サービスなどに出すことで収入を得る事もできます。

設備投資が高いといった声もありますが、自治体の補助金を利用したり、余剰分の電力を買い取ってもらうことでもいずれは相殺できると考えればお得でもあります。また、災害時などに故障さえなければ、電気やお湯を利用できるといったことは非常に心強いとも言えるでしょう。

まとめ

エネルギー資源が少ない日本だからこそ、光熱費が高くなって困るご家庭が沢山あります。だからこそ、再生可能エネルギーを活用するエコキュートや太陽光発電を利用した生活スタイルに切り替えることで得られるメリットも数多くありますので、導入を検討してみてはいかがでしょうか。