ダイキンエコキュートのヒートポンプからの水漏れ原因や対処法について詳しく解説
ダイキンエコキュートのヒートポンプからの水漏れ原因や対処法について詳しく解説
ダイキン製のエコキュートを利用していてヒートポンプ(室外機)から水漏れしていませんか?その水漏れは故障が原因の可能性と、故障ではなく単にエコキュートの性質上、水漏れしているように見えるだけのケースがあります。
ここでは、ダイキン製のエコキュートを利用している方に向けて、ヒートポンプから水漏れしている場合の対処法や、原因についてご紹介していきます。ダイキンのエコキュートを利用していて水漏れが心配な方は、ぜひ参考にしてください。
また、ダイキン製のエコキュートでエラーコードが発生している場合には、以下のページもご参照ください。
■ダイキンエコキュートのエラーコード一覧
目次
ダイキンエコキュートのヒートポンプから水漏れするのは故障?
ダイキンのエコキュートを使っている方で、ヒートポンプユニットから水漏れしている場合、それが故障なのか、故障ではないのか、気になると思います。まずは故障のケースや故障ではないケースを確認していきましょう。
ヒートポンプユニットの下からの水漏れは「結露水」
ヒートポンプユニットの下が濡れていて、水漏れしている場合には、結露水の可能性があります。結露水であれば故障ではなく通常通りエコキュートが稼働している状況になります。
結露水とは?
エコキュートのヒートポンプから出る結露水とはどのようなものなのでしょうか。その名の通り、結露によってできた水になります。エコキュートの仕組み上、結露が生まれることがあり、その結露でできた水が排出され、ヒートポンプの周りに水が排出されているのを見て、水漏れしているのではないかと感じてしまうこともあるでしょう。
結露水はエコキュートが稼働する中で一般的にできる水になるため、故障ではありません。
結露水が出る仕組み
結露水はなぜ生まれるのでしょうか。例えば、缶コーヒーなどを自動販売機で購入した際に、缶の周りに水滴がついていることがあると思います。これは、缶コーヒーの中が冷やされ、その周りの空気が結露となって缶コーヒーの缶についている状況になります。
これと同様に、エコキュートは大気中の空気から熱を取り出し、その熱を利用して水をお湯に変えています。この水をお湯に変える際に、熱を奪われた空気が冷えて、結露となり、結露水を生んできます。
ヒートポンプユニットから出てくる水は、空気中の水分が空気熱交換器によって冷やされて結露したものです。
故障の場合もある
ただし、結露水ではなく故障によって実際に水漏れしているというケースもあります。
水道メーターが回り続けている
エコキュートの稼働を止めても水道メーターが回り続けている場合には、エコキュートの故障により水漏れしている可能性があります。結露水の排出はエコキュートの水を使って出るものではないため、結露水が排出されても水道メーターは回りません。
エコキュートを止めても水道メーターが回るということは、どこかで水漏れが発生しているという可能性があるため、点検・修理が必要です。
ヒートポンプユニットが止まっているのに水が出続ける
ヒートポンプユニットの稼働を止めても水が出続けている場合にも、水漏れが発生している可能性があります。ヒートポンプユニットの周りが常に濡れているような状態の時には、ヒートポンプユニットの内部から水漏れしている可能性があります。部品の劣化や摩耗により、どこかから水漏れしているという状態です。
お湯の目盛りが増えない
エコキュートを稼働させてもお湯の目盛りが一向に増えない場合にも、どこかで水漏れしている可能性があります。ヒートポンプと貯湯ユニットをつなぐ配管などから水漏れしている場合、ヒートポンプで作り上げたお湯が貯湯タンクに行き届かず、水漏れしてしまっているというケースも考えられます。
お湯が一向に貯まらない場合には、エコキュートの水漏れを疑うと良いでしょう。
ダイキンエコキュートが故障しているときの予兆
ダイキンエコキュートを利用していて、故障が疑われる場合の予兆について確認していきましょう。
冷たい水が出る
ダイキンのエコキュートを利用していて、水しか出ないような状態の場合には、エコキュートが故障していることによってお湯が出せない状態になっているかもしれません。
エコキュートがお湯を作ってお湯をキッチンやお風呂に送る際に、温度調節をしてお湯を送っています。この温度調節がうまくいっていないことや、水漏れなどによって正しく稼働できていないときには、水しか出なくなり、お湯が使えない状態になります。
お湯を沸かしても水しか出ない場合には、エコキュートの故障を疑うと良いでしょう。
お湯がぬるくなる
ダイキンのエコキュートから出てくるお湯がぬるくなる場合にも、先述した冷たい水しか出ないときと同様に、温度調節ができていない状態かもしれません。お湯がぬるくなる原因の一つとして考えられるのはサーモスタットの調整不良や温度制御機能の故障などが原因と考えられますが、部品の損傷の結果、水漏れが起きている可能性もあります。
ぬるいお湯がでるだけならまだ良いですが、過度に熱くなったお湯が出る場合もありますので、早急に専門業者に相談して解決してもらうことがおすすめです。
異音がする
エコキュートから異音がする場合にも気を付けた方が良いでしょう。ファンモータや加圧ポンプなどの部品の故障が原因となり、異音が発生していることがあります。異音が続くようであれば、専門業者に相談して、早期の解決が望ましいでしょう。
エラーコードが頻発する
ダイキンのエコキュートで頻繁にエラーコードが表示される場合には、エコキュートの内部で水漏れが発生していたり、配管などで水漏れしたりしていることで水圧などが調整できずにエラーが出ている可能性があります。
エラーコードが頻発する理由として、経年劣化によりさまざまな部品が故障し始めてきているということも考えられます。この場合は、エコキュートの寿命によってエラーが頻発していることも考えられるため、エコキュートの交換も視野に入れる必要があります。
ダイキンエコキュートのヒートポンプから水漏れしたときの対処法
ダイキンのエコキュートでヒートポンプユニットから水漏れしたときの対処法について確認していきましょう。
止水栓を閉める
まずは、応急措置として実施していただくべきこととしては、エコキュートの電源をオフにして、止水栓を閉じることです。ダイキンのエコキュートの水漏れをいったん止めて、ほかの部品などに影響を与えないようにすることが先決です。ただし、これはあくまでも応急措置になるため、根本的な解決になるわけではありませんので注意しましょう。
水道メーターが回っているか確認する
電源を落として止水栓を閉じたあとは、水道メーターが回っているかを確認してみましょう。止水栓を閉じることでエコキュートの稼働が止まり、水を使わない状態になっているはずですので、それでもメーターが動くということは、どこかで水漏れが発生しているということになります。メーターが動いている場合には水漏れを疑いましょう。
業者に相談する
最後に、専門業者への相談を行います。応急措置によって水漏れをいったんは止めることができても、根本的な解決にはなっていませんので、エコキュートの修理専門業者に連絡をして、点検・修理・交換などの対処をしてもらうことが必要です。
決して自分で修理や交換をしようとせず、プロの力を借りるようにしましょう。自分で解決しようとすると、かえって状況を悪化させてしまう可能性がありますので、素人だけで判断・解決しないようにすることがおすすめです。
これは故障?それとも寿命?
