パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」は末期症状?原因や対処法について

パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」は末期症状?原因や対処法について

公開日:2023年12月26日 更新日:2023年12月26日 執筆:エコテック担当者
カテゴリ:トラブル
パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」は末期症状?原因や対処法について

パナソニックのエコキュートを利用しているとき、給湯器からエラーコード「H54」が表示されてしまった場合、エコキュートの修理だけではなく交換も検討する必要があるかもしれません。

パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」は三方弁異常を検知するエラーコードです。ここでは、パナソニックのエコキュートで表示される「H54」はどのようなエラーコードなのか、原因や対処法についてご紹介していきます。

また、パナソニックのエラーコード一覧は、以下をご参照ください。

パナソニックエラーコード一覧

パナソニックエコキュート「H54」のエラーコードについて

54の数字

まずは、パナソニックエコキュートで表示されるエラーコード「H54」について確認していきましょう。

エラーコードの内容

H54のエラーコードは、ダイキンとパナソニックのエコキュートで共通のエラーコードとなり、エラーの内容としては「三方弁(切替弁)の異常」「三方弁の位置の未検出」となります。

このエラーコードが表示されると、お湯が沸かせなくなります。お湯が沸かせなくなるとお風呂やシャワーを利用することができなくなりますが、貯湯タンク内にお湯が貯まっている場合は、すぐに使えなくなるわけではありません。

ただし、翌日にはお湯を使い切ってしまうと思いますので、早急な対処が必要になります。

エラーコードの原因

エラーコードが表示される原因としては、水とお湯を流す「三方弁」という弁が壊れてしまって、異常が検知されている状態となりエラーが表示されます。もしくは、エコキュートの基盤の故障が原因でエラーコードが表示されているケースもあります。

いずれにしても、エコキュートの内部の異常となるため、放置していてもそのまま直るということは考えにくく、自分での処理も難しいため、プロの業者に依頼して修理してもらう必要があります。

三方弁とは?

悩む

エラーコード「H54」を語る上で外せないのが「三方弁」の存在です。三方弁とは切替弁とも呼ばれる弁で、その名の通り三方に分かれている弁です。それぞれ水やお湯を送る役割を持っており、三方弁がうまく機能しないとエコキュートはうまく作動しません。

三方弁の役割

三方弁の役割は、お湯や水を切り分けて送る役割があります。エコキュートの仕組みとして、水を汲み取って、お湯を沸かすようになっていますが、まずタンクの中に溜まっている水を三方弁で汲み取り、ヒートポンプに送ります。その後、ヒートポンプユニット内でお湯を沸かすと、そのお湯をタンクの上部へ三方弁を利用して流していきます。

このように三方弁を利用して水とお湯が混ざらないようにできており、これらの役割を三方弁が担っています。

なぜ三方弁は故障するのか

三方弁が故障してしまう原因の多くは、経年劣化による摩耗や損傷がほとんどです。エコキュートの寿命は10年~15年ほどと言われていますが、その頃に三方弁の異常が検知された場合、経年劣化による故障を疑うべきでしょう。この場合、三方弁の修理をしただけでは、別の部分も経年劣化によって異常をきたす場合があるため、エコキュート自体の交換を検討することが必要です。

パナソニックエコキュートのエラーコードH54への対処法

トラブルの文字

次に、パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」が表示されたときの対処法について確認していきましょう。

まずはエコキュート本体をリセットしてみる

エコキュートのエラーコード「H54」が表示されたときは、エコキュート本体をリセットしてみましょう。漏電遮断器をオフにし、1,2分経過後に再度漏電遮断器をオンにします。

その後エラーコードが表示されず、お湯も沸かせるようであれば、一時的なエラーの場合があります。

ただし、この可能性はかなり低いため、エラーコードが表示されなくなってもお湯が沸かせないといった現象が起こるでしょう。

異常が直らなければ修理が必要

本体をリセットしても直らなければ、エコキュートの修理業者に連絡して、現状の確認と修理の依頼が必要になります。エラーコード「H54」は末期症状とも呼ばれており、H54が表示された際にはエコキュートの寿命が来ていると考えても良いでしょう。

特に、10年~15年ほど使い続けているエコキュートの場合、エコキュートを長期間利用した際の経年劣化による症状の可能性が高いため、エコキュートの本体の交換も視野に入れる必要があります。まずはプロの業者に相談してみましょう。

エラーコード「H54」は自分で直せる?

工具

結論からお伝えすると、エラーコード「H54」が表示された場合、自分での修理や処理は不可能と思った方が良いでしょう。エラーコード「H54」は三方弁や基盤の故障となるため、エコキュートの重要な部分の異常となります。そのため、素人が自分で修理するというのは難しいでしょう。

エラーコード「H54」が表示されたら、まずはプロの業者に相談することがおすすめです。

H54が出たときの修理費用目安について

費用

次に、エラーコード「H54」が表示されたときに掛かる修理費用を確認していきましょう。

三方弁の修理・交換

エラーコード「H54」は三方弁の異常がほとんどです。三方弁を修理・交換する場合に掛かる費用の相場は20,000円~30,000円程度となります(エコテックの場合は16,500円~)。三方弁の交換や修理自体にはそこまで費用が多く掛かるわけではないため、まずは相談してみると良いでしょう。

部品自体は10,000円ほどとなるため、自分で購入して修理したいという方もいるかもしれませんが、おすすめできません。プロの業者に対応してもらいましょう。

基盤の修理・交換

エコキュート本体の基盤やリモコンに問題があり、基盤を修理交換する場合は40,000円~50,000円程度の費用が掛かることがありますが、状態によって異なるため、まずは見積もりをもらうことがおすすめです。

エラーコード「H54」の原因のほとんどは三方弁となるため、基盤だけを交換するというケースは少ないでしょう。保証期間の場合には、無料で対応してもらえることもありますので、保証期間中に発生した場合には費用が掛からないケースがあります。

エコキュート本体の交換

パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」は、エラーコードの中でも特にエコキュートの重要な部分のエラーコードとなり、多くの場合、長期的にエコキュートを利用しているため起こるエラーとなります。

そのため、H54が表示された場合には、一時的な三方弁の修理・交換だけではなく、それ以外の修理や交換が必要になる時期ともなるため、エコキュート自体の交換も検討する必要があります。

エコキュートの寿命は10年~15年ほどと言われていますが、利用状況によって寿命は異なります。この頃に三方弁の異常が検知された場合、すぐに他の部分の異常も検知される可能性があるため、エコキュート自体の交換を検討しましょう。

エコキュート自体を交換する場合、大体40万円以上は掛かると考えておいた方が良いでしょう。

エコキュートを交換するメリット

メリット

三方弁の異常が検知され、エコキュートの寿命で交換が必要になったとき、多くの出費となりマイナスなイメージがあるかもしれませんが、エコキュートを最新のものに交換することによって、新しい機能が追加されていたり、節電効果が高まったりと、マイナスな部分だけではありません。

何よりも、エコキュートの故障や不具合を心配することなく生活できるため、安心してバスタイムを過ごせるようになるでしょう。

まとめ

ここまで、パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」について、その原因や対処方法、費用などをご紹介してきました。パナソニックエコキュートのエラーコード「H54」が検知された場合、エコキュートの末期症状の可能性があります。

エラーコードH54が表示された際には、自分で修理しようとせず、まずはメーカーや設置工事をしてくれた施工会社、エコキュートのプロの修理業者に問い合わせして相談してみま

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