エコキュート修理サービス対応歴15年
エコキュートの修理・点検・施工など長年の現場経験の知識を活かし、
エコキュートのスペシャリストとして当ブログの記事監修を担当。
エコキュート修理サービスのスペシャリストとして
エコキュートの各メーカーの最新情報を常に共有、修理や施工の研修も受講済み
記事公開日:2025年9月30日 / 最終更新日:2025年11月14日
エコキュートは、快適な暮らしに欠かせない給湯設備です。
しかし、突然の故障でお湯が出なくなってしまうと、日常生活に大きな支障をきたします。
この記事では、エコキュートの故障時に現れる症状や、自分でできるチェック方法、修理・交換の判断基準までわかりやすく解説します。
さらに、修理費用や応急処置、日頃のメンテナンス方法についてまでわかりやすくご紹介しています。いざという時に困らないために、ぜひ最後までご覧ください。
目次
エコキュートは快適な暮らしを支える給湯設備ですが、長年の使用や環境条件によって不具合が起きることがあります。
代表的な症状と原因・対処法を以下にまとめました。
| 症状 | 主な原因 | 自分でできる対処 | 業者対応が必要な場合 |
|---|---|---|---|
| お湯が出ない・ぬるい | タンク残量不足・ヒートポンプの不具合・配管凍結 | タンクの残湯確認・ブレーカー確認 | 部品交換・配管修理 |
| エラーコードが表示される | 基板やセンサー異常 | 取扱説明書でコード確認・再起動 | メーカーサポート・基板交換 |
| お湯の温度が不安定 | 混合水栓の故障・センサー異常 | 水栓の清掃・設定温度確認 | センサー交換・点検 |
| 本体や配管からの水漏れ | パッキン劣化・配管破損 | 目視確認・止水栓閉める | 配管修理・パッキン交換 |
| 異音・振動が大きい | ヒートポンプファン異常・設置不良 | 周囲の障害物除去 | ファン交換・再設置調整 |
これらは、エコキュートの故障時によく見られる典型的な症状です。
どの症状も放置すると生活に支障をきたすため、早めの対応が大切です。
お湯が全く出なかったり、急にぬるいお湯しか出なかったりする場合があります。
原因はヒートポンプユニットの加熱不良や給湯配管の詰まり、凍結などが主な要因です。
特に冬季は、配管や給水ホースなどが凍結することで給水・給湯が妨げられ、湯量不足が生じることがあります。
異音の発生は注意すべき兆候で、ファンのベアリング摩耗やバランス異常、コンプレッサー内部の問題、配管内の空気混入などが原因です。
運転中に音量が増す場合は、部品の劣化が疑われます。
エラーコード表示は内部の制御基板やセンサーが異常を検知したサインです。
「H〇〇」「E〇〇」などのコードは温度センサー不良やヒートポンプ加熱異常、通信エラーなどさまざまです。
取扱説明書やメーカー公式サイトで内容を確認し、適切な対応を行いましょう。
また、当社のコラムでは、エラーコードのリセット方法や、エコキュートのリモコンで表示される主なエラーコードについて詳しくご紹介しています。
参考記事:エコキュートのエラーコード一覧と対処法について徹底解説
各メーカーのエラーコード一覧もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
漏水や水質異常が見られる場合は、タンクの腐食や配管破損、パッキン劣化が進行している可能性があります。
特にタンク下部の水滴や常時濡れている状態は早期点検が必要です。
運転不能や頻繁な停止は、基板故障や電源系統の不具合、ヒートポンプの圧力異常などが原因です。
一時的な電圧変動で解決する場合もありますが、繰り返す場合は深刻な劣化が進行していると判断されます。
エコキュートの不具合は部品の劣化だけでなく、設置環境や使用状況も複雑に関わります。
ここでは代表的な原因と、点検・防止のための実践ポイントを解説します。
貯湯タンクや給湯配管は高温高圧の水を長期間保持するため、漏水や凍結、内部腐食などが発生しやすい箇所です。
凍結による破損や、長年の使用によるパッキン・継ぎ目の劣化が水漏れの原因となります。
年に数回はタンク外周や配管接続部を目視で確認し、水滴・変色・錆の発生がないか点検してください
特に寒冷地では凍結防止ヒーターの作動や断熱材の傷みも要チェックです。
冬季は保温材や凍結防止ヒーターを適切に設置し、長期不在時には凍結防止運転を設定するなど事前対策を徹底しましょう。
異常があれば早めに専門業者へ相談し、必要に応じて部品交換や補修を行いましょう。
お湯を作る心臓部であるヒートポンプユニットは、コンプレッサーやファンなどの主要な可動部品で構成されており、これらの摩耗が故障につながることがあります。
コンプレッサーの摩耗やファンモーターの故障が起きると、「ゴー」「ガタガタ」といった異音や温度上昇不足が起こりやすくなります。
周囲に落ち葉やゴミが溜まると放熱効率が下がり、故障を誘発します。
屋外に設置しているエコキュートは、周囲をこまめに掃除して風通しを良く保ちましょう。
地震や振動の多い地域では、基礎やボルトの緩みも確認することが重要です。
