節約につながるとエコキュートを導入してみたご家庭の中には、思った以上に節約できていないケースが存在します。ガス料金が発生しないのに、なぜと思われることでしょう。今回は、追い焚きや足し湯が光熱費を上げる！エコキュート利用の注意点についてお伝えします。

追い焚きや足し湯は電気料金が上がる要因に！

省エネや節約のためにエコキュートを導入するご家庭は増えています。
しかし、思った以上に料金に反映されていないといったケースも起こり、切り替えた意味がなかったのでは？と疑問に思うご家庭も少なくはないでしょう。

エコキュートを利用してお風呂を貯めて家族が入ることになると、お湯が足らなくなるや入る時間帯が皆バラバラで、お湯が冷めてしまうといったケースは少なくはありません。
このような状況になると、必然的に追い焚きや足し湯といった機能をご利用するのではないでしょうか。

この機能は便利が故に、当たり前の様に使ってしまうのですが、使用回数が増えれば増えるほど電気料金が掛かりますし、湯切れなどにも繋がるため使い過ぎには気を付けなければなりません。

できることであれば、お風呂に入る時間帯を家族で合わせたり、お風呂を使わない時間帯までは換気扇を回さないなど、お湯が冷めにくい状況を作った方が良いでしょう。

エコキュート利用の注意点

エコキュートを使う上で、気に掛けなければならないのが、お湯を温め直したり湯切れの際にお湯を沸かすためには、電気を使わなければならないため、電気料金が高い時間帯に稼働させなければならない状況にしていることを理解しなければなりません。

エコキュートは、夜間の電気料金が安い時間帯にお湯を沸かし、貯湯タンクにお湯を貯め節約に繋げるシステムですので、この時間帯以外でお湯を沸かそうとすれば、電気料金も高くなり、節約にはならないのです。

エコキュートの仕組みを理解して、生活スタイルにマッチさせていくことも大切であることを知りましょう。また、お手入れ不足が原因になっていることも多くあります。フィルターや配管の汚れ、タンク内の不純物などによって性能が著しく低下し、余計に電力が使われている可能性も考えられますので、しっかりとお手入れやメンテナンスをいれ清潔に保つことも大切なのです。

まとめ

エコキュートを設置して、光熱費が安くなっていないと感じるご家庭では、電気使用量が増えている可能性があります。お風呂の追い焚きや足し湯といった機能も電力を消費しているため、エコキュートの仕組みや電力の使われ方について理解をしていかなければ、損する事もありますので注意しましょう。