エコキュートを導入したご家庭の中で、急にエラーコードが表示され給湯が出来なくなり困ったといった経験をお持ちの方は少なくはないのではないでしょうか。今回は、エコキュートのメンテナンスは自分でできる？業者へ依頼すべき？についてお伝えします。

エコキュートのメンテナンスは自分でできる？

再生可能エネルギーを利用した給湯システムのエコキュートは、近年設置するご家庭が増えている製品となります。省エネ・節約などのメリットのある給湯器なので、今後も設置するご家庭が増えるだけでなく、ZEHの普及に政府も舵を切っていることもあり、「ゼロ・エネルギー住宅」を販売するハウスメーカーも増えています。

需要が増え設置台数が増えると、次に問題となるのが、故障などメンテンナンスをどうするか？についてです。野外設置のファンなどが故障した場合、お湯が出なくなり生活しづらくなってしまいます。

そこで、日頃から清掃などを怠らない様にするのが重要です。日頃の汚れが溜まる浴槽のフィルターはこまめに清掃し、貯湯タンクと浴槽の間にはお湯が循環する管があり、この配管洗浄は月に1回は洗浄剤を使って行いましょう。半年など放置してしまうと、雑菌が増殖してしまうので、タンク内の不純物を排出することを目的とする水抜きも忘れずに年2～3回を目途に行うと良いです。これらのメンテナンス作業は、個人でも行える作業となります。

専門業者へ依頼すべき？

配管の破損であったり基盤の故障などが起こった場合には、専門家の知識や技術が必要となります。ご自身でなんとかしようとすると、より破損個所を酷い状態としてしまうかもしれないので、専門業者へ依頼することをおすすめします。

また、故障が起こってから依頼してしまうよりも、2年～5年に1度などメンテナンス依頼をした方が、故障する前に故障しそうな箇所、摩耗しているパーツ交換などが行えるため、急に故障するといった状況になりにくくなります。

そして、経年劣化によって交換時期を間違わないようなアドバイスも行ってもらえる可能性も高まるため、より安心してエコキュートを利用できるようになるため、専門業者にメンテナンス依頼するのも重要です。

まとめ

エコキュートを導入する方が増えている昨今、メンテナンスをしっかりと行わないことで故障してしまうご家庭も少なくはない状況です。性能が落ちれば、無駄な電力を擁するなど節約にならなくなってしまいます。ですので、個人でもできる簡単な清掃は行っていきましょう。そして、配管やパッキンなどのパーツに基盤などのメンテナンス依頼は専門業者を頼り、製品の性能を持続して活用できる様にしていきましょう。