プロの教えるエコキュートのメンテナンスや清掃方法
プロの教えるエコキュートのメンテナンスや清掃方法
365日温かいお湯をつくっているエコキュート。
数年も使い続けている機械であれば定期的なメンテナンスを行わなければ故障の心配もあります。
この記事では、はじめての方でもできる手軽なエコキュートのメンテナンス方法を紹介します。
どうしても難しければプロに頼むのも良いかと思いますが、まずは自分でできるメンテナンス方法について確かめてみましょう。
目次
エコキュートにメンテナンスが必要な理由
エコキュートのメンテナンスが必要な理由は、「不純物の沈殿」「お風呂の皮脂汚れ」「不具合の早期発見」などです。
不純物の沈澱
清潔な水の出る水道水ですが、わずかばかりの不純物が混じることもあります。
カルキやミネラルなど人体への影響を心配する量ではありませんが、一日で数百ℓのお湯をつくり上げるエコキュートでは、毎日少しずつ不純物が堆積していきます。
お湯を溜めるタンクや配管などに汚れが沈澱することもあるので、定期的なメンテナンスは欠かせません。
お風呂の皮脂汚れ
追い焚きやお風呂の保温機能を使って、浴槽のお湯をエコキュートに循環して温めなおしている場合、浴槽の皮脂汚れが配管やフィルターに堆積する可能性があります。
週に1度は浴槽フィルターを取り外して掃除したり、半年に1度は洗浄剤を使ってお風呂の配管まで掃除したりしておくのが良いでしょう。
あまりにも汚れが堆積すると追い焚きやお風呂の保温で白いカスのような皮脂汚れがお湯を汚すこともあります。
自動洗浄機能などの便利な機能もエコキュートにはありますが、ある程度は人の手も使って清掃しなければなりません。
不具合の早期発見
お湯の汚れ以外にもパッキンの劣化やセンサーの不具合など、経年劣化によって摩耗する消耗品もあります。
定期的なメンテナンスによって、劣化部品の早期発見につながり、早めの補修でエコキュートを長く使い続けることにつながります。
エコキュートの点検には、劣化具合の確認や漏電量の調査など素人では難しい対応も含まれますので、費用こそかかりますが、自動車の整備を毎年行うように可能な限り1年に一度はプロの業者による最適な点検を受けることをオススメします。
エコキュートのメンテナンス方法
はじめての方でもできる簡単なメンテナンス方法について解説します。取扱説明書を読んだ上で自分でもできるメンテナンスに挑戦しましょう。
清掃
貯湯ユニットや浴槽配管、浴槽フィルターの清掃方法について説明します。エコキュートのカバーの取り外しが必要になる事もあるのでプラスドライバーまたはマイナスドライバーを用意しておきましょう。
貯湯ユニットの清掃(水抜き)
貯湯ユニットの清掃は、タンク内のお湯をすべて排出することで行います。お湯を排出する水抜きの手順について確かめましょう。
1.浴槽を空にして浴槽と配管の水を排出する
2.ブレーカーとエコキュートの漏電遮断機を「切」にする
3.給水元栓を閉める
4.逃し弁レバーを手前に起こしてタンクに空気が入るようにする
5.排水栓を開いてタンクの水を空にする
6.排水完了後、排水栓を閉じる
7.給水元栓を開けてタンクに水を入れる
8.逃し弁レバーを下げる
9.漏電遮断機を「入」にして、ブレーカーを「入」にする
10.水道から水(お湯)が出ることを確認する
以上、エコキュートの貯湯ユニットの清掃(水抜き)は完了です。
半年に1度程度の貯湯ユニットの清掃をすることで気持ちの良いお湯をエコキュートで楽しむことができます。
浴槽フィルターの清掃
浴槽フィルターはお風呂に溜めたお湯をエコキュートに送る際に、浴槽の大きな汚れをろ過する効果があります。
エコキュートの中でも特に汚れが溜まりやすい場所なのでこまめに清掃しましょう。
1.浴槽フィルターを外す
2.フィルターを水洗いして汚れを落とす
3.汚れが激しい場合は、使い古したハブラシなどで汚れを落とす
4.浴槽フィルターを元に戻す
以上、浴槽フィルターの清掃は完了です。
必要であれば、取扱説明書を参照の上で洗剤を使って汚れを落としてもよいかもしれません。
清潔な水道水に比べて浴槽フィルターの汚れは溜まりやすいので、週に1度を目安に掃除しておくと浴槽内の白カス汚れを防ぐ効果が高まります。
浴槽配管の清掃
浴槽配管にはフィルターでろ過し切れなかった浴槽の皮脂汚れが溜まりやすくなります。
フロ釜洗いなどの洗剤を使うことで汚れを落としましょう。
洗浄前に取り扱い説明書を必ず確認して、成分表示がメーカー推奨の成分であることは確かめておいてください。
1.循環口が浸かるように浴槽の水を溜める(残り湯でも可能)
