地球にはさまざまなエネルギーがあり、そのエネルギーを活用することで、私たちの経済活動や日常生活が送れています。しかし、なかには限りのある資源もあり、その資源が失われることを考えて生活していくことも求められています。今回は、資源の枯渇は化石燃料から？再生可能エネルギーの重要性についてお伝えします。

化石燃料の寿命について

いま世界で一番利用されているエネルギーの元となる化石燃料は、限りのある資源とされています。可採年数も、石油が約50年、石炭が約110年、天然ガスが約54年、ウランが120年と言われています。

この限りある資源が失われた後には、代わりとなる資源が無ければ、現在の経済活動や日常生活が失われる可能性もあるという事です。

また、省エネやエコという言葉が広まっていますが、実際にエネルギーが枯渇した状況を想像する人は、まず少ないでしょう。ですが、いずれやって来るエネルギー資源の枯渇を目の当たりにした際には、光熱費の高騰や物価の高騰が容易く考えられるのです。
従って、国としても次世代エネルギーに乗り換える準備が必要とされています。

再生可能エネルギーの重要性

次世代エネルギーとして期待されている再生可能エネルギー。
太陽光・水力・風力・地熱・バイオマスといった様々な自然の力を利用して生み出す事の出来るエネルギー資源です。また、これらの資源は枯渇することのないエネルギーですので、日本の様な資源を生み出す力が低い国にとっては、メリットとなります。

ですが、今はまだ経済活動や日常生活すべてを賄うほどの設備が整っていないため、切り替えられるまでには時間や費用を擁することでしょう。

一方で、一般家庭であれば、再生可能エネルギーを利用する創エネ住宅を建てることは可能です。再生可能エネルギーを利用するオール電化やエコキュートに太陽光発電といった設備を導入することで、電気を購入するといった行動が無くなることやガスの使用がなくなるので、地球環境に優しく省エネ生活へと切り替えられるので、光熱費の節約にも繋がります。

また、余剰分の電気などがあれば、業者へ買い取ってもらうことで、収入が得られます。現状では、普及率がまだ低いのですが、国や自治体がサポートする補助金制度があるうちに導入した方がお得だと言えます。補助金が無くなった段階で設備投資することになれば、負担も大きくなるので、補助金があるうちに導入するのもおすすめです。

まとめ

世界全体で最も活用されている化石燃料は、いずれ枯渇してしまうエネルギーです。
日本も当然ですが、化石燃料によって経済活動や日常生活を送れています。
ですが、このエネルギー資源の次を考えなければならない状況になっていることに違いありませんので、省エネへの取り組みであったり、再生可能エネルギーを利用するエコキュートや太陽光発電などの導入をすることも重要な選択となるでしょう。