いつもと違う音や振動を感じた際は、放置せずに専門業者に点検を依頼することが大切です。
運転を制御する基板や電源系統の不具合は、突然の停止やエラーコード表示として現れます。
落雷や電圧変動、湿気による基板腐食が原因となることが多く、リモコンが無反応になるケースも見られます。
エコキュートの電源プラグやブレーカーの状態、周辺の湿度(水濡れなど)を確認し、少しでも異常を感じた場合は、速やかに電源を切って専門業者に相談してください。
感電や火災の危険があるため、ご自身で分解・修理することは絶対に避けてください。
設置環境や水質もエコキュートの寿命を左右します。
塩害地域や強風地帯では金属部が腐食しやすく、直射日光や豪雨が続く地域では外装や配線の劣化が早まります。
また、硬度の高い水や井戸水を使用するとタンク内にスケールが蓄積し、熱交換効率を下げる要因となります。
井戸水や硬水を利用する場合は、メーカー保証の対象外となる可能性があります。
屋外設置のヒートポンプユニットは、風通しと防水性の確保が欠かせません。
設置前に水質検査やメーカーへの確認を行うことが重要です。
設置時には風通しと雨よけを考慮した位置を選び、年1回の水質検査やタンク洗浄を取り入れると安心です。
月1回を目安に給水フィルターを取り外して水洗いし、目詰まりを解消してください。
併せて、配管洗浄用のクリーニング剤を用いた内部洗浄を年1回程度実施すると、スケール蓄積を防げます。
これらの原因別チェックと日常的な防止策を実践することで、突然の故障を減らし機器の寿命を延ばすことが可能です。
異常を早期に察知して適切に対処することが、長期的なコスト削減にもつながります。

エコキュートの設計標準使用期間は、多くのメーカーで約10年とされています。
実際の使用では10~15年程度使われる例もありますが、これは環境や使用条件による個体差が大きい点に留意が必要です。
メーカーの補修用性能部品の保有期間(目安10年)は修理可能期間を示すものであり、機器の寿命そのものを保証する年限ではありません。
交換を判断する目安として、まず修理頻度の増加が挙げられます。
基板やセンサー、ポンプなど複数部位で故障が連続すると修理費用が膨らみ、結果的に本体交換より高額になる場合があります。
また、部品供給が終了した機種は修理自体が困難です。
さらに性能低下も重要なサインです。
お湯の温度が安定しない、湯量が減る、運転音が大きいといった症状が目立つ場合は機器全体の劣化が進んでいる可能性があります。
修理と交換の選択では、残りの使用年数・修理費用・家族構成の変化を総合的に検討することが大切です。
寿命を迎えたエコキュートは省エネ性能も低下しているため、最新機種への交換は長期的な光熱費削減につながります。
関連記事:電気温水器の寿命の目安はどれくらい?長持ちさせるコツも解説!
エコキュートの修理や交換にかかる費用は、故障箇所や製品容量、施工条件によって大きく異なります。
ここでは主な修理費用の目安と交換費用、さらに保証や保険の確認ポイントを整理します。
以下は一般的な目安です。実際の金額は機種、設置条件、業者等により大きく異なります。
エコキュートの修理費用は部位によって大きく異なります。下記は目安です。
| 修理箇所 | 費用目安(税抜) |
|---|---|
| 配管・パッキン交換 | 5,000~20,000円 |
| センサー・基板交換 | 15,000~50,000円 |
| ヒートポンプユニット交換 | 50,000~150,000円 |
| 本体まるごと交換(370Lクラス) | 400,000~600,000円 |
上記は平日昼間の標準工事を想定した目安です。
夜間や休日対応、離島・寒冷地では出張費が加算される場合があります。
また、部品価格に加えて出張料や作業工賃(設置工事費や撤去費)が必要となるため、複数箇所を同時に修理すると本体交換と同等の費用になることもあります。
さらに、寒冷地仕様や高機能モデル(ハイグレード給湯、床暖房対応など)は追加費用が発生します。
交換の際には既存の基礎や配管の状態、搬入経路などによって工事費が増減するため、複数の業者から見積もりを取ることが重要です。
参照ページ:ダイキン「製品別の修理目安金額」
参照ページ:三菱電機「修理料金の目安<三菱エコキュート>」
参照ページ:パナソニック「長期安心修理サービス」
修理や交換を行う前に、メーカー保証や延長保証が有効かどうか必ず確認しましょう。
多くのメーカーは購入から1~2年間の無償保証を設けていますが、延長保証制度が提供されている機種や販売店であれば、保証期間を5年またはそれ以上に延ばすことが可能な場合があります。
ただし、すべての機種でこの制度が利用できるわけではありません。
また、火災保険や家財保険に付帯する「電気的・機械的破損特約」が適用できるケースもあるため、保険会社への事前相談も有効です。
保証や保険を利用する際は、型番・購入年月・症状の記録を整理し、故障原因が自然劣化か外的要因かを明確にしておくと手続きがスムーズになります。
関連記事:エコキュートの修理費用はどれくらい?修理・交換の見極めポイントを徹底解説!