2.浴槽の水に洗剤を溶かす
3.洗浄ボタンを押して1時間程度待つ(洗浄)
4.浴槽の水は一度捨てる
5.循環口が浸かるように再び浴槽の水を溜める
6.洗浄ボタンを押して30分程度待つ(すすぎ)
7.浴槽の水を抜いて完了
フィルターで取りきれなかった汚れは配管に溜まりやすいので、特に入浴する人数が多いご家庭や入浴剤を頻繁に使用する方は1〜2ヶ月程度に1度は浴槽配管の清掃を行うことでお風呂の白カス汚れを防止しましょう。
毎日の気持ちのよいお風呂には欠かせない清掃です。
点検
清掃以外にも定期的なメンテナンスで早期に異常を発見して早めの修理につなげましょう。
漏電遮断機の動作確認
配線の劣化や水濡れなどで漏電が発生した場合に、すぐさま電気を遮断して被害を最小限にとどめるのが漏電遮断機です。
テストを行い漏電遮断機が正常に動作することを確かめて安全にエコキュートを使いましょう。
1.貯湯タンク本体の前面にあるカバーを外して漏電遮断機のテストボタンを押す
2.電源が自動で「切」に変わったことを確認
3.電源を「入」に戻し、カバーを戻す
以上、漏電遮断機のテストは完了です。
漏電遮断機が自動で「切」に切り替わらないなどの異常があれば、安全装置が働かなくなるので、エコキュートの使用を中止して修理業者へ連絡してください。
逃し弁の動作確認
炊き上げ時にタンク内に膨張した水を排出して、高圧でタンクが破壊されるのを防ぐ効果があります。
不具合があるとタンクのひび割れなどにつながるので逃し弁が動作していることを確認しましょう。
1.貯湯タンク本体の前面にあるカバーを外して逃し弁のレバーを上げる
2.排水口よりお湯が出ていることを確認
3.逃し弁のレバーを下げて、カバーを戻す
以上、逃し弁の動作確認は完了です。排水口よりお湯が出なければタンク内部の圧力が開放されない可能性がありますので、エコキュートの使用を中止して修理業者へ連絡してください。
水漏れの確認
エコキュートの水漏れはタンクや周辺の水漏れで確認することができます。
水漏れの場合、タンクの水漏れや配管などの水漏れ箇所によって対処は異なります。
なかには、結露のような自然現象で問題のないものもあるでしょう。
水漏れについてはこちらの記事でも確認できます。
プロにメンテナンスを任せるならエコテックへ
清掃など自分でもできる日常的なメンテナンスもありますが、作業に不安のある方はエコテックまでご相談ください。
修理経験の豊富なプロが、エコキュートを長く安全に使い続けるためにメンテナンスや修理を行います。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県でエコキュートのトラブルがありましたら、24時間365日受付可能なエコテックまでご相談ください。
点検や修理に関する無料相談のお問い合わせ先について
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エコテックとは
エコテックはエコキュートのプロフェッショナルとして、累計1万件以上の相談・修理・交換実績がありますので安心してお任せください。
- ・一都三県(東京都、埼玉県、神奈川県、千葉県)全域対応
- ・全メーカー対応
- ・24時間365日受付 最短即日で訪問可
- ・工事まで期間が空く場合はヒーターを無料で貸し出し(数量限定)
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業務内容 | 当社では以下のような点検、修理、交換も年間1200件以上対応しております。オール電化(電気温水器・IHクッキングヒーター)、太陽光発電(パワーコンディショナー・施工・販売・メンテナンス・太陽光発電システム・施工・販売・メンテナンス・エコリフォーム |
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お問合わせ後の流れについて
お問い合わせいただいたら、まずはお電話で状況をヒアリングさせて頂きます。
その後、日程調整の上、エコキュートのプロである担当者が訪問させていただき、
お客様の機器の状況を診断させて頂きます。
修理が出来る場合は、部品の有無を確認し工事日程を調整。
修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。
※過度な営業はございませんのでご安心ください。
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