経済活動や日常生活を送るには、ガスや電気などのエネルギーがなければ豊かで安心できる暮らしは送れません。しかし、今利用しているエネルギー資源にも限りがあります。今回は、経済活動に欠かせない化石燃料。再生可能エネルギーで賄える？についてお伝えします。

経済活動に欠かせない化石燃料

現在、世界各地で利用される資源の化石燃料（石油・石炭・天然ガス）には限りがあり、使い続けることで、いずれ失われてしまうとされていますが、化石燃料への依存度はどの国でも強く、無くなっては困る資源であることには違いありません。

ですが、石油はガソリンや灯油など発電を含めた燃料として活用することで発生させられる、温室効果ガスが地球温暖など地球環境へ大きな影響を与えているので、排出量を減らしていくことが重要だとパリ協定などで締結されています。従って、経済活動や日常生活に欠かせない化石燃料に変わるエネルギーを作らなければなりません。

そして、代わりとなる次世代エネルギーが太陽光・水力・地力・バイオマス・風力といった自然の力を利用する再生可能エネルギーが注目されています。また、再生可能エネルギーからは、温室効果ガスの発生がないため、地球環境にも優しいエネルギーとして期待されています。

再生可能エネルギーで賄える？

化石燃料として期待されている再生可能エネルギーにも、現状ではデメリットがあり、自然の影響によって供給量が変わってしまう事など、安定したエネルギーの供給量を満たせるか不透明であること。

また、設備投資に掛かる費用が高額であるや設備設置する場所など、国の供給量を賄うとなれば、規模が大きすぎて未だに解決の糸口が見つかっていない状況とされています。

しかし、家庭という一つの生活で考えると、再生可能エネルギーを利用した創エネ住宅には費用が必要となりますが、増やしていくことは難しい話ではないのです。

例えば、屋根に太陽光パネルを設置することやエコキュートを導入するといった、再生可能エネルギーを利用する設備投資には、国や自治体の補助金制度が設けられているので、負担を軽減して設置できる状況にあります。

そうして、ご家庭ごとに再生可能エネルギーを利用できる状況にすることが、省エネ・エコといった取り組みになるため、化石燃料の利用を減らすことにも繋がっていきます。

まとめ

化石燃料はいずれ枯渇することを考えると、再生可能エネルギーで地球のエネルギーを賄えるようにすることが大切だと考えられています。しかし、その状態にするには、まだ時間も費用も膨大にかかることでしょう。

ただし、ひとつの家庭ごとに取り組める方法はあります。オール電化やエコキュートに太陽光発電システムを導入するなど対策は講じられますので、ご興味がある方は、ぜひエコテックへご相談くださいませ。