エコキュートが突然故障した場合は、まず安全確保と被害拡大防止を最優先に対応します。
以下のステップに沿って行動すると、安心して対処できます。
最初に行うべきは使用中止の判断です。
異常な振動・大きな異音・焦げた匂い・水漏れなどが見られる場合は、感電や漏水事故を防ぐため速やかに給湯運転を停止してください。
ブレーカーを切り、機器周辺の水気を避けることが重要です。
次に応急的な給湯方法を確認します。
貯湯タンクに残っているお湯は、そのまま生活用水として利用可能な場合があります。
取扱説明書に従い、非常用取水栓を使えば洗面や食器洗いなどの最低限の用途に活用できます。
ただし高温のお湯や水圧には注意し、やけど防止のため必ず耐熱容器を使用しましょう。
非常用取水栓からの残湯は基本的に飲用には使用できません(取扱説明書を必ず確認してください)。
洗面・トイレ等の生活用水としてのみの利用を推奨します。
簡単なエラーであれば、ご自身で復旧できる場合もあります。
まずは、リモコンに表示されているエラーコードをメモしておきましょう。
その後、一度ブレーカーを落としてから再度上げる『電源リセット』を試してみてください。
ただし、それでもエラーが何度も表示される場合は、本体に何らかの不具合が発生している可能性があります。
無理な再運転は避けて、専門業者に連絡しましょう。
最後にメーカーや販売店、施工業者への連絡を行います。
いざ連絡する際には、事前に以下の情報を整理しておくとスムーズです。
これらの情報が揃っていると、故障の原因を特定しやすくなり、修理の対応がより迅速に進みます。
メーカーのサポート窓口は24時間対応しているところも多いので、深夜や休日でも早めに相談するのがおすすめです。
株式会社エコテックでは、給湯器の修理・交換を承っています。お電話でのご相談やお見積りは無料です。
給湯器の故障は、突然起こることがほとんどです。そんな時でも安心してご相談いただけるよう、24時間365日受付体制を整えています。また、最短即日での対応も可能です。
全メーカー対応していますので、どのメーカーの給湯器でもお気軽にお問い合わせください。
エコキュートは定期的な手入れと点検を行うことで、故障や性能低下を防ぎ寿命を延ばすことが可能です。
自宅でのチェックや清掃だけでなく、年に一度を目安に専門業者による定期点検を組み合わせることをおすすめします。
特にタンク内部や電気系統など、自分で確認できない部分の点検は安全性の面からも重要です。
日常メンテナンスと定期点検を組み合わせることで、故障の予防効果を高めることができます。
関連記事:エコキュートの点検方法は?寿命を長くするコツや交換のサインについて
エコキュート故障は「お湯が出ない」「異音」「エラーコード」など多面的な症状となって現れます。
原因はタンク・配管・ヒートポンプ・基板劣化などさまざまで、耐用年数は10〜15年が一般的な使用環境下での平均的な目安です。
修理や交換の費用相場を把握し、保証や保険を適切に利用することで出費を抑えながら安心を確保できます。
応急処置を適切に行い、必ずメーカーや専門業者に相談することが、安全で確実な解決につながるでしょう。
株式会社エコテックでは、見積り・相談を無料で承っており、全国の多数エリアに対応しています。
全メーカー対応・24時間365日受付・最短即日対応で修理・交換を行っていますので、安心してお任せください。
突然の故障でお困りの際は、安心の実績を持つプロへ早めにご相談ください。
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修理が出来ない場合は、交換も含め提案させて頂きます。(※過度な営業はございませんのでご安心ください。)
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