エコキュートは貯湯タンクよりお風呂にお湯が満たされ入浴できる様になります。しかし、年月が経つにつれ、不純物などが浮かび汚れていては気持ちよくお風呂に入ることは出来なくなります。今回は、黒いカスなど不純物がお風呂に浮く！エコキュートの清掃についてお伝えします。

黒いカスなど不純物がお風呂に浮く！

エコキュートは、お風呂等に使用するお湯などを再生可能エネルギーと電気を利用して沸かす給湯システムです。

一般的なガス給湯器は、ガスの使用料金が高いことや二酸化炭素の排出が多いこともあり、光熱費が高く付くだけでなく、地球環境にも影響を及ぼす給湯器のため、切り替えを行うご家庭が増えています。

ですが、エコキュートに切り替えて、お風呂を沸かすと黒いカスなどの不純物がお風呂に浮かんできたなどの声を聞くことも多いのです。これは、エコキュートの清掃を行っていないで放置してしまっているケースが多いトラブルとなります。

エコキュートの清掃の重要性

エコキュートは、精密機器であるため清掃も必要となります。ヒートポンプユニットに関しては、分解してフィンにこびりついた綿埃を除去するなど、専門的な知識も必要となるため個人で簡単に行える自信がない方は手を付けずに、専門業者に依頼することをおすすめします。

ご自身でも行えて、必ず行って欲しい清掃があります。
それが、貯湯タンクの清掃です。長期間にわたって使用していると、タンクの底には汚れや不純物が溜まっていて、黒いカスなどがお風呂に浮かび気になる事にもなります。また、タンクや配管に付いた汚れは、嫌なニオイを発生させるため、お風呂だけでなく食器を洗う時なども不衛生となりますのでタンクの水抜きは定期的に行うことをおすすめします。

また、長期間水抜きを行っていないと、貯湯タンクに溜まった汚れがヒートポンプへと混入し、ヒートポンプの故障の原因にもなりますので、清掃も半年に1回は必ず行いましょう。

水抜きのやり方は、メーカーごとに手順や操作方法が変わりますので、メーカーサイトの手順を確認するや、専門業者にメンテナンスを依頼して、綺麗なタンクを保つようにしなければなりません。

まとめ

長期間エコキュートを使っていれば、湯赤やカルキによって貯湯タンクが汚れることにもなります。その汚れや不純物を取り除く水抜きは、ご自身でも出来る作業でもありますので、半年に1回は最低でも行いましょう。清掃を行うことで、タンク内部が綺麗になるだけでなくエコキュート本体の寿命も伸びますので、しっかりと対処していくことをおすすめします。