海外出張などで長期間不在となる場合や、両親の介護のため長期間ご自宅を空け無ければならないこともあるでしょう。その間、エコキュートを設置しているご家庭では、エコキュートはどうするべきか悩む方もいる事でしょう。今回は、雑菌も増える！長期不在時はエコキュートのタンク水は抜く？についてお伝えします。

長期不在時のエコキュートの扱い方

エコキュートを設置しているご家庭で、長期間お家を空けなければならない状況となることもあるでしょう。例えば、海外出張や介護に旅行等、さまざまな理由で不在となると、ブレーカーを落としてお家を空けることを考えるでしょう。

その時に、貯湯タンクに関してまで気が回っていない方は多いのではないでしょうか。
現在のエコキュートの貯湯タンクはステンレス仕様となっているメーカーが多いので、汚れにくい状況となっていることから、水を入れたまま外出しても問題ない。といった考えを持っている方も多いでしょう。しかし、浮遊物などの汚れからタンク内の水質が汚い状況にもるので、水抜きを行ってから外出することをおすすめします。

また、寒冷地などでは外気が低いため、配管の凍結などのトラブルを引き起こす可能性もあるので、必ずタンク内の水は排出しましょう。

タンク内や配管内の清掃について

エコキュートを長期稼働しなかった場合に、エコキュート内に残っている水が腐る可能性もあります。このような場合には、お風呂のお湯がくさいなどの異臭トラブルを引き起こします。一度、タンク内の水を全て排出し空っぽにしてから、再度お湯を沸かしてみましょう。

それでも、臭いが抜けない場合には、タンク内がかなり汚れている可能性が高いです。
湯垢やぬめりなどが原因となっているため、清掃しなければなりません。

浴槽から繋がる配管の清掃であれば、市販のジャバなどを利用することで、汚れを落とし綺麗できますが、大きいタンク内の清掃となれば、洗剤やスポンジなどを使って汚れを落とそうとするのも困難ですし、誤ってタンクを破損させてしまうリスクもあります。

そのため、タンク内に問題を抱えている場合には、専門業者へ依頼してメンテナンスして貰う事をおすすめします。

まとめ

長期不在する場合には、エコキュートのブレーカーを落として電気使用量を止めることを考えている方は多いのですが、タンク内に溜められている水にまで意識を持っていける方は少ない状況です。そのため、帰宅後にお風呂に入ろうとすると、お湯がくさいや浮遊物が浮いて入れない等の問題に発展することもありますので、長期不在時は水抜きしてから出かける事をおすすめします。