ダイキンのエコキュートを使っていて、故障なのか、寿命なのか、判断に困ることがあると思います。その判断基準としては、エコキュートを利用して10年以上経過しているかどうかという点で、まずは判断ができます。
エコキュートの寿命は一般的に10年~15年ほどと言われており、10年以上利用している場合には、エコキュートの寿命が近づいている可能性があります。特に、利用していてエラーが頻発する場合など、部品が経年劣化により摩耗し、さまざまな部分で障害が発生しているかもしれません。
ヒートポンプユニットからの水漏れもその一つかもしれないでしょう。
エコキュートを使って10年以上経過している方は、そろそろエコキュートの寿命を迎える可能性があり、長期的にみると新しいエコキュートへの交換が望ましいかもしれません。
ダイキンエコキュートのヒートポンプ修理・交換費用について
ダイキンのエコキュートでヒートポンプの修理や交換をする場合、どれくらいの費用になるのでしょうか。
ダイキンのエコキュートのヒートポンプを修理する場合には、大体数万円程度(エコテック場の場合は16,500円~)となっており、状態にもよりますが数万円程度で修理が可能となるでしょう。
一方、ヒートポンプユニットを交換する場合には、35万円~50万円ほど掛かることがあります。利用するエコキュートの種類などによっても異なるため、交換費用の見積もりをもらうと良いでしょう。
故障時の修理依頼先
ダイキンのエコキュートが故障してしまった場合、修理先はどのように決めたら良いのでしょうか、確認していきましょう。
据付業者
ダイキンのエコキュートが故障した場合で、据え付けたときに有料延長保証に加入している場合には、据付店に連絡をしましょう。保証期間内であれば無料で対応してくれることがあります。
エコキュート修理専門業者
有料延長保証に加入していない場合や、期限が切れている場合には、エコキュート修理専門業者への依頼がおすすめです。メーカーの研修を受けた専門スタッフが、さまざまなエラーに対して解決してくれるため、安心して依頼できます。
24時間365日対応しているため、早急な解決ができるでしょう。
失敗しない業者選定方法
次に、専門業者への依頼をお願いする際に、失敗しない業者の選び方についてご紹介いたします。
24時間365日対応してくれる
エコキュートの修理業者を選ぶ際にポイントになるのは、まずはすぐに対応してくれるかどうかです。すぐに駆け付けられるかは状況にもよりますが、まずは対応を早くしてくれるかどうかがポイントです。24時間365日対応してくれる業者を選定すると良いでしょう。
豊富な実績がある
次に、エコキュートの修理実績が豊富にある会社にすることがおすすめです。ダイキンのエコキュートにもさまざまな製品があり、多くのメーカーや製品に対応している実績があると、エラーコードや症状に応じて最適な処理を判断することができるため、専門業者の中でも豊富な実績がある会社を選ぶことがおすすめです。
さまざまなメーカーの対応をしている
さまざまなメーカーに対応しているのもポイントの一つです。ダイキンのエコキュートの修理を依頼する際には、ほかのメーカーの対応ができるかどうかは関係なく思えますが、多くのメーカーの対応をしているということは、それだけ豊富な経験があり、実績もあるため、どのような状況にも対応してもらえるでしょう。
ヒートポンプユニットのお手入れ方法
最後に、ヒートポンプユニットのお手入れ方法についてご紹介します。
ヒートポンプユニットの掃除をするときは、乾いた布でふいたり、周りの清掃をしたり、汚れがひどい時には中性洗剤を薄めてつかったりして掃除します。
また、本来は専門業者に相談して、定期的なメンテナンスや点検をしてもらうことによって、破損している部品を早期発見でき、水漏れなどの症状を事前に防ぐことが出来るでしょう。
まとめ
ここまで、ダイキン製のエコキュートを利用している方に向けて、ダイキンエコキュートで室外機が水漏れしてしまう原因や、対処法についてご紹介してきました。
ダイキン製のエコキュートで室外機(ヒートポンプ)の下が濡れてしまっている原因は、一概には故障とは言えません。結露によって水漏れしているように見えるだけかもしれませんが、常にしたが濡れているような状態や、明らかに水漏れしているということが確認できる場合には、早急に専門業者に相談して対処してもらうようにしましょう。
エコキュートの重要な部品が故障してしまう前に、対処が必要です。
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